「国が変わるのを待つのではなく、自らの手で世界から国境をなくしたい」”元ペルー人”の私がone visaを起業した理由
経済格差の中で育った体験が「選択肢があることは恵まれている」という気づきに繋がった私は日本人の父とペルー人の母の間にハーフとして生まれて、幼少期をペルーで過ごしました。ペルーは日本ほど発展した国ではなく、当時の私の身近な職業といえばタクシーの運転手や市場のお兄さんなど。あのままペルーにずっといたとしたら、将来の選択肢としてそうした限られた職業しか想像できなかったと思います。先進国以外の人たちは、まず情報にアクセスする術が限られている。言い換えれば、生まれてきた環境によって人生の限界がある程度決まってしまう。しかし、例えば私が運良く日本に来ることができて今の自分があるように、情報にアクセス...