こんにちは、リライアス採用担当です。今回は、採用マーケティングの柱となる広告運用を担当している大髙朋紀にリライアスの魅力について聞きました。

プロフィール：

早稲田大学卒業後、ベイカレント・コンサルティングに新卒入社。IT環境のセキュリティ強化に貢献したのち、社内システム更改や工数管理など幅広く顧客を支援。2023年10月より広告運用コンサルタントとしてリライアスに参画。マーケティング戦略立案・分析・レポーティングまで、マーケティング・広告運用業務全般を担当。

コンサル時代に、自分が相手に提供できる価値は何かを考える姿勢を学んだ

―まずは大髙さんのご経歴について簡単に教えてください。

埼玉県出身で、両親が共働きの環境で育ちました。部活などは特にやっていなくて、家に帰ってパソコンをいじっているのが好きなタイプでした。

大学は一浪したんですが、その時にどれだけ勉強をしたとしても結果を出せなければ意味がない、ということに気付いたんですよね。現役の時は夜中まで勉強してかなり時間を費やしていたのですが、自分がどれだけ頑張ったと思っていたとしても合格しないと意味がない。合格するためのプロセスをきちんと設計して、自分にとって価値のある時間の使い方や勉強方法を選択するのが大事なんだということを痛感しました。

大学在学中は、将来起業したいと思っていたこともあり、自分で事業を作りお金を産む経験をしようと、大学生や受験生向けのWebサイトを運営しました。コンセプト設計、Webサイト構築、記事執筆やSNSアカウント運用とひとりで全てを担ってました。得られた広告収入は僅かでしたが、私にとっては起業に向けた第一歩で良い経験になったと思います。総合系コンサルティングファームに就職したこともあり、サイト運営との両立は困難となったためクローズしました。

―就職活動ではコンサル業界に絞っていたのですか？

汎用的なビジネススキルを身に付けたいと思っていたので、コンサル業界に絞って受けていました。いろいろな会社を受けましたが、その中でワンプール制を導入していて、担当の業界・分野が絞られることなく幅広い業界経験を得られるベイカレントに入社を決めました。

ベイカレントでは3年半ほど勤務し、プロジェクトを2つ経験しました。1つ目のプロジェクトでは主に書類整理や英語の議事録まとめなどがメインで、2つ目のプロジェクトではクライアントのIT関連部署に配属され、社内のシステム改善やセキュリティ強化などに携わりました。

この会社ではクライアントに貢献するスタンスを教えてもらったと思っています。1つ目のプロジェクトの上司が厳しい方で、「自分がいる価値を考えろ」ということを常に言われていて。例えば英語の会議で議事録を取っている時に聞き取れない単語が出てくることもあるのですが、「わからなかったで終わらせるのは議事録担当を任されている意味がない。出来ないことを乗り越えて結果を出さなければいけない。」と言われたことがありました。それからは、会議にレコーダーを持ち込んだり、いつでもメモが取れる準備をしたり、自分なりに考えて最大限業務が上手く回せるように努めていました。

起業を目指し、さらに自身を成長させるためにリライアスへ転職

―ハードワークでありながらも成長できる環境だった前職から転職しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか？

自分の業務が売り上げに直結していることを感じられなかった、というのが大きな理由です。入社したばかりで若手だったというのもあるかと思うのですが、先輩のサポートとして資料作成などの仕事がメインで、自分でお金を稼ぎ出している実感が得られないでいました。

起業をするために必要なスキルを身に付けたいと思って入社したものの、なかなか思っていたようなキャリアプランが見込めず、もっとチャレンジが出来る環境に移りたいと考え始めました。自分の仕事が会社の売上に直結していることを実感でき、大きな裁量を持ちながら働きたいと思い、その中でも元々興味があったWeb業界に転職しようと転職活動を始めました。

―なぜWeb業界に絞っていたのですか？

大学時代に自分のWebサイトを運営していたので興味があったことと、ニーズの高さですね。転職時に広告運用の募集が数多くあるのを見て、この業界で専門性を身に付ければ独立できそうだと判断しました。

広告運用の職種の中でも特に上流から下流まで一気通貫できる環境で探していたので、企業規模はどちらかというと大企業ではなく中小の企業で探していました。広告運用のスキルを身に付けるには、全体の流れをきちんと理解できる場所でチャレンジしたいと思っていたからです。

―最終的にリライアスに決めた理由を教えてください。

少数精鋭のスタートアップであること、また様々なバックグラウンドを持った経験が豊富な方と働ける環境が魅力でした。将来起業したいと思っている身からすると、少人数であることはむしろメリットで、経営者と近い距離で一緒に仕事が出来ることが決め手でした。

社長からも、未経験の業務内容だけれど業務を通じてキャッチアップしてくれれば良いし、やりたいことにチャレンジして欲しいと言われています。前職では仕事のやり方が決められていたのとは対照的に、リライアスでは自分で考えながら仕事を作り出していき、メンバーが増えたら業務内容を自分で伝えていくことが出来ることに面白さを感じています。

広告運用は自分の仕事がクライアントへ価値を提供していることを実感できるのが楽しい

―現在の業務内容を教えてください。

15社ほどを担当しており、クライアントの採用計画に沿って、Web広告の運用からデータ分析・レポーティング・改善提案までの一連の流れや、採用戦略の検討などを行っています。Web広告は結果がはっきりと数字で表れるので、様々な指標で進捗管理が出来るのがわかりやすいと思っています。コストと成果を総合的に見て良かったのか悪かったのか、悪かったのであればどの過程を改善すれば良いのか、といったところをデータという目に見える形でクライアントにお見せすることが出来るのが良いですよね。

今でも覚えているのですが、運用を任されたアカウントの管理画面で応募データを初めて見たときに感動したんです。当たり前なのですが、自分が出した広告に対していつ誰が応募してくれたのかデータに残っているんですよね。広告をきっかけに求職者が一歩踏み出して応募することで、企業側の採用につながる仕事なんだとしみじみと感じました。前職では自分の仕事でなにかを動かしたという実感がなかったので、なおさら嬉しかったです、

―自分の仕事の成果がデータで可視化されることにやりがいを感じているんですね。

上流から下流まで担当させてもらっているので、良くも悪くもフィードバックが全て自分に返ってくる環境です。何が良くて何が悪かったのかが数字で明確にわかりますし、どう改善すれば良いのかというのも数字を根拠に振り返りが出来るので全てが勉強になっています。

広告運用業務の一部は社長も行っており、社長と一緒に仕事が出来るので本当に勉強になり刺激にもなっています。社長からは、「最終的にはオレが全部責任を持つから」と、色々なことを私に任せてもらっています。

―大髙さんから見た社長の江本さんの印象を教えてください。

利益だけを重視するのではなくて、クライアントにきちんと効果をお返しすることを大事にしている方です。クライアントファーストをすごく大切にしていて、お金をもらって自社が儲かればいいっていう考えじゃないのがいいなと思っています。

―今後の目標を教えてください。

2つあって、ひとつは幅広い媒体を一通り触れるようになりたいと思っています。Googleをはじめとした各種広告媒体の運用経験を積んでいきたいです。もうひとつは、データの分析力や、クライアントに対する提案力といった上流部分のスキルをさらに身に付けたいと思っています。

―最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。

リライアスは少数精鋭の環境で自分の戦闘力を磨くことができる刺激的な会社です。広告運用だけでなくどのポジションもやりがいがあるので、現状に何か不満があったり自分を変えたいと思っている方にはすごく向いていると思います。