人は広告を見て、インターネットで検索する時代になりました。
WEBを使って、欲しいものを検索、注文、翌日には手元に届くことはもはや当たり前とも言えるのではないでしょうか。
今までの広告と販売の関係性は、紙やインターネットなどで広告を出して、店舗へ誘導し、店舗で販売するというものでしたが、インターネット通販は、WEB上で広告、集客し、販売まで完了するという形を実現しました。
ユーザーはリアル店舗に足を運ぶ必要がなくなったのです。
販売者としても、店舗を構えなくてよくなることで、さまざまな経費を削減することが可能になります。
実店舗の視点からみると、これまでは実際にサービスを提供したり、販売したりと売り上げを作る場所でしたが、これからはその役割の一部はWEBサービスが担うことになるのです。
これからの実店舗が担うことのできる役割は何か
広告のタイミングと方法に関する課題は、実店舗営業だけでなく、私たちのようなWEBサービスを作っている立場はもちろん、それ以外の業種でも同様に取り組むことが、求められる時期になってきているのかもしれません。
"入場料"を払っても、百貨店に行きたいか
出典:PRESIDENT Online
上記の記事に登場する最所あさみさんは、これからの小売りはどうなっていくのか、といった課題に向き合っているようです。noteの記事なども、視点がとても面白く、読んでいるうちに「自分の事業はどうしようか」と考えたくなってきます。
上記の記事では、実店舗は「メディア化」することを提案している。
そこで販売することを目的にするのではなく、その場に来ること自体に意味を持たせるということです。
世界観を体験すること自体に価値を持たせる
博物館や美術館のように、展示物を見るために入場料を払うように、実際の店舗もその世界観に触れるために入場料を払いたくなるような仕組みを考えることが大切だと教えてくれています。
目的設定を変換する必要があるということです。
これを行うためには、まず自分自身の事業の洗い出しが必要になると思います。
・自分が取り組んでいる事業の内容を整理する
・それぞれの目的(ゴール)を明確にする
・変換ポイントを探る
こんな感じで整理を進めることから、新しいステージへの道筋を見つけていくことになるのではないでしょうか。
今まで、当たり前で常識だと思っていたやり方をもう一度整理して、新たな切り口で見せられる魅力を創っていくことは、事業を面白く成長させるきっかけにもなります。
広い視野と挑戦する勇気を忘れずに、創り上げたい世界観を形にする方法を探っていきたいと思います。