Rebaseでは「Get Together / 和をひろげる」をミッションに掲げ、たくさんのことのはじまりに満ち溢れた世界を目指しています。本企画では、Rebaseで働くメンバーが日々どんな業務をしているのか、社内や部署の雰囲気など「Rebaseのリアル」をお届けします。
今回はRebaseに2025年3月、エンジニアリングディレクターとして入社したHide(向田英雄)さんに、キャリアを通じて形成してきた価値観や、Rebaseという組織に対する思いについて伺いました。
エンジニアと企画の「溝」を埋めることから始まったキャリアチェンジ
―まずは、これまでのキャリアについて簡単に教えてください。
大学時代に電子工学を学び、20代はエンジニアとして経験を積みました。その後、事業会社に移ってヤフー株式会社、株式会社ミクシィ、株式会社kubell など複数企業でWeb系のエンジニアリング・事業開発・プロダクト開発を担当してきました。最終的には新規事業部門でプロダクト開発やエンジニアの組織づくりに携わり、直近の8年ほどは新規事業を中心に機会を多くいただきました。
エンジニア出身でありながら事業責任者やプロダクト開発を経験してきていたという少し珍しいキャリアを評価していただき、Rebaseでもエンジニアリングマネジメントやプロダクト開発・事業推進の部分を期待されて入社しました。
Rebaseではプロダクト開発のためのエンジニアリング環境整備や部門をスケールさせることで、会社や事業成長に貢献することが役目だと捉え、エンジニアリングにかかわること全てにおいて責務を持っていると考えています。
―エンジニアから、マネジメントや事業推進へとキャリアの幅が広がったきっかけは何だったのでしょうか?
きっかけは、事業会社でエンジニアをしていた時の経験です。当時、社員のプロダクト愛がとても強い会社に所属していたので、企画担当者が考えた仕様に対して、エンジニア側も「もっとこうすれば良くなるのに」というアイデアが次々と出てきて、意見がぶつかることが頻繁にあったんです。
その溝が深まっていくのを見て、私はエンジニアの立場から両者の間に入って溝を埋める役割を担うようになりました。それが、自然とマネジメント的な立場への第一歩になりましたね。
その延長線上で「自分が事業を作る側に回れば、エンジニアの気持ちがわかる人間として企画側と話ができる。そうすれば、エンジニアが安心して開発に集中できる環境を作れるんじゃないか」と考えるようになりました。
―そこから新規事業という領域に進まれたのはなぜですか?
もともと「何を作るか」「なぜ自分たちがやるのか」といった事業の根幹、0→1を考えるのが好きだったんです。そして、キャリアを積む中で、まだ整っていない環境でこそ、自分の価値が生きると感じるようになりました。役割を見つけ、仕組みを作り、事業を前に進めていくプロセスに面白みを感じて、気づけば自然と新規事業にばかり携わるようになっていました。
会社の未来を見据え、組織と人の成長をデザインする
―現在Rebaseでは、エンジニアリングディレクターとしてどのような役割を担っていますか?
共同創業者のUgさんからエンジニアリングディレクターの役割を引き継ぎ、エンジニア部門の組織全体を運営していくのがメインのミッションです。この半年間は、目の前の業務を引き継ぎながら、現場や組織が抱える課題を発見し、「どうすれば改善できるか」をマネージャー陣と共に改善を進めてきました。
また、未来の組織づくりのための準備も重要な仕事です。先日も、エンジニアリング部門のメンバー全員でレンタルスペースに集まって、半日かけて組織のこれまでを振り返り、未来についてディスカッションする機会を設けました。
―「課題の発見と改善」という点を、もう少し具体的に教えていただけますか?
例えば、事業計画を先読みして「数ヶ月後にはインスタベースの機能開発を強化するために、このチームからエンジニアを異動させた方がいいのではないか」と仮説を立てます。その上で、対象となるメンバー本人とコミュニケーションを取り、異動の時期など水面下で調整を進めていきます。
これは、事業のことだけでなく、人のキャリアも同時に考えるということです。メンバーのこれまでの経験やエンジニアとしての年数を踏まえ、「半年後には、若手を率いるような役割を期待したい」といったことを日々考えています。会社の未来に関する情報が多ければ多いほど、いろんな準備ができますし、メンバーにとっても唐突な異動ではなく、自然なキャリアステップとして受け入れられると思っています。
会社選びの軸は「自分が必要とされているか」。Rebaseに感じた縁と可能性
―キャリアを通じて転職を多く経験されていますが、その理由を教えてください。
新卒の頃は、人生で転職するのは2回くらいかな、なんて思っていたんですけどね。しかしIT・Web業界はとにかく変化が激しいです。会社も自分自身も変化していく中で、その時々でやりたいこと・やるべきことを追求していった結果、転職回数が増えていきました。
新しいチャレンジをしたいという気持ちもありますし、「この部分を助けてほしい」と声をかけていただくこともあります。実は2社で出戻りも経験していて、それぞれにおいて役割・役職は変わっていたので、成長しながら出戻りし価値を発揮し続けてこれたのではないかと思います。
―これまでのキャリアで、転職する際の会社選びの軸は何でしたか?
若い頃は違いましたが、今は「自分自身が、個人として必要とされているか」を軸にしています。私以外の誰かでも務まる役割ではなく、私自身の経験や能力が求められているのであれば、そこで力を発揮したい。前職も、CTOとの会話の中で「このカオスな環境なら自分の価値が発揮できそうだ」と感じたことが決め手になりました。
―Web系の企業が多いように感じますが、何か理由はありますか?
最初はSIerの会社にいましたが、事業会社に入ってからは、良いことも大変なこともすべて自分ごととして感じられることにやりがいを覚えました。その中でもWeb業界は、技術的なトレンドの移り変わりが速く、常に新しいことに挑戦できるのが面白かったですね。そこで培った経験を活かせる、再現性のある環境としてWeb系の会社を選ぶことが多かったと思います。
―Rebaseへの入社も、その軸が決め手になったのでしょうか?
はい、まさに合致しました。これは後日聞いたのですが、採用側にいたUgさんには「自分より10歳くらい年上で、インターネット業界の様々な変化を経験してきた人に来てほしい」という明確な採用イメージがあったとのことです。私で言えば、Ugさんはテクニカルな分野が得意で、私はマネジメントが得意。それぞれの強みが合わさることで、より大きな相乗効果を生み出せるのではないかと感じ、お互いにマッチすることができたと思っています。
―他に、Rebaseに魅力を感じた点はありますか?
会社の規模が30人未満のタイミングで上場した、という事実にすごく興味を持ちました。その人数でどうやって実現したんだろう?と。実際に話を聞いてみると、少ないリソースで事業を成長させるために、皆さん非常に賢く、そして団結したことがわかり、強く共感しました。
みなさん人柄も魅力的で、私自身は年齢的に上の世代になりますが、「ここなら飛び込んでも受け入れてもらえる」と感じることができました。
あとは、不思議な縁も大きかったです。Ugさんが私のmixi時代の後輩の同級生だったり、人事部門のGunjiさんのお兄さんが元同僚だったり。業界は狭いなと改めて感じますね。
―事業内容については、どの程度重視されていましたか?
もちろん軸にはありますが、「この事業でなければ」とは考えていませんでした。それよりも、「どういう社会課題に向き合い、どう解決しようとしているのか」。会社としてのビジョンと、そこに社長が強い思いを持っているか、を重視していました。
Rebaseの「instabase(インスタベース)」やTOIROの事業は、そのビジョンを達成するためのあくまで手段でもあると捉えていたので、事業そのものよりも、それを推進する人たちをリードする、という自分の立ち位置を意識していました。
大切にするのは「密度3倍」と「青い炎」。穏やかに、でも熱く
―仕事をする上で大切にしている価値観を教えてください。
「密度3倍」です。これは社会人1年目にエンジニアとして出向した自動車会社の技術研究所で、F1の開発チームを経験してきた担当者から常に言われていた言葉です。「同じ8時間働くにしても、ただ働くのと、『人の3倍濃く働く』と意識するのとでは、中身が全く違ってくる」と。この信条はずっと持ち続けています。
―コミュニケーションの面で大切にしていることはありますか?
常に穏やかでいることです。マネジメントをする上で、メンバーから早く情報が欲しいですし、仕事のことからプライベートなことまで、何でも気軽に相談されたいと思っています。あの人は機嫌が悪いから相談するのは最後にしようと思われてしまうと、重要な情報が一番最後に来てしまい、手遅れになる可能性がある。そうならないように、テクニカルな意味合いも含めて、いつでも話しかけやすいスタンスでいることを意識しています。
―Rebaseのバリューの中で、特に共感するものはありますか?
Rebaseでは、Missionである「Get together / 和をひろげる」を達成するための行動指針として以下4つのValueを設定しています。
We Are Mission Driven. 私たちはMissionドリブンです。
We Are Passionate. 私たちは情熱的です。
We Exceed Expectations. 私たちは期待を超えます。
We Scale. 私たちはスケールします。
「We Are Passionate.」です。
私は見た目からパッションを分かりやすく見せるタイプではありません。どちらかというと穏やかに、安定しているように見えると思います。でも、心の中では常に一番温度の高い「青い炎」を燃やし続けている。そういう自分のスタンスと重なる部分があり、とても好きなバリューです。
―その熱い情熱の源泉はどこにあるのでしょうか?
昔からそうだったわけではないですが、「自分が頑張れることは頑張りたい」「期待に高く応えたい」という気質があるのかもしれません。最近では、それを性分と言うようにしています。小さい頃のどこかにキッカケがある気もします。ただ、この気質は他人に押し付けることはしないようにしています。あくまで自分がそうありたいから、やっているという感覚です。なので、ほっといても情熱を持って取り組むタイプだと思います。
36歳の時には、通信制の大学に入り4年間かけて経営学を学びました。子供が生まれたばかりで金銭的にも時間的にも大変でしたが、独学に限界を感じ体系的に学びたいという思いが強かったタイミングで挑戦することを決意しました。オンライン大学ながら、同じように頑張る仲間たちと励まし合って、卒業することができたのは大きな経験です。
―メンバーにはどのようなことを求めますか?
エンジニアとしては、日々技術が移り変わる大変な世の中ですが、自分なりの専門性や強みを見つけ磨き続けてほしいです。 どの分野でも構いませんが、継続的な学習と成長を大切にしてもらいたいと思います。
そして社員としては、周りの人と楽しく働いてほしいですね。特にRebase は出社が基本なので、この人と一緒に働くと楽しいなと思えるような関係性を築くことを意識してもらえたら嬉しいです。
Rebaseはまだまだ、これから。想像を超える未来を組織と共創する
―Hideさんから見た、Rebaseの好きなところはどんな部分ですか?
「まだまだこれからの会社だ」と心から思えるところです。Rebaseには、今のポジションや役割をこの会社で初めて経験している、というメンバーが多くいます。それはつまり、私のような経験者から見ると、「もっとこうできる」「組織としてさらに成長できる」というポテンシャルが至る所にあるということです。すでに事業を成長させ、上場も成し遂げているのに、まだこんなに伸びしろがある。やれることがたくさんあるというのは、とてもワクワクしますね。
―Rebaseでやりがいを感じるのはどんな時ですか?
やはり、チームや組織といった大きなものを前に進められた時ですね。例えば、組織変更を断行した際に、矢面に立ってくれたメンバーがそれを受け入れ、新しい役割で活躍してくれている姿を見た時。また、大きなプロジェクトをやり遂げてくれた時も、それを成功させるために「どう人を動かせばいいか」を考え、後押しすることが自分の役割だと思っているので、大きなやりがいを感じます。
―仕事の進め方で意識していることはありますか?
前任者や今のチームが築き上げてきた歴史ややり方を、まずは最大限に尊重することです。急に来た人が、過去の背景を無視していきなり理想論を振りかざしてやり方を変えてしまうと、組織は壊れてしまいます。特に小さな組織ではその影響度も大きいと考えます。よって、まずは一度受け入れて、信頼関係を築きながらどうすればもっと良くなるか、という視点で改善していくことを強く意識しています。
―今後Rebaseで挑戦したいことを教えてください。
会社の成長をドライブさせる事業やプロダクトを生み出すための、最高のエンジニアリング組織を作ることです。未来のRebaseがどうあるべきかを常に考え、その時々の状況に最適化し、組織をアップデートし続けたい。なので、私一人が描く理想だけでなく、メンバー全員で常に想像を超えていくような、より良い組織を目指していきたいと思っています。
ー最後に、Rebaseに興味を持っていただいている人にメッセージをお願いします。
Rebaseに興味を持っていただいた方はもちろん、まだ知らない方にも、私たちのサービスを通じて新しい出会いや人生の変化を感じてもらいたいです。そして、このような取り組みに共感できる方は、一緒に未来を創造していきましょう!お待ちしています!