内装施工管理や設備管理のプロフェッショナルとして第一線で活躍する一方で、日本酒の蔵人(くらびと)という異色の経歴も併せ持つ、建設マネジメント部のT.Sさん。
「自分たちで考えてつくり、お客さんに喜んでもらいたい」という軸で転職活動を行う中、リアルゲイトで働く社員の人柄と、業界の常識にとらわれないスタンスに惹かれ入社を決意しました。
デザイン性の高い空間づくりを堅実に支える建設マネジメント部において、ベテランならではの豊富な知見と技術で新たな挑戦を続けるT.Sさんの、入社の背景と仕事への想いに迫ります。
プロフィール
●T.Sさん(建設マネジメント部)
●2025年9月入社
●一級建築施工管理技士
目次
「つくる」原体験。内装材メーカーと酒造りの共通点。
「直す」だけでなく、「考えて、つくり、育てる」仕事へ。
決め手は、お互いをリスペクトし合う関係性。
「言われた通りにつくる」のではない。建マネの介在価値。
部署の垣根がない、助け合うカルチャー。
これから入社される方へ。
「つくる」原体験。内装材メーカーと酒造りの共通点。
── まずは、これまでのご経験について教えていただけますか?
私のキャリアのスタートは、地元の岩手県にある内装材メーカーでした。そこは企画から製造、施工まで一貫して行う会社で、そこで初めてものづくりの面白さに触れたのが原点です。
働いていく中で、ふと「地元・岩手の文化であるお酒造りの世界を見てみたい」という興味が湧いて、南部杜氏(なんぶとうじ)の酒蔵に入り、蔵人として酒造りに従事していた時期もありました。
── 内装材の会社から酒造りへ、というのは驚きの転身ですね。
そうですよね(笑) でも、実際にやってみて感じたのは、「一つのものをつくり、お客さんに喜んでもらう」という根源的な喜びでした。
酒造りは、冬の間、蔵に泊まりこみ3時間おきに起きて麹をかき回して、お酒をつくり上げます。つくるものは違っても、良いものを生み出して、誰かに喜んでもらう。これこそが、私の仕事の「軸」なんだと気づかされた経験でした。
その後は内装材メーカーに戻り、さらに設備管理や改修工事を行う会社での経験を経て、リアルゲイトに入社しました。
「直す」だけでなく、「考えて、つくり、育てる」仕事へ。
── 前職では設備管理をされていたそうですが、そこから転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
前職の設備管理や改修工事の仕事も、建物を守り、利用者の困りごとを解決する、非常に大切で感謝される仕事です。
ただ、どうしても仕事の性質上、「お客さんから依頼のあったものにアクションする」「壊れたものを直す」という対応が中心になります。そうなると、その建物やモノに対する流れはあまり関係なかったんですよね。
仕事自体にやりがいは感じていましたが、経験を重ねるうちに、「最初から最後まで一つのことに携われる仕事は無いかな」という思いが強くなっていきました。
ぼんやりとですが、「新卒の内装材メーカーのような一気通貫の仕事がしたいな」と考えていたんです。
── そこでリアルゲイトの存在が浮かんだのですね。
はい。実は以前から、仕事を通じてリアルゲイトのことは知っていました。古い建物をただ直すのではなく、面白いコンセプトを入れてクリエイティブな場所に変えている。「ここなら、自分が求めている『考えて、つくる』仕事ができるんじゃないか」と、気になっていた存在でした。
決め手は、お互いをリスペクトし合う関係性。
── 実際に入社を決意された決め手は何だったのでしょうか?
仕事内容への魅力はもちろんですが、最終的な決め手はやはり「人」と、そこにある「対等な関係性」でした。
建設や不動産業界は、どうしても「発注者(元請け)」と「受注者(下請け)」という縦の力関係ができやすい構造にあります。現場でも、業者に対して厳しい態度を取る会社は少なくありません。
でも、リアルゲイトは違いました。 前職時代、リアルゲイトが運営管理するある物件でご一緒したのが、現在の上司であるMさんです。
他の物件でも建マネや企画営業部のメンバーも、私たちのような業者に対してすごく丁寧で、フラットに接してくれたんです。
そこには「元請けと下請け」という上下の壁はなく、「良いものをつくるためのパートナー」としてリスペクトし合う姿勢がありました。
「ここでは、立場に関係なく意見を出し合い、みんなで一つのものをつくっているんだ」
リアルゲイトが大切にしている考え方を肌で感じて、「この人たちと一緒に仕事がしたい」と強く思いました。
「言われた通りにつくる」のではない。建マネの介在価値。
── 実際に入社してみて、これまでの「施工管理」とリアルゲイトの「建設マネジメント(以下、建マネ)」の違いはどう感じていますか?
決定的に違うのは、「プロジェクトの川上から川下まで、すべてに関わる」という点です。
一般的な施工管理は、決まった図面通りに品質良くつくることがミッションです。しかしリアルゲイトの建マネは、物件の仕入れ検討の段階から関わります。
「この古いビルをどうリノベーションすれば収益化できるか?」
「法的な課題をクリアするにはどのくらいのコストがかかるか?」
そういった企画・予算組みの段階から入り込み、プロジェクトの成否を握る重要なパートを担います。ただつくるだけでなく、事業としての視点が求められるのが、難しくもあり面白いところです。
── 社内での他部署との関わりも多いのでしょうか?
そうですね。企画営業、設計、そして私たち建マネが、一つのチームとして動きます。
例えば、企画営業が「こういうコンセプトにしたい」、設計が「こういうデザインにしたい」と言ってきた時、建マネとして「法的にはこうしないといけません」「予算内でやるならこの方法があります」と、実現に向けた道筋を作ります。
私のこれまでの施工管理や設備の知識が、やりたいことを形にするための知恵として活きていると感じます。
部署の垣根がない、助け合うカルチャー。
── リアルゲイトの社風やカルチャーについて、入社して感じたことはありますか?
風通しの良さは想像以上でした。
ミーティングでも、年次や役職に関係なく意見が飛び交いますし、私がまだ分からないことを聞いても、誰一人として嫌な顔をせず教えてくれます。
前職までの現場では、それぞれの職域がはっきり分かれていて、他部署のことに口を出すのはタブーな雰囲気もありました。でもリアルゲイトでは、みんなが「プロジェクトを良くしたい」という共通の目的に向かっているから、部署の垣根を超えて助け合うのが当たり前なんです。
「自分の仕事はここまで」と線を引かず、全員で作り上げていく感覚は、まさに私が求めていたものでした。
これから入社される方へ。
── 最後に、T.Sさんのように経験を活かして新しい挑戦をしたいと考えている方へメッセージをお願いします。
一番伝えたいのは、「常にアンテナを張っておくこと」の大切さです。
「自分が本当にやりたいこと」は、年齢に関係なく、ふとした時に出てくるものだと思っています。私自身、施工管理から一度離れて酒造りに行ったり、また戻ってきたりと紆余曲折ありましたが、その時々でアンテナを張っていたからこそ、リアルゲイトという会社に出会うことができました。
今の環境に満足していないなら、まずは外の世界に目を向けてみる。そして、もしそこでリアルゲイトのものづくりや人に魅力を感じてもらえたなら、リアルゲイトにも合うのではないかなと思います。
リアルゲイトは、マニュアル通りではない、自分たちで最適解を考えていく面白さがあります。これまでの現場経験や知識が、思わぬところで役に立つ瞬間があると感じています。私たちと一緒に、新しい「場」をつくっていきましょう。