当初は、フィンランド政府からAIのオープン教育コースを設立したいと相談を受けたとき、需要がないと思い断ったそうです。しかし、食品関係者や普段AIと全く関係のない分野で働く方々から、AIに関するオープンコースがあればぜひ履修したいとの声があり、Elements of AIコースを設立しました。
リアクター(Reaktor)はここ数年に渡ってAI学習コースを提供してたヘルシンキ大学とタッグを組み、エレメンツ·オブ·アーティフィシャル(Elements of Artificial)」という名前の同コースを去年の5月にオンライン化しました。こちらのコースは無料で、全文英語で世界に向けて一般公開を開始しました。
初めはフィンランドの人口の約1%にあたる5万4000人の受講を目指していたこのコースは、開講まもなく世界80か国以上から9万人もの受講者が登録し、目標を達成してしまった。ヘルシンキ大学のAI(人工知能)の無料オンラインコースの初卒業式には、フィンランドのニーニスト大統領が出席しました。
AIを耳にすると、仕事を失うや危機感を感じる人が多いです。それはわずかの情報を元に判断したマイナスイメージであり、決してAIの実態を理解しているわけではない。AIは私達にとって欠かせないテクノロジーであり誰でも活用できる技術と理解し、AIリテラシーを身につける必要があります。
少しでも「話を聞いてみたい」と思った方はリアクター ジャパンの新オフィスにぜひ遊びに来てください!