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【EC-CUBEカフェレポート】最近のSEO対策事情

12/2(月)18:30〜19:30に、年内最後のEC-CUBEカフェを開催いたしました!
今回は、SEOスペシャリストのアドビ株式会社の加納様をゲストでお招きし、SEOの基礎知識から最近のSEO対策までディスカッション形式で勉強会を行いました✨

EC-CUBEカフェについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください😊

《EC-CUBEカフェ開催のお知らせ》最近のSEO事情についてとことん語ります! | 株式会社Refine
今年最後のEC-CUBEカフェ千葉ユーザー会を開催しますので、さっそくお知らせします! ...
https://www.wantedly.com/companies/re-fine/post_articles/465605

🔹SEO対策事情

プラグインで追加して対応できることも増えていますが、デフォルトでは網羅できていないのが現在の状況になります。EC-CUBEでSEO対策をするには、追加が必須のようですね。

1.最近のSEO事情について

まずは加納様より、SEO関連の専門用語のご説明。加納様よりご提示いただいた12個のキーワードのうち、いくつわかったかチャットで参加者の皆さまにお答えいただきました。皆さんもいくつわかるか、考えてみてください!(ちなみに筆者はお恥ずかしながら0個でした🙈)

  • E-A-T
  • YMYL
  • アルゴリズムアップデート
  • ブラックハット
  • ホワイトハット
  • キーワードリスト
  • Ahrefs
  • Google Search Console
  • インデックス
  • 検索クエリ
  • サイテーションと被リンク
  • コンテンツクラスター
  • Moz
  • SEMRush

上記の中でも、特に注目されているのがYMYL領域です!

2.YMYL領域とは

Googleは、ここ数年このYMYL領域の取り締まりが厳しくなっています。では、一体YMYL領域とは何でしょうか?Googleで調べてみると…

Googleが公表した検索品質評価のガイドラインで、YMYLとはYourMoneyYourLifeの略で直訳では「あなたのお金と人生」で、将来の幸福、健康、金融など、人々のお金や人生に影響を与える領域を指します。

つまり、低品質とみなされるコンテンツはランキングを下げてしまう要因になるということです。「〇〇を食べればガンが治る!」などの広告を見たことはありませんか?健康に関わるもので誤った情報が上位表示されてしまうというのは恐ろしいですよね。特に医療、金融、サプリ、ウォーターサーバーなどの分野で厳しくなっているようです。
ECサイトは主にYMYL領域に当てはまると言われるので、薬機法や法律に合わせて表示を変えていく必要があります。

薬機法、EC事業者は知らないと危ない? | EC-CUBE Sales Up Blog
健康食品や化粧品、サプリメントを取り扱うEC事業者は、薬機法を知らないと「この広告、実は違法表現だった」なんてことにもなりかねません。今回は、EC事業者が知らないと危ない薬機法についてお話ししていきます。 ...
https://www.re-fine.jp/sales-up/2021/10/25/pmdact/#i

3.Googleの検索結果ガイドライン

Googleでは、検索結果の質を評価する担当の人がおり、検索品質評価ガイドラインを見ながら目視で確認して判断しています。では、目視で評価しているということは、逆に上位表示のものは信用できるものなのでしょうか?
結論、Google的には「信用できる」と言いたいところですが、基本的には信頼できるものを常に努力して表示しているというのが正確な答えになります。自分のサイトをなんとか上位表示させようとする悪どい業者がいるのも事実で、イタチごっこが続いています。

4.健康に影響が出る記事の表示に変化が

ただ、昔よりは良くなるようにアルゴリズム変化が起きており、今の時代だとコロナなど健康に影響のあるものについてはより力を入れていて、正しいと思われる情報しか出さないように徹底されています。実際に「コロナ」と検索すると個人の記事は全然表示されず、NHKや政府・自治体の記事ばかりが表示されます。

5.最新版の評価ガイドライン

評価を重視するGoogleでは、2022年12月に検索品質評価ガイドラインの最新版を発表しました。これにより、ページ単位ではなく誰がこの情報を出しているかサイト単位での評価に切り替わりました。
SEOではおなじみの概念である、サイトを評価する軸「E-A-T」にもう1つ「E」を加えた「E-E-A-T」という概念が新しい評価ガイドラインで用いられています。

  • Expertise(専門性)
  • Experience(経験)→追加
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

「E」を1つ追加されたことでよりユーザー体験を重視することになり、信頼性が乏しいページは「E-E-A-T」が低いとみなされます。

Webディレクター
優秀なディレクター求む!EC-CUBEトップベンダーでのディレクション業務
■完全自社内開発という強み 株式会社Refneは、EC-CUBEを利用したECサイトの制作がメインの会社です。ECサイト開発において国内シェアNo.1の【EC-CUBE】プラチナパートナーや【Shopify】エキスパートパートナーである当社。 それらを強みに、大手上場企業から中小企業までエンドユーザーとの直取引が9割以上のRefine。確かな実績のもと、大手企業やアーティストなど大規模な案件を完全自社内で手掛けています。 ≪事業内容≫ ●ECサイトの企画・制作 ●ECシステム開発 ●ECコンサルティング ●D2Cブランド アパレル・食品の企画・開発・運営 ●SNSコンサルティング ●WEBサイトの企画・制作 ●WEBシステム開発・AWSサーバ運用支援 ≪実績≫ ●国内シェアNo.1(※)「EC-CUBE」のプラチナパートナー ●Shopifyのエキスパートパートナー ●SNSエキスパート上級を取得 https://www.re-fine.jp/works
株式会社Refine

🔹EC-CUBEでSEO対策するには

・サイト構造を見直す(トピッククラスター:整理してわかりやすくする。Googleとしても安心して上位表示させやすくなる。)
・社内事情でサイト構造やカテゴリを決めない
・サイト内のリンク、アンカーテキストを適切なキーワードに基づいて設計する
・それぞれのトピック、カテゴリ、商品ページで想定したキーワードで流入があるか確認する
・Canonicalタグなど自動生成されるページの取り扱いを決める

他にもこんな対策が👩‍💻

1.購入までのフローなどUXの改善

・FAQコンテンツなどはおすすめ
・友人などにサイトを使ってもらい使いづらいポイントの改善
・使いやすかったサイトをメモしてあとで比較
・返金、返品のページが見づらかったり、サイトの使い方がわからないことも多い
・さまざまな人に使ってもらい改善する
・UXの観点から見直すことが大事!

2.Google Search Consoleの活用

・プラニングはできなかったとしてもモニタリングはできるようにする
・ページの表示エラーを減らす
・どんなキーワードできているか把握する
・そもそもインデックスされているのか
・サイトマップの登録
・今人手が足りなくてできない人はGoogle Search Consoleを入れておけばOK!

3.ECサイトにおけるサイトマップページの重要性

サイトマップは地味に大事です。ECサイトは自動生成されるページが多い。Googleだと似たようなページの場合、インデックスされないことが多いのでそもそも検索結果に出てきません。別の商品だと認識してもらうためにサイトマップを作ると100%伝わります。

最後までご覧くださりありがとうございました。加納様のお話が分かりやすく、SEOの知識が全くなかった筆者も理解を深めることができた貴重な時間となりました!正確な情報が上位表示されるように取り組む、Googleの企業努力のすごさにも驚きでしたね👏
今回EC-CUBEカフェにご登壇いただいた加納様、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!EC-CUBEカフェは完全無料でふらっとご参加いただけますので、これからも沢山のご参加をお待ちしております。

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