RANA UNITED　ラナユナイテッド

文化庁が独立行政法人国立美術館の新たな組織として、2023年3月に立ち上げた「国立アートリサーチセンター」のロゴやサイトをデザインしました。 国立アートリサーチセンターは「アートとつながる、深める、拡げる」をコンセプトとし、国内外の様々な組織や人をつなぎ、アート振興の基盤となり持続的な発展を目指す組織です。建物を持つ美術館とは異なり、有機的に活動していく様子を、シナプスをモチーフにして表現しました。

2022年12月に公開された、MISIA 「希望のうた」ミュージックビデオにおいて、サンプラスデザインと共同で3DCGを制作しました。「希望」をテーマに、仮想生物や植物など、有機的な存在とともにMISIAが共生している世界を表現した、フルCGの映像作品となります。 3Dモデルと物理シミュレーションベースのアニメーション制作を担当しました。ノードベースのCG制作ツール、Houdiniを用いたパラメーターベースの3Dデザインを行いました。今後も需要が増えてくると思われる、3D技術のリサーチも兼ねて、参加しました。 （以下、プレスリリースより引用） フルCGによる作品となっている今作は、「希望」をテーマに、もう一度光が世界を照らしていく様子を壮大な世界観でつくり上げている。仮想生物や植物などCGで表現した有機的な存在とともにMISIAが共生しているメタバースの世界は、見たこともないような驚きに満ちた映像表現となっている。ここで生み出されている“リアル”は、例えば生物であれば、より本物に近い動きをしているというだけではなく、映像作品全体のストーリーで描かれる生命とその尊さという根源が感じ取れるところが重要なポイントだ。 また、かけがえのない世界に希望を灯す象徴として存在するMISIAの衣装とヘッドドレスも重要な役割を果たしている。思想や宗教、あるいは種の違いなど、あらゆるものを超えてひとつながりの命を表現したような無垢な衣装をまとうことで実写とCGを有機的にリンクするものとなっている。