こんにちは！ラムズデザイン採用担当です。私たちは未来のUI/UXを見据えたGUI、HMIを開発するデザインカンパニーです。自動車ユーザーに新しい価値、新しい体験を提供し続けており、その中でデザインを重要視しています。

弊社のUIUXデザイナーであり、彼のデザインはクオリティが高いと社内外で評価の高い膳棚 拓郎（ぜんだな たくろう）さんに、仕事への流儀や想いを聞きました。ぜひ最後までご覧ください！

デザイナーになりたいという強い想いを持って選んだのは、少数精鋭のラムズデザイン

ー 膳棚さんは新卒でラムズデザインに入社されましたが、入社の決め手は何だったのでしょうか？

はい。大学のデザイン科を卒業後、新卒でラムズデザインに入社しました。デザイナーになりたいという強い思いを持って就活をする中で、ラムズデザインを見つけました。ポートフォリオを送って、面接し、何度か課題をクリアしてと、スムーズに選考が進みましたね。

最終的にはWebデザインの会社とラムズデザインの２社に内定をいただきました。もう一つの会社は、少数精鋭で裁量の大きいラムズデザインに比べると、同期入社も多く、自分が活躍できるイメージがあまり湧きませんでした。ただ、当時のラムズデザインは集められる情報が少なく、入社後のイメージが少し漠然としていたため、なかなか決められなくて…。どちらに決めようかと悩んだ末に大学の教授に相談したところ、ラムズデザインに行ったほうがいい、と言われたのが決め手でした。また、父親がもともと自動車業界で働いていたというのもあり、自動車関係に進むのもご縁かなと思ったのと、成長できそうな環境に挑戦してみたいという気持ちでラムズデザインへの入社を決めました。

ー 膳棚さんの現在の仕事内容を教えてください

仕事の説明が少し難しいのですが…。メーターが液晶になっているということを知らない人も多いので、「車のメーターを作る仕事」と言うと、工場でものづくりをしているのだと思われることもあります。簡単にはUIUXをやっていますとか、HMIデザイン（ヒューマンマシンインターフェース）をやっています、モビリティに関するUIをやっています、などと説明するようにしています。

液晶メーター、CID（センターインフォメーションディスプレイ）、HUD（ヘッドアップディスプレイ）など、すばらしい技術はたくさんあるのですが、一般的な認知度はまだまだ低いために理解されにくいということはあります。未来のモビリティ技術が、より多くの人の生活に浸透していくように日々頑張っているところです。

お客様からのご要望に対して、デザイナーやモーションデザイナー、エンジニアなど職種をまたいだメンバーがプロジェクトごとにチームとなり、お客様と一緒に目指したい姿に向かってプロダクト開発を行っています。

ー 膳棚さんはかっこよく正確なデザインを作るというイメージがありますが、デザインをするにあたって心がけていることはありますか？

そう言っていただけるのはうれしいですが、かっこよく作ろうと思っているわけではないんです（笑）。しいて言えば、他と比べて細かいところまで時間を使ってやっている感覚はあります。目に見えるところだけではなくて、誰も気づかないような裏側や細部にまでこだわってデザインすることを大切にしています。その結果、きっちりとした正確なデザインになっているのかもしれません。

良いデザインはエンドユーザーに優しい。新しいモビリティ体験を奥の人に提案していく仕事をしていきたい

ー 仕事をする上で楽しみを感じる点や、逆に大変だと思う点を教えて下さい

自由に任せてもらえる部分は、自分らしさを出せる機会なので、大変やりがいがありますし、特にモーターショーに展示するようなコンセプトカーは、未来を想像して創るデザインなので、とても楽しい仕事の一つです。また、途中で担当が変わる際などは、人によってやり方も違うため、正直大変なこともあります。僕の持論として、雰囲気だけでものを語るだけがデザインではないと思っているんです。それぞれの配置に意味を持たせたいですし、総合的に考えて計画しないとデザインではないと思うので、まず全体の整理からやり直しをして、ちょっとした配置がそろっていなかったりする部分も、全部きれいにしています。全体設計の視点がないと、ユーザー側にも使いづらさというか、使っている際のちょっとした違和感が出てきてしまうと思っているので、きちんとデザイン設計するというのは特に心がけているところです。

ー 確かに、膳棚さんは社内でも完成品になった時のことまで考えたデザインが素晴らしいと評価されていますよね。では、ラムズデザインで活躍できるのはどんな人でしょうか？

日々何かしら情報を取り入れる努力をしていたり、学びの向上心が強い人ですかね。僕が周りよりこういうポイントで特に優れているというところはないと思っていて。僕が個人的に意識していることとしては、遊びも生活もすべてが仕事につながっているということです。どこかへ出かけたり、ゲームをしたりなど、仕事以外で自分が楽しんでいることも、意外なところで仕事につながっていたりするので、色々なものに触れて、仕事でアウトプットをするという流れを大切にしています。

ー 仕事に感じている意義（パーパス）や、今後どのようにキャリアアップしていきたいか教えて下さい

大きな話で言うと、モビリティ業界は日々進化をしているので、そこに対して貢献したいと考えています。自動車を使う際のビジュアルなどの新しい見せ方や、新しいモビリティ体験を提案していきたいですね。日々の仕事では、エンドユーザーが使いやすい仕様であること、を大目標として業務にあたっています。

日々意識していることとしては、「続けることを放棄しないこと」。求められることにきちんと応えるだけでなく、期待されている以上に自分の存在価値を発揮し、まわりをあっと驚かせるようなデザインを出していくのが今の目標です。

いかがでしたでしょうか？ ラムズデザインでは、熱い想いを持ったUIUXデザイナーを募集しています。興味を持ってくださった方は一度お話してみませんか？ お気軽にご応募ください！