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【現場エンジニアが直接指導】ラルズネットのエンジニア向けインターンシップについて

目次

1. 今回のインターンシップの実習内容はこちら!
 1-1. 実習1:Node.js, Reactを使って、社内で使用する見積もりシステムを作成
 1ー2. 実習2:ペルソナの作成とカスタマージャーニーマップの作成
 1ー3. 1Dayインターンシップの様子もご紹介!
2. 2週間のインターンシップにご参加いただいたNさんにインタビュー!
3. 今インターンシップメンターの竹内さんにもインタビュー!
4. さいごに

皆さん、こんにちは!
今年も、下記日程でインターンシップを開催しました!

・9/4~9/15 はこだて未来大学インターンシップ
・9/21 1dayインターンシップ

前回に引き続きリモートでの実施でしたが、弊社のインターンシップは、参加者の学生さんが快適に作業できるようサポートしつつ、社員とのコミュニケーションが取れるよう進めています。
Zoomのビデオ画面越しに社内ツアーなども行い、社内の雰囲気や実際に働いている社員の様子なども見ていただきました★

今回は、どのようにインターンシップを行っているのかをご紹介していきます!

今回のインターンシップの実習内容はこちら!

今回は、エンジニアコースのみのインターンシップを開催しています。
9/4~9/15のはこだて未来大学インターンシップでは、学生のNさんにご参加いただきました!

実習1:Node.js, Reactを使って、社内で使用する見積もりシステムを作成

最初は、環境の構築やReactの学習をしてもらいました。
今回は2種類の実習内容を用意し、まずはNode.js, Reactを使って社内で使用する見積もりシステムを作ってもらいます。
使う人を真剣に想定して、設計から実装までを一通り体験することが目的です。

すぐに制作には取りかからず、その機能を利用するユーザーのことを考えながら設計を練るところから始めていきます。
システムのイメージを固めつつ必要な機能を見つけるためには、この設計が欠かせないからです。

▼リモートでの実施なので、画面共有をしながら作業をしています。

設計が終わったら、Figmaで社内見積もりシステムのワイヤーフレーム(コンテンツやレイアウトの配置図)を制作していきます。
ワイヤーフレームを制作している最中にも、Nさんは「まだ必要な機能がある」「設計の段階では思いつかなかった新機能がある」と感じたそうで、その都度情報を追加しながら制作してもらいました。

そして最後に、Webサイトのコーディングをして見積もりシステムを完成させます。
フォームをサーバーに送信するところまで作業してもらい、目標を達成しました!

実習2:ペルソナの作成とカスタマージャーニーマップの作成

その次の実習は、弊社サービス『不動産連合隊』の利用者を想定したペルソナ(仮想人物)の作成と、カスタマージャーニーマップを作成してもらいました。

カスタマージャーニーとは、顧客の思考や感情も含めて、商品やサービスを購入するまでのプロセス(過程)を指します。
このプロセスを可視化するための図表が、カスタマージャーニーマップです。

▼実際に作成してもらったカスタマージャーニーマップ①

サービス提供者目線のみで開発をしていると偏ったサービスになってしまうことがあるので、ユーザー目線を養うことを目的としています。

今回は、「函館に就職が決まり、不動産連合隊を使って部屋探しをする学生」のペルソナを2名分作成してもらい、それをもとにカスタマージャーニーマップを制作してもらいました。

Nさんは最初、「人物の画像を探すこと」「職種によって給料と選べる部屋も変わってくるため、就職先を考えること」が、とくに難しいと感じたそうです。

▼実際に作成してもらったカスタマージャーニーマップ②

ですが、弊社社員と、内定が決まっているアルバイトさん(※)の複数人でカスタマージャーニーマップを作成することもあり、新しい視点の気づきや、限られた時間の中でいかに課題を解決していくかの過程も学べたとのこと。

※弊社では、新卒内定者の方に【入社前シゴト体験】として、入社までの好きな期間でアルバイトに来てもらっています。

会社にとって良い意見も出していただき、お互いにとても参考になる実習となりました。

実習の合間には、はこだて未来大学OG社員との意見交換や茶話会などもあり、今の学生のリアルな環境を聞けて楽しい時間をすごせました★

1Dayインターンシップの様子もご紹介!

21日に開催した1Dayインターンシップでは、「オリジナルの物件登録システム・物件一覧を作ってみよう!」といった実習を行いました。
ミニマムな連合隊を作り、その中で面白みや自分の得意を見つけることを目的としています。

▼実際に作成してもらったミニマム連合隊

バックエンド側も含めて対応してもらい、上部の検索フォームや、元々存在しなかった検索機能を追加しつつ作成してもらいます。

ご参加いただいた学生さんからは、

・「ここをこう直したほうがいいよ」や「このほうがもっといいよ」といったアドバイスのおかげで、とても知見が広がりました。

・基礎課題を用意しつつ、その人に合わせた課題を追加で用意してくれたり、追加で何しているかなどお教えいただけたりと、とても有意義な時間になりました。

といった感想をいただけました★

2週間のインターンシップにご参加いただいたNさんにインタビュー!

2週間のインターンシップにご参加いただいたNさんに、今回のインターンシップについて感想を伺ってみました!


── インターンシップに参加した理由を教えてください。


元々Web開発に興味があったため、Web開発を学べるインターンシップを探していました。

今回はエンジニアコースのみの募集となっており、私が得意とする分野ではありませんでしたが、分野外のインターンシップにも参加してみるのが良いと聞いたので、今回のインターンシップに参加させていただきました。


── ラルズネットをインターンシップ先に選んだ理由を教えてください。


フロントエンドとバックエンド開発の両方を体験できるという実習内容と、2週間という長期間であったことが大きな理由です。

まだ自分が体験していないことをインターンシップで学びたいと考えていた際に、こちらでの募集を見かけました。
半月をかけて、Web開発について広く知ることができるチャンスだと思ったのです。

そして『不動産連合隊』のCMは、北海道では知らない人がいないほど有名です。
そのような知名度のある企業が、普段はどのような雰囲気で仕事をしているのか知りたかったということも、今回のインターンシップに応募させていただいた理由の一つです。


── 実際にインターンシップに参加し、大変だった事とやりがいがあった事を教えてください。


元々専門の分野ではなかったため、私の知識不足で実習の内容に追いつけない部分が多々あり、大変でした。
しかし、基礎的な部分から噛み砕いて教えてくださり、私に合わせて実習内容を変更してくださったため、最後まで楽しんで参加することができました。

やりがいを感じた場面は多くありますが、とくに感じたのはカスタマージャーニーマップです。
作成したペルソナが『不動産連合隊』のホームページを使用したときの感情や、そこから見つかる課題、そしてその課題に対する解決策を考えました。

そのなかで、「物事の本質を見抜ける」と評価していただけたため、自分の能力を活かせる道が広がったように感じたんです。
いままで「ものを作ること」「作る」という工程が好きなんだと思っていたのですが、実は「どんなものを作るか」を考える工程の方が、自分には向いているのかもしれないと考える様になりました。

そう感じられたことや、開発者側からのリアルなアドバイスをいただきながら考えることができたので、とてもやりがいがありました。

── インターンシップを通して、成長した・スキルが身についたと感じた点はありますか?


Web開発の基本的な知識と体験、そしてデザインについても成長を感じています。
制作したWebサイトについての講評もしていただき、実際のWeb開発やデザインでどのようなことを考えて作っているのかを学ぶことができました。

例えば、カードの形にするのはそれを画面上にたくさん並べる場合に有効であり、そうでない場合には無駄な余白や囲いが生まれてしまうこと。
目が見えない人や、色が見えにくい人にとっても使いやすいデザインとは何かを考えること。
それらを考えることが、誰にとっても便利なデザインに近づく方法の一つなのだということが学べました。

2週間の中でフロントエンドとバックエンドに触れて、Web開発の流れを知ることができたことも成長に繋がったと思います。

また、私と同じ学校・同じコースの卒業生の方とお話する場を設けていただき、Webデザインで重要なことや、知識を身につけることができたのも大きな経験でした。


── 最後に、インターンシップを検討している学生さんへメッセージをお願いします!


対応が非常に親身で、こちらの意思を汲んで柔軟に実習内容を変更してくださったため、予想していた以上に楽しく実りある二週間になりました。
いま検討中の方は、インターンシップに参加して損はないと思います。

きっと、新たに自分が得意なことや好きなことが見つかります!

今インターンシップメンターの竹内さんにもインタビュー!

今回のインターンシップでメンターを務めた、システム・デザイン部ミドルマネージャーの竹内さんにもお話を伺いました!


── 今回のインターンシップの実施内容を計画するうえで、意識したことを教えてください。


弊社のインターンシップは、事前に弊社が用意した課題をやっていただく形式なのですが、あまりその枠にとらわれないように実施することを心掛けました。

インターンシップに参加する学生さんたちはそれぞれレベルや能力が違います。
できる学生さんにはより高いレベルのモノを要求しますし、現時点では課題を難しいと感じる学生さんには、ヒントを小出しにしてできるようにしました。

実施中に学生さんたちのレベル感を見極めて、その1つ上のステージを各人に合わせて用意するイメージですね。

だから、課題とは全く関係ないことを途中でやったりもします(笑)
また、私たちが普段業務で使用する専門的な言葉を、あえてどんどん出すことも心掛けていました。
専門領域の知らない言葉を出して、知らないことを知りたくなるようなインターンシップになればいいなと考えています。

── フィードバックは、具体的にどのような方法で行いましたか?


「プログラムであればこう書いた方がいいよ。デザインであればこうした方が伝わるよ」のような成果物に対するレビューを行うのはもちろんですが、それと同時に学生さんの得意を見つけて伝えるようにしています。

私がそうだったんですけど、就活するときって企業で働いている人たち全員を「すごい人なんだろうな」と考えがちになりません?
その考えがプラスの方向に転がる人もいれば、自信を失ってしまう人もいると思うんです。

だから「こういうことを考えるのが得意そうだね。自信もっていいと思うよ」みたいな言葉を伝えるようにしています。


── 2週間のインターンシップ・1Dayインターンシップでの学生さんの様子や、場の雰囲気はどのような感じでしたか?


2週間のインターンでは初日こそ緊張が見えましたが、日が経つにつれて笑顔も増えてきて、雰囲気は良いものだったなと感じました。
学生さんが感じた、学校で教えてもらうこと・企業でやることのギャップなどについてお話したり、30歳の私とジェネレーションギャップについてお話したり(笑)

小難しい作業だけするなら、別にインターンシップなんて参加しなくても独学でできますが、コミュニケーションは1人ではできないので、雑談や相談を多く取り入れたことが功を奏した感じですね。

1Dayは時間が少ないので、より技術的な部分にフォーカスして話すことが多かったのですが、プログラムが好きな学生さんで、楽しそうに課題に取り組んでくれました。

「他の企業のインターンではこんな感じでした」など、弊社にとってもためになるお話をしてくれて、弊社と学生さんとの間で良い意見交換ができました。


── 最後に、インターンシップを検討している学生さんへメッセージをお願いします!


多少難しいことを行います。簡単なことをやったって楽しくないし、学びも少ないですからね。
でも、安心してください。皆さんではなく、あなたに合わせたインターンシップを実施します。

ここまで偉そうなことを言っていますが、私たちはただ専門職についているだけの会社員で、教育のプロではありません。

なので「教える」なんておこがましいことは言えず、「背中を見せる」ことしかできないと考えています。
せっかく見せる背中なら、楽しそうな背中を見せることで、少しでもこの業界および弊社に興味をもっていただけたらなと願っています。

さいごに

インターンシップにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

ラルズネットでは、制作体験や最終日に行う成果発表会にて、現場で活躍しているエンジニアから志望職種に合わせてアドバイスもいたします。

インターンシップに参加して入社を決めた先輩社員は、

・会社の雰囲気を肌で感じられ、実務に近いことを体験できたので、入社後の業務が明確になった。

・自分の就職活動の方向性を定められた!

・それまでは漠然としていたWebエンジニアの働き方を知ることができ、自分に足りないスキルの確認や今後の目標を立てられた。

・「この技術がもっと深く身につけば自分でHPを制作できるようになるんだ!」と期待が膨らんだ。

など、インターンシップへの参加によって就活の方向性が固まり、実際に働いてからの業務内容がしっかりイメージできたようです。

新卒入社スタッフのインタビューもぜひお読みください☆

次回のインターンシップは冬に開催を予定しております。
Web業界に興味のある方、就活の準備をしたい方は、ぜひご応募ください!


▼こちらも併せてご覧ください!【ラルズネットという会社ついて】

【ラルズのヒミツ】スタッフも愛用している『不動産☆連合隊』についてご紹介します★
【メディア掲載】弊社の医療従事者支援の取り組みが「北海道新聞」他各紙に掲載されました!
【エンジニア対談】常に新しいものを追い続ける【後編】

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