さくっと1,000文字で会社説明してみる。
SAKIYOMIの会社HPがない !? そんな状況を簡単に打破「できない」ので、トピックごとに人事責任者がゆるく解説してみました!
https://www.wantedly.com/stories/s/1000moji-series
1,000文字シリーズを8本くらい書いて、ちょっと満足してしまっていたSAKIYOMI人事責任者の樋田です。
「ぶっちゃけもう書くことないやろ!」っていう最強の慢心のもと、バンダイさんの会社HPを眺めていたところ「会社の遍歴」を書いてないぞ!?ということに気がつきまして、本当に1,000文字くらいでさくっと書いてみたいと思います。
SAKIYOMIってインスタ運用の会社でしょ?
はい、きっとこれを読んでいるあなたはそう思ったはず。はてさて、この歴史を見てみてもそう思い続けられるでしょうか。
代表、石川侑輝によって会社が爆誕します。ただし、このときの社名はSAKIYOMIではなくRadixでした。Radixとはラテン語で「根っこ」という意味。Radixという社名、SAKIYOMIという社名に込められた想いも、よく考えたら1,000文字シリーズにしないとですね。やれやれ。そういえば、このタイミングから長期インターン生(社内用語でイノベーター)の採用を行っており、当時の石川は周りの社長たちに猛反対されたようです。ただ、現在までイノベーター採用は続いており、イノベーターがRadixを作り上げてきたことを考えると、先見の明だなあと感じますね。
Radixが最初に手がける事業、manimaniが爆誕します。韓国情報サイト、とでも呼ぶのが正しいでしょうかね。SEO系の記事を書きまくりつつ、それだとPV担保が心許ないということで、Twitterのフォロワーを増やしまくって、そこで記事を拡散し続けるというパワープレーをかましてました。実はmanimaniは韓国好きの女子の中ではかなり知名度をもっているらしいです。
すでにどのタイミングでなのかを覚えていないので「??」が連発していますが、次に立ち上がったのがParoleという女子高生向けのメディア。manimaniで爆発的な収益を生み出したので、それと同じアプローチでTwitterアカウントがぶん回されていました。樋田が入社したのが2018年ですので、そのタイミングくらいまでTwitterがアクティブに動き続けてました、manimaniもですけどね。
たぶんこれくらいの時期に、CareerCollectionという就活支援サービスが爆誕します。元々代表の石川と繋がりのあったメンバーがRadixにジョインし、2名体制でゴリゴリと学生の母集団形成や紹介企業を増やしていっていました。人材紹介になんの知識もない状態からスタートしていたので、なんとも頭が上がりません。
ちょっと樋田が把握していない間に、おそらくバリだか、セブだか忘れましたが、ニッチな旅行系メディアも立ち上げていたとかなんだか。ただ、正味知らないのと、樋田が知らないということはあまりパワーを持っていなかったということでご愛嬌。ちなみに、このタイミングでCoinInfoという仮想通貨メディアが爆誕。仮想通貨が一気に盛り上がりを見せ、最初はその流れに乗っていたんですが、途中からブロックチェーンすごくね?というムーブメントが生まれて、仮想通貨メディアではなく、非中央集権型メディアと名乗っていました。
CoinInfoというメディア事業部が「ブロックチェーン、めっちゃ良くね?」と言う割には、自分たちはなんの肌触りもないことをふと違和感に感じ、それだったら実際に作ってしまおうというノリで鹿児島県の与論島を舞台に、仮想通貨プロジェクトを敢行しました。この頃、manimaniやParoleは他の企業に事業譲渡しており、CareeCcollectionが一強でしたね。
CareerCollectionの圧倒的な強者感。今でも覚えています。イノベーターの定着が安定しない中、当時のキャリコレ事業部長が1on1の仕組みなどを整えたことによって飛躍的に離職率が低下、イノベーターの成長に再現性が出てきました。キャリコレのメンバーも多数在籍しており、完全に会社の中核事業にまで成長したタイミングでしたね。
SAKIYOMI事業の前身となる、SNS事業部が爆誕しました。インターン生3名と社長との4名体制でスタート。収益が上がるわけでもない中で、ただひたすらにキュレーション型のインスタアカウントを3つ走らせ始めたのがこのタイミングです。完全に裏話ですが、SNS事業部が1番最初に生み出したナレッジは「ハッシュタグを大中小の順番でつけると流入が多くなる」という、全くもって信憑性のないものでした。今考えると笑ってしまいますが、世の中にまだなんのノウハウもおちてない時代に見つけたものだったので、それはさぞ嬉しかったことを今でも覚えています。
初めてのクライアントアカウントを受注しました(石川の知り合いの社長さん経由)。犬のアカウントだったんですが、どうにかこうにかフォロワーが伸びるようにひたすらいろんな施策を一生懸命やっていました。レポーティングなんかもしていましたが、もはや何をレポーティングしていたのかは覚えていません。ただがむしゃらにどうやったら伸びるんだあああああというもがきをし続けていた記憶があります。
緊急事態宣言が発令。Radixが、という話ではなく世の中が一気に混乱に堕ちていきました。最も打撃を受けたのがキャリコレ。ぶち上げ絶好調という波に乗っていた中で、内定取り消しが一気に発生したこともあり、返金対応が多発。これは誰が悪いわけでもなかったので、当時の事業部長や社長は、本当に苦い唾を飲み続けていたんだろうなあと感じます。
キャリコレの事業撤退が決定し、SNS事業部一本にリソースを振り切るという経営判断をしたのがこのタイミング。今となっては大当たりと言えますが、正直収益が立っていると言い切れない状況の中で判断を仕切ったのは本当に英断だなと感じます。
現在の事業責任者である吉田がRadixに参画。代表の石川が必死に営業をしていた中で、吉田が参画したことにより営業スタイルが安定化。石川が感覚と経験で営業をしていたものを、吉田が理論とロジックに落とし込んで、営業に再現性をもたらしてくれました。まじですごい。しかも営業未経験らしい、こわ。
遍歴なんて書いてられないくらい激動だった2年間。人が爆発的に増えたり、案件数が急激に増えたり。もちろんその中でたくさんの失敗をしてきましたし、その失敗たちから多くのことを学んで今日に至ります(サボった)。また何かがあればここに追記するか、また別編として出すかします。
あ、2021年7月に社名変更した。RadixからSAKIYOMIに。もともとSAKIYOMIというサービス名でやっていたんですが、どうも会社名とサービス名とが一致していないことによる不具合が各所で起きたので、大事にしていた社名ではありましたが、SAKIYOMIへと変更したのがこの時期でしたね。
冒頭でもお伝えした通り、確かにSAKIYOMIはインスタ運用のプロ集団と呼ばれるに相応しい実績を残してきました。が、SAKIYOMIの歴史をご覧になっていただいたらわかる通り、そもそもSAKIYOMIに変わったのが2021年のことですし、会社の歴史で言えばRadixの方が長い。
Instagram運用支援事業の歴史よりも、他の事業をやっていた歴史の方が長い。もちろん、今後SAKIYOMIという事業の方が歴史的には長くなっていくんだろうなと思いつつ、そうじゃないことにも当然チャレンジしていく予定しか存在していない。
やはり今、SAKIYOMIがインスタ運用の名前で知れてしまったが故に(別に悪いともなんとも思ってないですし、むしろ事業的にも最も良い形で知れ渡ることができた)、どうしても「Instagram運用」に目がいきがちだなと感じています。
ただ、僕たちが見据えているのは、どこまでいっても理念を実現することであり、そのためにミッションを体現し続けることであることです。そのためのわかりやすいマイルストーンがインスタ運用でNo.1になることであり、そこをおおよそ達成したからこそ、その次のステージに足を運んでいきたいのです。
もちろん、SAKIYOMIでインスタマーケの知見をつけたいとおっしゃってくださる方、大歓迎です。ぜひご応募いただき、一緒に働いていきましょう(ありがたいことに月500~700エントリーほどいただいていることもあり、かなり倍率は高くなってしまっていますが)
ただ、僕たちとしてはぜひその先に見据える何かもっと抽象度が高く、より幸福論に近い部分を目指していきたいのです。この幸福論を共に目指していける方とも、ぜひ働きたい。自分たちの子供たちの世代が、少しでも笑顔で楽しく暮らせる日本を、残せるような自分たちでありたい。
なんとなく、そんな未来を作って行けることにワクワクしていただけると、僕としてはとても嬉しいなと感じる次第です。
あれ、会社の歴史を伝えるつもりが、脱線してしまっていました…終わり!