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【社員インタビュー】建築から、まちへ。人々が集うまちのブランディングをめざして(後編)

QUOLで働く社員を紹介する「クオルメンバーBLOG!」

第4弾は、コンサルを担当するコンサルメンバー廣川祐子(2016年中途入社)に「どのようなプロジェクトを担当しているのか?」をメインに、仕事内容について話を聞きました!

前編はこちら

どんな業務を行っていますか?

大手デベロッパーが開発を行う際に求められる「まちのにぎわいづくり」や「エリアマネジメントを用いたまちづくり」のお手伝いをしています。最近は、開発事業者入札案件にて、エリアマネジメントの実施や地域貢献施設の設置などの条件が増えてきています。その際に、事業者からコンペやプロジェクトのパートナーとして声をかけていただき、事業スキームや組織体制、エリアマネジメントが目指すことは何か?などを提案しています。

公開できる具体的なプロジェクトを教えてください。

東急不動産(株)様がメイン事業者の「ブランズタワー豊洲」プロジェクトを担当しています。再開発が進むウォーターフロントの豊洲にて2021年度、地上48階建1,152戸の住宅と地域の生活利便性を高めるスーパーマーケット・保育所が計画されています。

▲ブランズタワー豊洲外観(イメージ)

担当者の方からご相談頂いた2017年の春頃から、エリアマネジメント活動の導入計画のお手伝いをしています。実はこのプロジェクトは、エリアマネジメントの準備活動として実際に豊洲の水辺でイベントを実施した案件です。QUOLの運営チームの手を借り、豊洲で既に活動を行っている地元団体の方々と連携し、夏祭りの仲間に入れてもらいながら2018年の10月に水辺での映画鑑賞を実施しました。「周辺にお住まいの方を中心に約450人にご参加いただき、水辺の新しい楽しみ方をご体験頂けた」とクライアントからもご好評頂いたイベントになりました。また、将来マンションに多くの方が住み、エリアマネジメントが持続的なものとなる仕組みとして、一般社団法人の設立を提案しました。水辺のにぎわいづくりを行うエリアマネジメント実施にむけて、引き続き準備を行っています。

▲水彩シネマ

どんなところに、やりがいを感じますか?

クライアントに提案した「提案資料」が実際に街の中でイベントとなり、そこに住む人・働く人が笑顔で街を楽しんでいる姿を見るときに、やってよかった!と感じます。前述の水辺映画祭のようにQUOLの運営チームが引継ぎイベントとして実現するものもあれば、コンサル業務後はQUOLの手を離れて、相談にきてくれた担当者の方が自ら社内説得を行い、エリアマネジメント活動を行っている例もあります。コンサル業務の成果はあくまでも「提案資料」なのですが、それはクライアントが実行フェーズに移るためのスタートにすぎなく、その先にあるエリアマネジメント活動が実現されていく姿を見るとやりがいを感じます。さらには、このインタビューのタイトルにもある、QUOLが目指す「まちのブランディング」は一朝一夕で出来上がるものではないですが、時間を経て「最近、あのエリアがアツいらしい」と自分の耳に入ってきたときは、嬉しかったです。

最後に、どんな人と働きたいですか?

コンサル業務は、まずはクライアントの課題やエリアの課題を見つけることから始まります。なので、自分で課題を見つけて、日頃から「なんで?なぜ??」という疑問を大なり小なり抱く人。そしてそれを自分の言葉で説明しながら周囲を巻き込んで課題解決に邁進できる人と一緒に働いて、より一層チャレンジしていきたいです。まちづくりの会社ですが、バックグラウンドは、建築・都市計画系には限りません。必要なことは3つ、「疑問力」「巻き込み力」「推進力」だと思っています。

私自身、7年半働いた大企業を辞めてこの小さな会社に飛び込んだ身ですが、QUOLには自分の考えと行動がダイレクトに業務に反映されるチャンスがあります。自分の力を試してみたい方の応募、お待ちしております!

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