※この記事は2019年のものです。現在、こちらのレンタルスペースの運営は行っておりません※
相撲部屋。みなさん1度は聞いたことがあると思いますが、実際に入ったことはありますか?
力士を志すか、若しくはおかみさんにならない限り、なかなか入ることのできないような、秘密の場所…。
しかし!いまなんと、相撲部屋がレンタルスペースとして、利用可能な場所になっています。
なかなか入ることのできない相撲部屋の様子について、4回に渡ってお届けしたいと思います。
なかなか見ることが出来ない相撲部屋のアレコレ
都営浅草線の本所吾妻駅で下車して徒歩3分のところに、元相撲部屋の建物がひっそりとあります。
建物の外観からは分かりにくいのですが、扉をあけるとまず出迎えてくれるのが、高さ3m以上はある優勝額。
なんとこの高さにあわせて玄関と廊下の天井高が設計されたとのこと!巨大な額には、化粧まわしの堂々とした高見山関の姿があります。
さらに奥に進むと銅像と化粧まわし(本物!)が我々を出迎えてくれます。
土俵の上でお相撲さんが腰につけているあのまわしです。間近で見ると触れることは出来ないものの、
その重さが想像でき、力士の逞しさを感じることができます。
1階には、かつて多くの力士たちが汗を流してきた稽古場があります。
粘土質で作られた稽古場の床は、年に2回ほどのメンテナンスが必要で、都度掘り起こして土の入れ替えを行い、
フラットになるように上から叩きつけるとのこと。
そしてその作業には、きちんと行司さんが付き添うということも驚きです。
そして見逃せないのが、何十回いや何千回と力士たちの相手をしてきたテッポウ柱!
はじめは垂直に立っていたようですが、多くの力士たちの稽古によって斜めに傾いており、その歴史とパワーを感じます。
1階には稽古場のほかに、かつて力士たちの胃袋を支えてきた厨房があります。ここで日々、ちゃんこが作られてきたのかと思うとワクワクします。
かつて力士たちが暮らしていた54畳の大広間
2階にあがると、ドーンと広がる大広間!
畳が張り替えられたばかりで、イ草のいい香がします。
ここに、力士たちが最大20人ほどが暮らしていたそうです。
壁には奥行きのある木製の棚が壁沿いにずらーっと並んでいます。
ここで暮らしていた力士たちの、いわゆるプライベートクローゼット。
そっと引き出すと奥行きは深く、たくさんのものが入りそうです。
かつて、力士たちが生活していた元相撲部屋。
滅多に入ることが出来ない場所ですが、この場所の次の使い方が決まるまで、いろいろな人に使ってもらい、
相撲の世界を知ってもらえたらというおかみさんの想いがあります。
広い和室を使ったお茶会や、相撲稽古場での筋トレなどいかがでしょうか。
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