桃原秀康　プロフィール：現在エンジニアチームにて、エンジニアリングマネージャーとして、基幹システムの開発、新規サイトの構築に関わる技術・チームの方針決めや統括等幅広く行う。

――クイックに入社する前の経歴を教えてください。

クイックは社会人として3社目です。1社目はWeb以外の開発業務をメインで4年やっていました。2社目ではエンジニア派遣の会社で、プレイヤーとして手を動かしながら、受託部隊のリーダーとして仕様や要件をまとめたりしていました。

――そんな中、なぜクイックに応募しようと思ったのですか？

一言でいうと、自分が悔しいと感じる環境を求めていたのと、そこでチームを作ってみたかったというのが大きいですね。というのも、受託やエンジニア派遣を事業の中心としている会社だと、メンバーが違う仕事をしていることも多いので議論が起きにくかったりするんです。そうなると、自分に対しツッコミを入れる人がいる環境や危機感を煽られる環境がなくて、物足りなくて。

そんな時、クイックに出会いました。そこには、自分が今までやってきた言語にこだわりを持って仕事をしているエンジニアの姿と、チームビルドに力を入れていきたいフェーズであることを知り、「自分がまさしくやりたいことだ！」と興味を持ちました。

――8社程度当時選考を受けていた桃原さん。ずばりクイックへの決め手は何でしたか？

一番は働いている人ですかね。正直、技術面ではもっとすごい企業はたくさんあると思います。ただ、働く人の思いやユーザーのためを追求するマインドに共感しました。

面接のとき、EXILEのような風貌をした部長と、中世絵画に出てきそうなマネージャーが出てきて、最初は驚きましたが（笑）、その二人が自分にとっては大きくて。自分が当時ブログを書いていて、それを職務経歴書に載せていたんですが、面接のときに二人ともが半年くらい前のものまで遡って見てくれてたんですよ。しかもその内容に関して、技術面でのフィードバックをしてくれたりして。その姿を見て、ああこの人達は技術が好きで、その好きを仕事にしているんだなと心から思いました。また、二人の空気感も良く、この環境で志を持った仲間とともにチーム作りをしてみたいと決断しました。

――仕事のやりがいや難しさは普段どのようなことから感じますか？

チーム運営は前職よりも格段に難しいですね。前職までは3人〜5人のチームで開発をしていたのですが、今は10人規模のチームメンバーでデザインからバックエンドまでを行なっています。人が増えるとソフトウェア開発は難しさを増すのは釈迦に説法ですが、ここでクイックならではの難しさがあって。というのも、メンバーみんな思いが強すぎるんです本当に（笑）ユーザーを思うがあまり、意見が活発化して、なかなか着地が見えないこともしばしば。その時は徹底的に話し合って、なにがユーザーにとって一番なのかを最後まで考え抜くことを徹底しています。前職の時だと、なかなかチームメンバーから意見が出ず、自分のおこなっている方向性が正しいかどうかもわからない。だから、どんどん孤独な気持ちになっていく、ということはよくあることだったので、ありがたい悩みなんですけどね（笑）

その反面、意見がまとまってチームにドライブがかかっている様子が見えたり、自走するのが見えたりするのはすごく嬉しいです。また、うちのWebサービスはPVやダウンロードといった指標のみを追いかけるだけではなく、サイトの集客からそこで集客した人が転職するまでの幅広いフェーズに携わることができるので、自分達がユーザーファーストを貫いたゴールまで見えるのもやりがいですね。

――入社して成長できたと思うことはなんですか？

いい意味で周りの声が気にならず、自分が目指したい方向に走ることが出来ている点ですかね。今までは、自分的には課題だと感じながらも、周りの声に流されてしまうことがありました。たとえば、納期やコストが絡んでくるとやりたいことよりもそっちが優先だよな、とか。ただ、うちは一緒に働く人達がみなユーザーファーストを考え、品質は納期やコストと同じくらい大事にしなければならないというマインドが染みついているので、常にそこを起点に意見をぶつけあえているからだと思います。またこれを貫くことで、自分が携わる完成物に対する思いが強くもてるようになりました。

――クイックに興味をもってもらえる方へ、メッセージを。

うちはとにかく悔しい思いをする機会が多いです。周りのメンバーと話す度、自分はまだまだと考えさせられ、それが原動力となって成長につながり、またメンバーから刺激を受け悔しくなり・・・の繰り返しです。

ただ、その中で、エンジニア以外の職種も含めチーム一丸となって議論を繰り広げ、納得のいくサービスを作り上げることは今までに感じたことがないやりがいでした。

まだまだうちの事業部もできて1年半。色々な価値観や意見、技術を取り入れていくフェーズです。自分の強みを理解し、相手の強みを取り入れ、より成長したいと考えている人と一緒に働きたいです。是非興味がある方はお話しましょう！