「これだ。このサービスに今関わらないと、一生後悔する!」
頭の中で鐘がなったような感覚だったなと、今でも思い出します。
人生で膨大な時間を費やすのだから、仕事は、自分の気持ちに正直に選びたい。
◆正直、楽しくて華やかな仕事してました
私は、サイバーエージェントの広告代理部門で、
クリエイティブ局のプランナー・プロデューサーをしていました。
伸び盛りのデジタル広告のど真ん中で、忙しくも楽しくて、
トップクラスのクライアントを何社も担当させてもらい、
自分で言うのもアレですが、とても充実したキャリアを積んでいたと思います。
でも、ブランドや商品のことを知れば知るほど、
ターゲットユーザーのことを考えれば考えるほど、
私の中で少しずつモヤモヤと芽生えてきたものがありました。
結局、そのモノの良さを伝えるのに、実際の商品体験に勝るものはないのです。
予算をつぎ込んで、ぎりぎりまで時間をかけて作って(何回も死にかけて)・・・
有名タレントが動画で訴えかけるより、街中いたるところにポスターが貼られるよりも
「使ってみてよかった!だから欲しい」は強くて、そして本質的であると。
◆向き合っていたからこそ、無視できなかった課題
広告の最終目的は、商品を購入してもらうことですから、
私は、自分の企画にサンプリングを組み込もうとするようになりました。
できるだけ、その商品の良さ・ブランドの価値が伝わるタイミングで使ってもらえるように・・・
美白のシートマスクなら、真夏のリゾートホテルのお部屋に置いておいてほしい。
ファッションショーを見た直後の人に、新作リップのサンプリングをしたい。
でも、いざやろうとすると、1個〇円で街頭やレジでひたすらばらまくか、数千万かけて作りこんだイベントを実施して来場者に配るか、しか選択肢がないのです。
個数が少なすぎても不可。特定の場所で配りたい場合は毎回0からの交渉なので間に合わない。そして、使ってくださったお客様のフィードバックをもらうのもお断りされる。
そんな難しいことをやろうとはしていなくて、
最も効果的なタイミングで渡したいだけなのに、時間・個数・場所・・・
いろんなハードルがありすぎました。
◆衝撃の出会い、そして鐘が鳴る
そんな時に、本当に偶然、aircatalogを知ったのです。
モヤモヤは一瞬にして消え、
なんで今まで誰もこの仕組みを思いつかなかったんだろう…と呆然とするほど、
その仕組みはシンプルで、そしてうまくできています。
配りたいメーカーも、使うユーザーも、商品を渡すスタッフも、
皆がHAPPYになるパズルがガッチリとはまっていて
自分が3者のどれであってもうれしいだろうな、と素直に思えました。
※詳しくはぜひ弊社募集ページをご覧下さい。
これは、発案者である社長の横町が歩んできたユニークなキャリア(美容師→ぐるなび営業→アイスタイル営業→起業)あってこそのアイデア。
【商品を体験する】は、購入ステップにおいて半永久的に有効な手段であり、
流行りも廃りもありません。
スキームのすばらしさにしつこいほど感動し、
「aircatalogもっと早く広まるべき。」と思っていたら、
それを一緒にやりましょうと声をかけてもらいました。
使うべき人のところへ、使ってほしいものを、絶妙なタイミングで届ける。
aircatalogが浸透したら、きっと世の中が変わると思います。
挑戦すべきものが今まさに目の前にある、という抑えがたいワクワク感。
自分の気持ちに正直になったら、一秒も迷いませんでした。
正直、38歳女性の転職となると、驚かれていろいろ聞かれますし、心配もされました。
そのことも書きたかったのですが、aircatalogとの出会い編だけでこんなボリュームになってしまいました(笑)。
フィードは更新も大事とのことなので、また次の時に続きを書きたいと思います。
aircatalogについて、少しでも興味を持ってくださった方、
ぜひオフィスに遊びに来てください。ちょっと話を聞くだけ、でも大歓迎です!
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