STARTUP LAB LAGOON
「Startup Lab Lagoon」は人と人が共創し新たなイノベーションが起こる社会インフラを目指しています。 Diversity(多様性)・Co-Creating(共創)・Challenging(挑戦)を大切に、起業家の想いに「寄り添い」、失敗にも成功にも「伴走」します。
https://lagoon-koza.org/
クアンドでは年に2回ほど合宿を行っています。コロナ禍になってからは行けていませんでしたが、緊急事態宣言が明けたタイミングで、今年開設しようと思っている沖縄オフィスの下見もかねて行ってきました。もちろんPCR検査も行い、万全の対策を行って!そうしてでも沖縄に行かなければならなかった理由と、行ってよかったと思える成果があったので、ストーリーにしてみようと思います!
今回の合宿はズバリ「決起集会」。
創業から約3年間、主に受託開発でDX事業で収益を上げていたクアンドが、プロダクト事業に注力することになり、これからギアを入れ替えてスピードアップしていくぞ!ということで沖縄で精神を開放し、団結力を高めるために行ってきました。
会場はコザ(沖縄市)にあるStartup Lab Lagoon。
コザは戦後何もないところから起業家精神溢れる人々が築いてきた街で、オキナワンロックの生まれた音楽の街でもあります。米軍基地の門前町として異国情緒あふれるディ―プな場所。そんなコザの商店街に面した解放感のあるコワーキングスペースを広々とお借りして、公開合宿をやりました(笑)。
まずは、なぜクアンドが「地域産業・レガシー産業のアップデート」を成し遂げようとしているのか、そのための手段はなぜ「SynQ(シンク)」の開発なのか、ということを初心に戻って再確認。
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そのあと、CFO佐伯から我々の置かれている財務的状況を分かりやすいデータで見せつけられ(笑)、「このままじゃまずい!一人ひとりが120%コミットしないと!」と、今のクアンドは背水の陣であることを再確認。
そのあとは事前に準備したスライドを使って、一人ひとりの自己紹介を10分ずつかけて行いました!新メンバーが加わったこともあり、各々がどんな人となりでどんな経験をしてきたのか、何が得意で、何が不快なのか、そしてその理由を深く理解することで、今後のコミュニケーションを円滑に進めようというのが目的です。
子どもの頃の写真に笑ったり、意外な趣味を知ったり、バックグラウンドを知ることで日々の言動に妙に納得がいったり。じっくりメンバーを理解するとてもいい時間となりました。
こちらは前入りして行われたDevチームの開発合宿の様子。エンジニアが2チームに分かれて、じっくり議論を行いました。
ひとつはログ取得チーム。自社プロダクトである遠隔支援コミュニケーションツール「SynQ Remote(シンクリモート)」のログ取得について手法やBizチームとの連携の仕方を議論しました。実際にAPIをたたいてログを取得し、BIツールでの運用まで構想を固めることができました。
もう一方はチャットボットチーム。最近実装されたチャットボット機能はAWS上で構築していたのですが、Azureで再構築してみよう!それをやりながらGraphQLについても学んでいこう!というテーマでした。こちらの方はチャットボットの実装よりも、GraphQLについての議論が深まり、結果的には次のステップにつながる大きな収穫があったようです。
合宿中お世話になったのはトリップショットホテルズ・コザ。
昔キャバレーやスナックだった店舗をリノベーションしたおしゃれなスイートルーム。そんな部屋が商店街の中に点在している、街ごとホテルというコンセプト。聞いただけで行きたくなりませんか?部屋に入るとその期待を上回るアートな内装で、ワクワクは最高潮に。1部屋は最大4人で利用することができます。
パワースポット斎場御嶽(せーふぁーうたき)では、当時病気療養中だったメンバーの回復を祈ったり、岩の形がどうやって形成されたかを議論したり、静かにマイナスイオンを浴びたり、思い思いに過ごしました。
せっかく沖縄には行ったものの、誰も海には入りたくなかったので(笑)、海を眺めに行きました。
合宿前のクアンドは組織体制の大きな変化や、事業内容の変化、リモートワークの常態化などから、チームワークが少し乱れていたり、コミュニケーションがうまく図れなかったり。言語化するほどではなくても、みんなが少しずつそういった不安を抱えている状態でした。
しかし、今回の沖縄合宿で自分たちの進む方向を再認識し、心強いメンバーに対して改めてリスペクトの念を抱き、豊かな自然と開放感のある場所でリラックスしてコミュニケーションを取れたことで、各段にチームの雰囲気が良くなりました。
合宿のあとは、Slack上でのコミュニケーションも活発になり、リアクションも増え、オフラインでもそれぞれの関係性がとても近づきました。
普段の環境とは切り離された非日常空間だからこそ、これまでのことを一旦忘れて、もう一度素直にチームになるということができたのかもしれません。
次の合宿の行き先は売上次第で海外にも福岡県内にもなる予定です。一緒に海外合宿を目指しませんか?
業務委託や副業からのスタートも大歓迎です。