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株式会社プラウドグロリア代表 菅野へインタビュー『チャンスは誰にでも与えられるもの』

ワーホリでオーストラリアへ…海外での生活で「起業」を決意!プラウドグループ入社までのストーリー

学生の頃から今までのプロフィールを教えてください。

元々数学が好きだったので、理系の大学に進学しました。卒業後のビジョンとしてIT業界も考えていたのですが、自分が何をしたいのかという考えは正直あまりありませんでした。

そんな時に3.11があって就職氷河期がきまして、これは考え直すタイミングと思ったのと、あとは、若いうちに海外に行こうと思っていたので、卒業後にワーキングホリデーに行こうと決めました。

それで、お金を貯めるために大学卒業後1年間ほど、イタリアンのレストランバーで働いて、その後に、オーストラリアに2年間行きました。向こうでは日本食のレストランとカフェで働いていました。


実際に行ってみて、日本と比べて自由な感覚だということ、言い換えれば、自己主張がなくては生きていけないという印象を受けましたね。

これをきっかけに、「起業」という考えが生まれました。自分がやりたいことをやるには、自分が影響力のある人にならなければいけないと思いました。


IT業界へ入ったきっかけを教えてください。

帰国後に転職活動をしたのですが、業界は決めておらず、IT業界や、ウェディングプランナーなど、求人広告を見ながら「社長の考えに共感できるかどうか」というフィーリングで3社ほどエントリーしました。

プラウドグループの求人はうっすら覚えていますよ。大久保が全面に出ていた求人だったと思います。それで、面接で社長に会えるという点と、求人内の「独立支援制度」という言葉に惹かれてエントリーしました。私自身、独立に関して業界を決めていたり、社内ベンチャーで起業するなどと細かく決めていた訳ではないのですが、起業のノウハウを学びたかったので、その文言に興味が湧きましたね。

他にエントリーした会社も、確か、社長との面接だったと思うのですが、両者とも「採ってやる、働かしてやる」という雰囲気の中での面接だったので、内定受領後に辞退しました。当時はまだそういうスタンスの会社が多かったですね。

プラウドグループの面接は、今の恵比寿のオフィスで3人同時の面接でした。カジュアルだったという記憶があります。

業務内容も聞いたと思うのですが、よく覚えていないんですよ。
実はその面接中に、大久保が「将来ヘリコプターに乗って出勤したい」という夢を話してて、そのインパクトしか残っていないです。正直ぶっ飛んでるなと思いましたね。(笑)

私は目標は高ければ高いほどいいと思うので、その部分と、かもし出す楽な雰囲気に惹かれたんだと思います。

数日後に内定をいただいてからは、すぐ承諾しましたね。何の迷いもなく入社を決めました。

未経験からのチャレンジ!代表になるまでの急展開すぎる!?ストーリー

入社後はどんな現場に行きましたか?

未経験で入社した方は基本的に、まずIT業界での方向性を決めて、その方向性に沿った学習課題をもらい、その課題を進めながら比較的経験が浅い方でも参画出来る案件へ入場する。という流れなんですね。私はその課題が結構早めに終わったので、じゃあ1発目から経験者と同じ案件へ入ろうとなりまして、最初に入ったのが官公庁系の新規システムの基盤開発でした。やっぱり、だいぶハイスキルでした。(笑)

周りが5年以上の経験者など、ハイスキルの方々ばかりだったので、そこについて行くために家に帰ってからも勉強をしていました。現在も社長業をやりながらその現場に行っているので、丸4年ほど行っていることになりますね。


現場で大きな失敗をしたことはありますか?

お客様に引き渡す前の日に、サーバーを壊しました。大問題だったんですけど、上の人に協力をいただきながら、なんとかその日中に直ったので、良かったです。本当だったら即日退場レベルですね。(笑)

助けていただけたということが、日頃の評価だと感じました。とにかく、引き渡せた時は安心しました!


プラウドグループ入社後に感じた印象はどうでしたか?

私個人の見解ですが、社長との距離が近いということが入社して良かったと思う点ですね。

日本の社会で働いたことがなかったので、社長ってどうせ社員の名前なんて覚えていないだろうなと思っていましたが、入社後に社内で大久保と会ったときに名字で呼ばれて、ちゃんと見てくれているんだと感じて、それが嬉しかったですね。



その後、どうやって代表になられたのですか?

入社後も「独立」ということを意識はしてましたね。僕の考えですが、日本の社会では30歳まで「若手」と言われ続けてしまう。そうなると、30歳で「中堅」になるのは早いスキルアップだと思ったので、30歳で「中堅」、その後2年程で結果を残すという計画で、32歳までに「代表」になろうと思っていました。

入社して半年ぐらいの時に、大久保が現場近くにヒアリングに来たのですが、その時に「将来的に技術者から社長を作りたい」という話を聞きました。そこで、「じゃあ僕がやりたいです」と意思表示をして、その時からずっと大久保の中では意識してくれていたと思います。

それでも当時僕はIT業界に入って半年の頃だったので、すぐにはその話は動かなかったのですが、そのまま2年ぐらい現場をやっていた時に、大久保から呼ばれて「会社建ててみないか」という相談があって、その場で返事しました。

その後1か月間だけ本社へ戻ってきて、管理営業の仕事を見せてもらったり、会社の準備の話を進めて、27歳の時に独立しました。不安などはなく、目標よりも早く達成出来たという嬉しさがありましたね。


代表になって大変だったことはありますか?

その頃プラウドグループは3社のみで、どの会社も営業出身の社長が多く、今もグループには100%技術者出身の社長は私だけです。

「社長業」として苦労したことは、特に思い当たらないですね…。

財務関連で言えば、元々数字は強かったですし、事業展開や営業に関してはグループ社員に助けてもらいながら、やりくりしていました。

ただ、現場から戻ってきた人がいきなり社長になったので、他の社員に弱みを見せられない、なめられないようにと常に気を張っていました。今はそんなこともなく、弱い部分も全部見せていますが、当時はその環境が辛かったですね。

反面、社員を採るときに、自分自身がエンジニアとしてどう苦労したかということを見せられるという点はメリットと感じています。


創業後、一番うれしかった事、印象に残っていることは?

エンジニアに関して語れるというのはあったのですが、それを面接に活かすことができなかったので、立ち上げてすぐは、社員数を伸ばしていく事が難しかったんですよね。
今いる36名の社員は、すべて自分が面接した方々なのですが、グループ共通のイベントがあった時に、ふと気づいたら社員に囲まれながら、みんなでコミュニケーションを取っていたというがありました。会社としての一体感も感じられましたし、うれしかった出来事ですね。


社長として社員に伝えたいことは?

社員の方々と接するときに、気を付けていることはありますか?

自分も入社した時に、社長との距離がよかったという点があるので、その部分は自分も意識している点ではあります。社員全員の名前と顔を覚えて、密なコミュニケーションをとるようにしています。
社員の誕生日にお祝いの言葉を送ったり、入社して1年経った方には激励のメールやラインを送ったりもします。

僕と関わった全ての人が幸せになってほしいという思いはありますね。社員に関して言えば、この業界に入りたいと思って来ているので、夢を実現させてあげたいという思いが一番強いです。


社長になれる人はどんな方だと思いますか?

総じて、「仕事ができる」人ですね。
更に言うなら、細かい事に気づいたり、相手の意志を汲み取れる勘のいい方、または、頭の回転が速い方は「仕事ができる」と言えると思います。

「仕事ができる人」は、これもやらなきゃと相手が思い立った時に、それを見越してすでに行動できている人だと思います。私自身も100のことを頼まれたら、120でリターンすることを常に目指して行動していましたし、そういう過程で、現場での周りの評価もいただけたと思います。
どういう業種においても、この行動ができる人はスキルアップも早いんじゃないですかね。

社長に限らず、負けず嫌いで熱い人にはぜひ入社してもらいたいですね。

うちって、他の会社に比べると社員の入社率がすごく多いと思います。つまり同期と言えるメンバーが多い。そんな環境で1番になりたいですとか、他の人には負けたくないという人は必ず上がるので、そういう方はおすすめです。

私も未経験から入社して、自立のチャンスを与えられて、それをつかみ取ったという経歴なので、結果をつかみ取るのは努力次第だと思います。また、その結果につながるチャンスは、誰にでも平等に転がっているんだよということは、社員に限らずこのフィードを読んでくださった方々にもお伝えしたいです。


今後のキャリアプランを教えてください。

グループごと独立する、もしくは子会社の社長をやりながら、資産を貯めて、その資産で全く別の会社を設立するかという目標を持っています。

もちろん、チャンスは逃さず掴んでいくつもりです!

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