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外的な環境にアンテナを張って就活に役立てる

このwantedlyのストーリーは基本的に会社のことや社員の紹介、インタビューなどで使用されているのが一般的です。私のようにコラムのようなブログのような使い方をしている人はあまり見かけません。それもこの頻度で更新している人もあまりいないのでは。

一応目的をもってやっています。いくつかの目的を果たしたらそのうち終わると思います。その日までコツコツと感じたことを記していきたいと考えています。

日経新聞の電子版を読んでいますがここ最近の多くの外的要因によって日本企業の業績動向には明暗が鮮明になってきています。今日(7/27)でもオムロンは純利益60%減、カプコンや富士通ゼネラル、マキタ(電動工具)などが純利益の減少となっています。以前にあった上海でのロックダウンで生産体制に支障があったり、全般的な原料高の影響を受けています。

逆に利益が増加していると報じられているのがキヤノンで半導体装置が好調。自転車関連のシマノも純利益11%増加、これは円安による為替の差益が出ているとの事。円安は私たちの生活に対してはネガティブな作用をしていますが輸出が好調な企業にとってはポジティブな材料の様です。

政府は半導体企業のキオクシアに対し929億円を助成し設備投資や開発を支援するそうです。キオクシアは2800億規模の設備投資を行う予定で助成金はそれに対しての補助だそうです。世界的、慢性的な半導体不足で世の中の商流や経済に様々な悪循環が出ているので、このような取り組みは成果につながるまでに少し時間がかかるけどしっかりやっていく必要があると感じます。

たった1日の新聞記事でも外部環境と企業の動向は深く結びついていることが分かります。人材サービス事業を行っている当社でも人手不足や採用難で困っている顧客からのオーダーに対して人材確保がままならず苦戦しているところもあれば、上記のような環境背景で減産を余儀なくされ休業や削減の方向に向かっている顧客もあります。そのような状況下で人材確保の方策を考えたり、新規営業のターゲティングを考えたり社内のあらゆる課題に全社員で立ち向かっていくことができるのが中小企業で働く事のやりがいではないかと思います。経営者のワンマンシップでは時代の変化の潮流を掴み切ることはできません(個人差があります)。

転職活動や新卒の就活についてはそのような応募者が企業の課題や業務風景(闊達に意見が出せる職場か)などを根ほり葉ほり聞いて企業の選別をするくらいの気持ちで良いと思います。今日ではビジネス環境はいろいろと大変だなと感じる場面が非常に多いですが、起きている様々なことにアンテナを張ってヒントを探し自分のキャリアアップにつながげて欲しいと思います。

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