1
/
5

国キャリ更新顛末記

国家資格キャリアコンサルタントという資格を取って5年が経ちました。キャリアコンサルタントとは求職者や在職者、それも若者、女性、中高齢者など様々な人のキャリア形成や就職転職の相談に乗って良いですよ、という資格です。この種の相談は誰が乗っても良いのですが、そのための技法、手法や傾聴力などを習得しキャリアについての理論的知識を深め、試験を受けて、国がコンサルタントの名乗りを認めて出来るというのが国家資格キャリアコンサルタント、通称国キャリです。私の様な派遣や人材紹介などの仕事、社労士さん、ハローワークなどで求職者対応をされる職員の方々など、人材やその人のキャリアに関わることが多い職種業種に資格取得者が多数おります。合格率は50%前後と決して簡単ではありません。

5年前に資格を取得してその後どうかというと国キャリとしての正式な活動は数えるほどしか出来ていませんが、その資格を取得するために習得した面談、相談応対技術に関しては日頃からとても生かせているという自己認識です。相手のあることなのでその人の感想が大きいとは思いますが…。

国キャリ資格には5年ごとに更新講習というものがありまして、知識講習を8時間、技術的な講習が30時間、これを受けないといけないということに結構前から気付いてはいたのですが、やはりというかそれに取り組んだのはめちゃくちゃ期限ギリギリの時でした。今このストーリーを書いている時でさえ更新が確定していません。夏休みの宿題の様ながけっぷちの危機感を感じている最近です。

良い大人が最近の土日をまるまる一日使って講習を受けました。良かったのはオンライン授業で受けることができたので東京などの会場へ出向かずに済んだことです。家では何かと落ち着かないのでみなとみらいのオフィスまで自転車通勤をしてオンライン受講をしました。学び直しという言葉を最近よく聞きますが、まさに国キャリスキルの学び直しをやりました。受けていて気付いたのですが、5年前の丸写しではなく新しい面談技法やツールも開発されていたり、また一段と高齢化や労働人口の変化、女性の働く環境の変化、氷河期世代への対応など外部環境も大きく変わっており、学び直すというよりは新しい知識を多く吸収することが出来ました。これをどのようにか活用し、世の中の雇用機会の創出や色々な人のキャリアアップに貢献してくのが国キャリの使命と思っています。過去の5年よりは役に立とうと決意を新たにしているところです。

当然、無事に更新手続きが済んだら、の話ですが。

社内には私の他に数名の国キャリ資格者がいます。当社で3年くらい働いてこの資格にチャレンジしたいという人には資格取得の支援をしたいと考えています。個人の感想ですが、仕事にも、それ以外の人生にも役に立つ資格(スキル)だと思います。

株式会社プロスキャリア's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Yoshikatsu Mitake's Story
Let Yoshikatsu Mitake's company know you're interested in their content