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美容部員、エレベーター製造員を経てディレクターになりました

自社メディアのリニューアルや新規事業の立ち上げに伴い、新メンバーを絶賛増員中のプレマシード。今回は2024年4月に入社したばかりの中途社員のパーソナリティを掘り下げ、プレマシードを選んだ理由やこれから実現したいことをインタビューしていきます。

第5弾は、化粧品に魅せられ、いつしか職業として憧れるようになっていた中條瑠衣さんです。

お洒落が好きで、子どもの頃からの夢を叶えて美容部員になった彼女が、なぜWEBディレクターの道を歩むことになったのか…。幼少期にまで遡ってインタビューしました。



描くことが好き。イラストとメイクにハマったのは必然だった


— まず、中條さんの自己紹介をお願いします。

神奈川県で生まれました。大学卒業後は美容部員として働き、電子機器の製造業や職業訓練校を経て、2024年4月にプレマシードへ入社しました。


— どんな子ども時代を過ごしたんですか?

近所にいとこが4人住んでいて、実の姉と兄を含めて大家族のような環境で過ごしました。もともと恥ずかしがり屋だったんですが、家でも学校でも何かと比較されることが多く、いつしか負けず嫌いの性格になっていましたね。

父の影響でゲームにハマり、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や『マリオカート』、父がやっていた『爆走デコトラ伝説』などもプレイしていました。特に、家族みんなで遊ぶ『マリオパーティ』は“絶対に負けられない戦い“でしたね。


— 好きなことにイラストも挙がっていましたが、子どもの頃から好きだったんですか?

物心がついた頃からイラストを描くのが大好きで、大量に画用紙を買ってもらって当時好きだったゲームキャラクターを描いていました。実は、大学生の頃はSNSにアップしてコミケにも出展しました。

また、子どもの頃に母に連れられてデパートの化粧品売り場に行ったことがきっかけでメイクやオシャレにも目覚めました。自分の顔をキャンバスにして、それこそ絵を描く感じでメイクを楽しんでいましたね。


— イラストとメイクってまったく違う分野のように感じますが、「描く」ことが好きだったからこそどちらにも関心をもてたんですね。

イラストもメイクも同じくらい好きで、将来の夢は「漫画家やイラストレーター」か「美容部員」の2択でした。ただ、漫画やイラストで生計を立てる難しさを知っていました。そこから「イラストは趣味として続けよう」と方向転換して商学部に進学し、大学卒業後は化粧品会社に入社して美容部員になりました。


美容部員を断念。製造業を経て夫の一言で再起を図る


— 子どもの頃から好きだったイラストとメイクのうち、メイクを仕事にすることができたんですね。

大学生の頃はアルバイトで稼いだお金のほとんどをデパートコスメに使っていましたし、キラキラした空間でメイクをしてもらうことがとても嬉しかったです。就職が決まった時は憧れの仕事に就けてモチベーションもMAXだったんですが…


— 何かあったんですか?

長時間立ちっぱなしでいると足に負荷がかかりすぎてしまい炎症を起こすことが分かったんです。一番有名な医師にも診察してもらいましたが、やはり「この足では立ち仕事はできない」と言われ、美容部員の夢は諦めました。


— 予期せぬ形で美容部員の道を断たれた後はどのように過ごしていたんですか?

美容部員以外にやりたいことも見つからなかったので半年ほど実家の家事手伝いをしていました。ある日親戚から「うちの会社で働いてみる?」と誘われてエレベーター部品の製造会社に就職しました。

その後、当時付き合っていた彼の転勤を機に結婚・退職して神戸へ移りました。夫から「退職してせっかく新しいキャリアを築ける機会なんだから自分が本当にやりたいことに挑戦してみれば?」と言われ、「もう一度イラストやデザインに関わる仕事を探してみよう」と決意しました。


— 親戚の方も旦那さんもやさしいですね。聞いているだけでなんだか嬉しくなります。

手始めにハローワークに行ってみたらWEBデザインの職業訓練校があると教えてもらい、半年ほど通ってPhotoshopやIllustratorをはじめHTMLなどのコーディングスキル全般を学びました。


— 職業訓練校ってどんな授業があるんですか?

各ソフトの操作方法を教えてもらってIllustratorで何かを描いたり、HPのコーディングをしたり、という感じです。「ある会社のチラシを作成してプレゼンする」という実践的なグループワークもあり、その時に全体の指揮をとるディレクションを経験し「中條さんのおかげでスムーズに進んだね」と言ってもらえたことが嬉しくて、自分の適性はこっちかもしれないと思ったんです。

職業訓練校を卒業したタイミングで夫が東京に戻ることになり、プレマシードと巡り合いました。


未経験から自社メディアをディレクションできる。その魅力に引き寄せられた


— 転職先にプレマシードを選んだ理由を教えてください。

当初、転職サイトではWEBディレクター、WEBデザイナー、コーダーなど、職業訓練校で学んだことが活かせる仕事を探していました。ただ、WEB系の仕事を検索すると大半はクライアント先に派遣されて制作を担うパターンなのだと分かりました。

正社員で自社メディアをディレクションできる求人は本当に少なくて、できれば「チームで自社メディアを成長させたい」という想いもあり、その希望にマッチしたのがプレマシードだったんです。スカウトメールが来た時は本当に嬉しくて、すぐに応募しました。


— 教育という事業分野には興味があったんですか?

とてもありました。周囲に子育て中の友達が多いんです。教育事業に携わることで有益な情報を伝えられるかもしれませんし、知識として教育関連の情報を蓄えることは将来的にもプラスになるはずだと感じました。

それに、多忙な芸能人やスポーツ選手が高卒資格を得るために通信制高校を利用していることは知っていましたし、周りに通信制高校に通っていた人もいるので「いろいろなメリットがある学校」という認識はもっていました。そのため、通信制高校を正しく周知して社会課題を解決する、というプレマシードの理念にも共感できました。


— 描くことが好きだった子が、イラストは生計を立てることが難しいと知り断念。メイクの道で生きようと美容部員になるも断念。もう一度好きなことにチャレンジしようと職業訓練校に通い、そこでデザインよりディレクションに適性があると気付き、WEBディレクターとして職を得る。こうして振り返ると、中條さんってスゴイですね。挫折しても絶対に復活しますね。

幼少期の“絶対に負けられないマリオパーティ”がメンタルを鍛えてくれたのかもしれません(笑)


— 最後に、今後の目標を教えてください。

仕事の面では、ディレクターとしてプランナーからうまく話を引き出し、それを制作サイドに正確に伝える力を向上させたいです。


やりたいことに出会うたび、厳しい現実や困難が立ちはだかる。それは誰しもが経験することかもしれませんが、中條さんは持ち前の負けず嫌いの精神で何度も克服してきました。「旦那さんを養えるくらい仕事を頑張りたい」という強メンタルこそ中條さんの魅力です。分厚い壁が出現しても爆走して突き抜ける、そんな中條さんのこれからにご期待ください。


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