この度、当社が利用している1on1ツール『Kakeai』の、サービス提供元である株式会社KAKEAI様より、製品の導入事例インタビューを受けました!
インタビュー記事へのリンクはこちら↓ (『Kakeai』ホームページ内)
【事例】リモートワーク体制の中で入社したメンバーの孤独を埋めたい。導入半年で離職ゼロを実現。1on1導入をきっかけに、経営者自ら社員全員と1on1を実施
インタビューの中でも言及していますが、当社では今年度より新たな取り組みとして、1on1を全社導入しました。少人数の会社であるため、たとえ一人であっても社員の離職が及ぼす影響は甚大…。かつ、コロナ禍でいち早くリモートワーク体制に切り替えることはできたものの、その分やはり有機的なコミュニケーション機会は減ってしまい、リモートワーク体制下で新規入社したメンバーの定着に課題を抱えることとなりました。
リモートワークを魅力に感じて入社してくれる方もいますし、社員の働きやすさの向上に繋がった側面もあります。そのため今後もリモートワークの良さは活かして、デメリットはできる限り埋めていきたい。社長・尾関の、「ITが作り出した溝は、ITで埋める」という考えのもと、ITツールを使った課題解決方法を検討し、最終的に採択されたのが「1on1の全社導入」という施策でした。
今年4月、1on1ツール『Kakeai』の導入とともに、「月に一回、上長とメンバー間で1on1を実施する」という運用を全社展開しました。導入にあたっては、KAKEAI社のカスタマーサクセス担当者様の主導により社員に対する説明会を実施し、1on1を取り入れる目的や意義について、会社側からメッセージを発信しました。当社は親会社からの分社という成り立ちに加え、即戦力となるメンバーの中途採用を中心に行ってきた経緯から、既に社会人としては十分に自立したベテランキャリアの社員も多く在籍しています。メンバーによっては、業務で忙しい中、月に一度上司との1on1に時間を割くことに意義を感じてもらえず、むしろ反感を買ってしまうかもしれない…。そんな懸念も大きかったため、組織力強化のための新たな取り組みとして理解してほしい旨を伝え、まずは社員の協力を呼び掛けました。
また、記事の見出しにもありますが、社長の尾関が自ら「全社員と1on1をする」ことを掲げ、一年をかけて一人一回ずつの『社長1on1』を実施してくれています。社長直属の部門メンバーとも月イチでの1on1を実施されている中、さらに月に約4人分が追加となるため、負担はかなり大きいはずなのですが、「自身が気付きを与えてもらうことも多い」と嫌な顔ひとつ見せず取り組んでくれる姿に、いち社員としては大変心強さを感じています。
導入から半年経ち、月に一度の1on1も仕事における日常の一つとして定着してきました。一ヶ月というのはあっという間なので、前回の1on1からあっという間に次の1on1のタイミングが来てしまい、上司・メンバーともに「困ったな、今日は何を話そう?」…なんていう場面も多くなってきましたが、そんなときにはリフレッシュの時間と割り切って雑談に花を咲かせるのも有用だと思います。何より、1on1があることで「私たちはあなたたちの話を聞くよ」「業務中もメンバーのための時間を取るよ」という姿勢を上司が見せてくれるため、いざというときには相談をしていいのだ、というセーフティネットとしての安心感を覚えてくれている社員も多いようです。上司たちは毎月忙しい中、部下全員との1on1に時間を割いているわけなので、大変な負荷がかかっているのは間違いありませんが、それでも現代における有用な組織マネジメントの手法として意義を感じ、皆前向きに取り組んでくれています。
組織の形に100%の正解はない。だからこそ、諦めずにより良い組織のあり方を模索し続ける姿勢そのものが、働く人と企業とが手を取り合うための重要なファクターになると思います。
これからも図研プリサイトでは、より働きやすい組織を目指し、力を合わせて取り組んで行きます。 リンク先の導入事例インタビュー記事も、ぜひ読んでみてくださいね!