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入社3年目の大谷が話してみました!(前編)

はじめまして、図研プリサイトの人事担当です。

こんにちは。前回の更新からずいぶんと期間が空いてしまいました。実はインタビュー記事の執筆を担当していた私人事担当の大谷ですが、つい先日まで産休&育休を取得しており、それに伴い更新もお休みさせていただいておりました。今後はまたモリモリ更新を予定していますので、ぜひ楽しみにお待ちください!

さて、久しぶりとなる社員インタビューの第8弾ですが、今回は手前味噌ながら自分のことを少し書いてみます。ありがたいことに、かねてより社内メンバーから「大谷さんのことも記事にしてみては」とのお声を度々いただいており、決して執筆のリハビリがしたいとか、そういう動機での人選ではありません。そのため今回はインタビューというよりもブログのような形になってしまいますが、番外編ということでお付き合いください。


どんな仕事をしているのか

まずは私の仕事について少し紹介させてください。Wantedlyでのインタビュアーをはじめ、表に出る際は採用担当としての役割が多いのですが、普段は図研プリサイトの人事担当として、採用だけでなく従業員の給与・賞与計算、社会保険などの事務手続き、勤怠管理や法令対応など…総合的な労務管理に携わっています。労務管理や働きやすい職場づくりを通じて従業員の社会生活を保障し、一人ひとりのパフォーマンスの向上に寄与すること。その結果として、大切な経営資源である「人」に最大限活躍してもらい、会社組織に貢献することが、私の仕事です。

実は図研プリサイトの人事部門においては、立ち上げから関わらせてもらいました。数年前、今よりも少し人員規模が小さかった図研プリサイトには人事専門の担当者がおらず、外部業者への委託に加え、社内のマネージャー陣が協力し合うことで業務を回していました。そこに中途採用されたのが私…そう、実は何を隠そう私自身も転職経験者で、中途入社メンバーのひとりなんです。


大手企業から転職して、プリサイトに入社したときのこと

転職したのは2019年のことで、それまでは新卒入社した大手食品メーカーの人事部門に勤務していました。新卒入社当初、本来ならば営業職で採用されていたのですが、「人手が足りない」という理由から、研修が終わったタイミングで突然人事部門に配属されてしまい、それが現在まで続く人事担当者としてのキャリアの始まりとなりました。

前職は全国各地に事業所を展開していたので、一度飛行機の距離の転勤も経験し、最終的には東京本社に勤務していました。転職を考えたきっかけは、夫の転勤に伴う引越しです。かなりの距離を通勤しなければならなくなり、一年弱は頑張って通勤していたのですが、元々結構なハードワークだったこともあり…。始発近い電車に乗って出社し、帰宅は日付が変わる頃、という日々。当時まだ子どもはいませんでしたが、「今後もし子どもができたら、いったいどうなるんだろう?」と考えたときに、当時の生活ではあまりにも壁が多すぎました。

おそるおそる転職エージェントに相談しに行き、いい会社とご縁があれば…という感覚で始めた転職活動でしたが、今になって思えば当然、エージェントの担当の方は職を紹介するのがお仕事です。登録後すぐに次々と求人を紹介していただき、あれよあれよという間に選考をセッティングしてもらううちに、当時たまたま人事担当を1名だけ募集していた図研プリサイトに繋がることができ、内定をいただきました。この間およそ一ヶ月半。思っていた以上に早く転職が決まり、驚いたのを覚えています。転職エージェントは自分に合った条件の会社をピックアップしてもらえる反面、仲介してもらう以上は完全に自分のペースでは活動するのが難しいという点もあります。スピード重視の方にはマッチするかもしれませんが、自分で転職活動の進捗をコントロールしていきたい方にはダイレクトリクルーティングツールの利用がおすすめかもしれません。

そんなこんなで転職に至ったわけなのですが、元いた会社を辞めることも、新しい環境に飛び込むことも、本当に勇気がいるし大変なことですよね。今は私が採用する側としての立場ですが、転職する当事者の気持ちを身をもって知っている以上、「皆さんの『転職』という大きな決断を、後悔のないようにサポートしたい」という気持ちで採用業務に取り組んでいます。私にとっては、是が非でも入社してもらおうと会社をアピールすることよりも、まずは皆さんの良き相談相手になれることの方が重要です。当社にご応募いただいた際には、どうぞ何でも気軽にお尋ねください。


中途入社の人事担当から見た、図研プリサイトの従業員の姿とは?

さて、採用担当としての心情を語ってしまいましたが、先述したように本来の私の仕事は人事業務全般です。入社後、人事担当者として俄然気になる&ワクワクするポイントは、断トツで「従業員はどんな人たちなんだろう?」ということです!毎日欠かさず触れることになる従業員データは、人事担当にとっては仕事道具であるも同じ。ましてや部門の立ち上げともなると、日々膨大な従業員データとにらめっこし、真剣に向き合う時間が続きます。そのような時間を過ごすと、従業員に対しては(おそらく皆さんの想像以上に)親しみが湧いてくるものなのです。まだ顔も合わせたことのない従業員であっても先にフルネームを覚えてしまったりするのは、人事担当者あるあるです。実際にお話しする機会を得られてコミュニケーションが取れると密かにテンションが上がり、日々の仕事の大きなモチベーションになります。それくらい、人事担当にとって従業員との関わりは大切なものなのです。

そんな中、実際に私が図研プリサイトの従業員に対して感じたことは、「ものすごく自立している」ということでした。人事部門というのは会社の中ではお役所のようなものなので、担当者に対しても(良くも悪くも)役所の窓口感覚で接してこられる従業員が多いというのが、それまでの経験で持っていた感覚でした。中には要求だけを伝えてこられて、手続きなどは人事担当者に全部代わりにやってもらう、というスタンスの方も少なくありませんでした。別にそれが嫌だったわけではなく、むしろそれも自分の仕事のうちだと今も思っています。ところが図研プリサイトのメンバーは、「やり方を教えてくれたら自力でやります」という方がほとんどだったのです。つまり相談の時点で目的がはっきりしており、手段だけを聞きに来る、というスタンスです。これにはとても驚きました。一部でも私の方で実施すると大変感謝してくれたのですが、「仕事なんだから人事にやってもらって当然」ではなく、「自分の生活に関わる手続きをやってくれてありがとう」と言ってもらえるのは、正直、滅多にないことでした。図研からの分社化以降、少ない人数の中連携を取り合ってきたプリサイトならではの風土であると感じています。


ワークライフバランスって、本当に大事ですね

仮にも人事担当者が何を言ってるのかという感じではありますが、転職を経験してまさにこの身で体感したのがこれでした。毎日遅くまで残業して、長い距離を通勤し、深夜に帰宅していた日々から一転。まだ日の暮れ切っていない時間に退勤し、帰って夕食を作る余裕がある。まともな時間に食事を済ませ、寝るまでにまだなお、時間の余裕がある…!こんなことでも、それまでの私にとっては当たり前のことではありませんでした。一日を終えるまでにしっかりとプライベートに向き合い、仕事のことを一旦切り離す時間を置くことって本当に大事です。頭を覆っていたモヤが晴れて身体も軽くなり、毎日新たな気持ちで仕事に向かえるようになりました。実際に、それまで自己認識していたよりもパフォーマンスが向上したのを感じ、驚いたことをよく覚えています。休日も同様です。転職前は、ただ身体を休めて一日を終えてしまうか、疲れをおして半分無理やり予定を入れるかのどちらかでしたが、心身両方ともしっかりとリフレッシュすることができるようになりました。趣味であるジャズの演奏にもより打ち込むことができ、充実した思い出がたくさんできました。シンプルに年間休日数が多いというのも個人的には嬉しいポイントです。


結婚式での演奏機会をいただいた際の一枚。休みの日にはよくスタジオを借りて友人と集まり、ジャムセッションをして遊んでいました


もちろん、業務が立て込んで忙しかったり、重い課題を抱えたりと、仕事が一筋縄ではいかない時期もありましたが、そうした時期を乗り越えられたのも、”ライフ”面が安定していることによって心に余裕を持てたからだと思います。

そうして過ごしているうちに、ついに我が家にも子どもが登場しました!


後編では、産休・育休を経て得た仕事観について、リアルな思いの丈を綴ります!

後編はこちら → 入社3年目の大谷が話してみました!(後編)
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