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【社員紹介 vol.2】元自衛官の私がポートに入社した理由

今回は社員紹介シリーズ第2段として、就職支援事業部のキャリアアドバイザーグループで活躍している熊野さんをご紹介します。元自衛官という異色の経歴をもつ熊野さんが、キャリアアドバイザーになるまでの経緯や仕事で大事にしていることについてインタビューしました!

■Profile
熊野公俊(就職支援事業部 キャリアアドバイザーグループ)
高校卒業後に自衛官として勤務していたが、22歳のタイミングで大学に入学。大学卒業後は大手人材派遣会社の営業として大阪・香川エリアを担当した後、2018年3月にキャリアアドバイザーとしてポートにジョイン。2018年通期MVP受賞。

ー現在の仕事内容を教えて下さい。

現在は、就職活動中の学生さんを対象に、就職の意思決定を支援をするキャリアアドバイザー業務を行っています。学生さんとの面談を通して、本人の志向性を整理したり、自分自身で自覚できていない強みを明らかにする自己分析のお手伝いをしたりと、企業を紹介するだけではなく、内定を獲得するまでのすべてのプロセスをトータルでサポートしています。

ー「元自衛官」という異色の経歴をお持ちと伺っていますが、ポートに入社する以前のキャリアについて教えて下さい。

私は高校卒業後に地元の広島で航空自衛隊に入隊し、4年間埼玉に赴任していました。
自衛隊に入ろうと思ったきっかけは、親戚に海上自衛官やパイロットがいたこともあり、今思うと身近な職業だったからだと思います。加えて、ちょうど私が入隊するタイミングでPKO(国連平和維持活動)や災害の復興支援が活発だったので、ダイレクトに社会に貢献できると感じたのも入隊の理由でしたね。

自衛官として埼玉に赴任していた当時、自衛官として働きながらプライベートでは大学のサークルにも入っていて、そこでの出会いがきっかけとなり「大学に進学して学びたい」という思いが強くなり、22歳で退職して4年制大学に入学しました。
そこから卒業して大手の人材派遣会社に入社し、3年ほど大阪・香川エリアの営業を担当していました。

ーそこからポートへの転職を決めたきっかけは何かあったのですか。

人材派遣の営業をしている中で、出会った派遣スタッフさんの存在が大きかったと思います。もちろん全員がそうではないですが、若い頃の失敗経験など、消極的な理由で派遣という働き方を選択している方がいることが気になるようになりました。

多くの派遣スタッフの方と面談する中で、「実は正社員で働きたいけど、過去の失敗体験から挑戦できない。」といった方がとても多いと感じました。
しかし、話を聞いてみると本人たちが感じている失敗体験や挫折経験の多くはその人の能力によるものではなく、「たまたま環境が合わなかっただけなのでは?」と思う内容が多かったんです。もっと若い人たちが自らの生き方と、キャリアについて考えるきっかけをつくれるようなお仕事がしたいなと思うようになりました。

そんな思いを抱えながら転職活動をしている中で出会ったのがポートでした。
前職のような大手企業ではなく、まだ組織として成長フェーズにある規模の企業であった点と、単なる人材紹介だけではなくメディアをドメインに置いている点にも魅力を感じました。また、転職の最も大きな理由であるダイレクトに「若い人たちのキャリア支援ができる」というキャリアアドバイザーの経験ができるといった点も魅力でしたね。

ーポートに入社してから、一番印象に残っている仕事やエピソードはありますか。

2018年通期MVP受賞をいただいた際のサプライズムービーで、キャリアパーク経由ではなく、自身で応募した企業に最終的に就職をした学生さんが10分以上もの長きに渡って私にお祝いと感謝のコメントをくれたことですかね。(笑)結果的にポートで就職先をご支援することはできませんでしたが、会社と学生という関係ではなく、人と人として繋がれたからこそ、このような関係を築くことができたんだなと思い嬉しかったです。
もちろん、自社求人で就職が決まった学生さんではないので、仕事の成果としてはカウントされないんですが、私はポート経由で内定が決まるかどうかは結果論だと思っています。だからこそ、納得した顔で就職が決まったと連絡してくれた時はとても嬉しかったですね。

ー仕事をする上で心がけていることや大切にしていることはありますか。

単に企業を紹介するだけであれば大手の媒体で十分なので、一人の人としていかに学生に寄り添って一緒に就活ができるかが大切だと思っています。
「キャリアアドバイザー」としてではなく、「共に就職活動を頑張るパートナー」であることを最も意識していますね。

ーひとりひとりの学生と徹底的に向き合うという姿勢がぶれないのはなぜですか。

前職で出会った派遣スタッフの方々とお話をする中で感じたことが原体験になっているかと思います。担当していた方で、「40歳まで派遣社員として働いてきたが、本当は正社員になりたかった。」という方がいらっしゃいました。その方のお話を聞いて、勇気があって一歩踏み出せるかどうかでその後のキャリアが大きく変わるということを強く実感しました。
その人が幸せな人生を歩むには、本当の意味で「合っている」仕事と出会うことが大切だと思っています。その仕事が「合っている」かどうかは、自分で決めた道であるかが大切だと思います。だからこそ、徹底的に学生と向き合い、よりよい意思決定をサポートすることはこれからも大切にしていきたいと思っています。

ー最後に、就活生のみなさんにエールをお願いします!

就活中は「自分のすべてが評価される」ような気持ちになり、
どこの企業に内定をもらうかなど、他者からの評価で一喜一憂する時期だと思います。
しかし、本来はその選択が良いものかどうかは人が決めることではなく自分が決めること。自分自身が本当に幸せだと感じるキャリア選択をすることが何より大切だと思っています。
是非そのことを忘れずに自分軸で「良い」選択をし、選んだ仕事を自分のものにできるよう自信をもって進んでほしいなと思います。その時は自分にとって難しいと感じることでも、ぜひ勇気をもって一歩ふみ出してください!

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