What we do
2018 Ambos hair salon
2018 松城幼稚園
風呂敷を広げて言うと、ウェブサイトを含めそれ取り巻く環境を作っています。
主な業務はウェブサイト制作なので、ウェブサイトをインターネットに載せるためのことはひと通り請けます。だからデザインをはじめ、マークアップといったコーディング、動的なコンテンツを作るためのプログラミングまでは守備範囲。
時にはロゴの提案含めたブランディングに近い依頼もありますし、こちらから必要であれば攻めの提案も持ちかけます。
ということで肩書きはウェブデザイナーではなく、デザイナー。中心にウェブサイトとインターネットを据えて、これらのために何ができるかを考え、実践しています。
Why we do
当時愛用のeMacのある静岡文化芸術大学(SUAC)時代の実家の部屋。この時めちゃくちゃ掃除したんだと思う。
Windows XPの壁紙みたいな田んぼ。(昔のフォルダを漁ったが地元の田んぼの写真はなかった。多分静岡県袋井市)
WHY(なぜやるのか)と聞かれたら、インターネットとの出会いがあったからと答えます。
すごく個人的なことです。
私は静岡県西部に位置する浜松市、それも町内の家屋より田んぼの面積の方が多い地域で育ちます。浜松といえば浜松祭りですが、好き好んで参加する訳でもなく、生真面目に大人しくしていました。好んだのは絵を描くこと。夢中になったのはゲームやアニメといったスクリーンのメディア。テレビやゲームのコンテンツ、広告に興味を持ち始め、美術やデザインが学べる高校へ進学し、そこでインターネットと出会います。
デタラメなHTMLでなんとか作ったジオシティーズのホームページ。ネットで仲良くなった人と会いに名古屋まで足を運んだこと。今振り返れば、好きなことが学べた高校生活だけでも贅沢ですが、私にとってインターネットからもたらされた刺激と救いが人生に最も影響を与えました。
私は運が良かった。インターネットによって殺される人もいれば救われた人もいる。ウェブサイト制作を軸としたコンサルティングする会社でデザイナーとして働いていた私が独立を決意したきっかけは、TwitterやFacebookといったSNSに可能性を感じたから。そして今まで続けられてきました。
私がインターネットで得られた幸運を少しでも還元したい。地方に拠点をおきながら、ウェブサイトを作る。視覚表現をよりよくデザインする。この事業を通じて、幸運に出会える人を増やす。だからこれからも続けていきます。
How we do
事務所の打ち合わせスペース
事務所の作業スペース
チームは出たり入ったり。今は1人と弟子(になりたいと志願した未経験者)で仕事を進めています。
働く場所は事務所だったり、打ち合わせの隙間をぬってカフェに立ち寄ることもあります。クラウドのストレージを用意してインターネットとノートパソコンがあれば仕事ができる環境にしています。
事務所にはグラフィックデザイナーと建築ユニットと事務所をシェアしているので小さなデザイン事務所ながら、比較的人の出入りがあって面白い出来事も生まれます。他分野のデザインの話を共有して刺激としたり、時に依頼をしあえる風通し良い空間です。(だから冬は寒い)