開発・BI部門の加藤(@tomo_k09)です!
エンジニアとしてこの春に入社予定の江田さん(@asamuzakE)が、社内で薬剤師・医薬品登録販売者向けのITパスポート勉強会を4回に渡って実施してくれたので、この記事ではITパスポート勉強会のレポートをしたいと思います。
目次
- ITパスポートとは?
- ITパスポートの勉強会を実施した理由
- ITパスポート勉強会の内容
- デジタルデータ
- データベース
- ネットワーク
- セキュリティ
- 終わりに
ITパスポートとは?
ITパスポートとは、すべての社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
具体的には
- AI、ビッグデータ、 IoT などのIT技術
- アジャイルなどの開発手法
- 経営戦略
- プロジェクトマネジメント
など、幅広い分野の総合的知識が問われます。
近年、IT化が急激に進んだことにより、どの業界においても一定レベルのITスキルが求められるようになってきました。
これからITの高度化はますます加速していき、ITスキルを持った人材がさらに求められていくでしょう。
そういった背景もあり、ITパスポートの受験者数は令和1年に100万人を突破するほど人気な試験となっています。
ITパスポートの勉強会を実施した理由
なぜYOJO社内でITパスポートの勉強会を実施したのかというと、オンライン薬局の薬剤師・登録販売者には一定レベルのITリテラシーが求められるためです。
例えば、YOJOの薬剤師・登録販売者はYOJOのサービス開発にも深く関わります。ドメイン知識のある薬剤師・登録販売者とエンジニア・デザイナーが議論をしながらサービス開発をしているのですが、ITリテラシーが高いとエンジニア・デザイナーとのコミュニケーションコストが低いため、議論が円滑に進みやすくなりますし、システムを考慮した上で新しい機能の提案をすることができます。
YOJOは素晴らしい患者体験を提供できるようなサービスの開発にとても力を入れている会社です。このようなサービスを作るには、医療職であってもITリテラシーが求められるのです。
ITパスポート勉強会の内容
ITパスポートの範囲は広いので、理解するのが難しく、特に重要な分野に絞って全4回に分けて開催しました。
デジタルデータ
第1回はデジタルデータについてです。
私たちはコンピュータを使って『情報』という名のデータを処理しています。
初回の勉強会ではコンピュータがどのようにデータを処理しているかを具体例を交えて解説されていました。この範囲は特に理解が難しいのですが、江田さんの解説が分かりやすいと非常に好評でした。
データベース
第2回はデータベースについてです。
「データベースとは何か?」とは何をしているものなのかという基本的なところから、どのようにデータを保存しているかという難しいところまでかなり噛み砕いて説明がされていました。
YOJOには薬剤師・登録販売者が患者さんにぴったりな漢方を提案をするためのアシストをしてくれるレコメンド機能があるります。実はこの機能で使っているデータベースの設計は、エンジニアと医療職のメンバーが議論をしながら行いました。
今までは一部の医療職メンバーしかこういった議論をするのは難しかったと思いますが、この勉強会を通してデータベース設計の議論をできる医療職メンバーが増えたのは心強いです。
ネットワーク
第3回の勉強会はネットワークです。
スマートフォンの普及によって、インターネットはとても身近な存在になりました。このような背景から企業活動にネットワークは切っても切り離せない存在になっています。
この回ではインターネットがどのような仕組みになっているのかイチから分かりやすく解説されていました。YOJOには自宅からパソコンを使ってリモートワークをするメンバーが大半なので、普段自分たちが使っているインターネットの仕組みを知れたのはとても興味深かったようです。
セキュリティ
最終回はセキュリティの講義を行いました。
YOJOは医療系サービスということもあり扱っている情報がデリケートなので、セキュリティに関する知識は必須と言っても過言ではありません。
この勉強会では「不正アクセスにはどのようなものがあるのか」、「Webサイトの安全な利用方法」について詳しく解説されていました。
YOJOの医療職メンバーはインターネットに常時つながった状態で仕事をしているので、すぐに役立つ実践的な内容だったのではないでしょうか。
終わりに
素晴らしい患者体験を提供する上で、医療職のメンバーにもITスキルが必須です。今後も医療職メンバーのITスキル向上のために、定期的に勉強会を開いていこうと思ういます。
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