1
/
5

受賞者インタビューVol.8┃ペライチは成長せざるを得ない環境。『攻めの労務』実現に向けた挑戦とは?

今回は、毎年昨対140%を超える成長を続けているペライチの基盤を支えるコーポレート部門に焦点を当て、労務総務を担当している林さんに、取り組みや目指す姿について伺いました。

林 由依子(はやし ゆいこ)/コーポレート部 人事・労務チーム 労務総務担当

ーはじめに、ペライチに入社する前の経歴を教えてください

私の労務キャリアは前職からスタートしました。

前職は宿泊飲食業で、レセプションや飲食店のホール業務を担当した後、バックオフィス業務に異動したことがきっかけです。

お客様対応を中心とする業務から、未経験のバックオフィス業務への異動だったため、最初は不安に感じることも多かったです。

ただ、労務業務はルーティンタスクが多く、何度かやっていくうちになんとなく感覚が掴めてくるんです。もちろん専門的な知識も必要なので、先輩社員や社労士の方に相談をしたり、専門書などを読んでインプットしていました。

インプットする際に意識していたのは、社員にも理解してもらえるように噛み砕いて説明できるくらいまで、自身の理解を深めること。
そう意識することで、自身の中で労務業務の意義や目的への理解が進み、新しいことに挑戦するワクワク感を覚えるようになりました。次第に、メンバーが成長するための土台づくりを担う労務業務にやりがいを感じるようになりました。


ー前職で労務の基礎を築いてこられたのですね。そこからなぜペライチに転職されたのですか?

労務はどの会社でも必要とされる存在ではありますが、会社によって労務が担っている業務の範囲は変わってきます。前職で労務の基礎を築くことができたので、その経験をもとにより社員が働きがいを感じられる会社・制度作りに挑戦したいと思ったのが転職のきっかけです。

転職にあたって重視していたのは、「会社がどれだけ真摯に社員と向き合っているか」。どれだけ良いプロダクトやサービスを提供していても、その作り手である社員が働きがいを感じていなければ会社の価値は上がりません。
なので、その会社の現状の制度や取り組みがどれだけ充実しているか、もしくは今後取り組んでいこうとする姿勢があるかを選社軸の一つにしていました。

その点ペライチは、選考当時から福利厚生が充実していたりユニークな制度が導入されていたりと、労務視点で大変興味を惹かれる会社でした。また、役員やメンバーが会社・プロダクトに真摯に向き合っている姿もとても印象的で、ここで働く人たちがより働きやすくなる環境を作りたいと思い、ペライチへの入社を決断しました。

ー入社後はどのような業務に取り組まれていますか?

私の担当は主に労務総務です。
総務では、社員の業務効率化、意識・モチベーション向上につながるためのファシリティ業務や福利厚生の調整を行っています。労務では、給与計算や勤怠管理など月次・年次タスクから、各種規程の改定など幅広く携わっています。

業務自体は地味なものが多いですが、月次や年次に応じて発生する手続きを迅速かつミスなくこなしたり、コストを削減しつつ質の良いものを提供できるように心がけたりと、会社の成長に向けてサポートする役割を担っています。


-入社からもうすぐで一年が経ちますが、振り返ってみていかがですか?

ペライチは「成長せざるを得ない環境」ということがわかりました(笑)

一般的には、労務はミスなく遂行することが業務の目標とされていますが、ペライチではその状態を保ちつつ、さらにストレッチした目標を考えることが求められます。これはプロダクトを作るメンバーが、ペライチの提供価値を高めるため常にユーザーの本質的な課題に向き合っていることと同じように、コーポレートも会社や社員に対して提供できる価値を常に考えていく必要がある、ということです。

初めて挑戦することばかりですし、課題もたくさんありますが、新しいことへの挑戦は楽しいと感じる性分なので、常に新鮮な気持ちを持ち続けられています。

ー初めての挑戦が多いとのことですが、例えばどのようなことがありましたか?

昨年10月に就業規則をはじめとする規程の大幅改定を行いました。

改定前の規程は創業当時からの引き継ぎや継ぎ接ぎで、現状と整合が取れていない部分も多くありました。

特にここ数年で働き方が大きく変わり、リモートワーク・フルフレックス制の導入や固定残業の見直しなど、社員が最大限のパフォーマンスを出すための環境づくりが進みました。このような会社の変化を受けて、抜本的に規程見直すことになりました。

課題の洗い出しから規程間の整合性の調整、新規程案の策定などを主導し、10を超える規程の改廃や制定を行いました。規程は表現が難解なので、もう読みたくない!と思うこともありましたが、この改定が遂行すれば今後管理がしやすくなるため、気合を入れて取り組みました。

ちなみに現在は、ベトナムの開発拠点立ち上げに向けて、ベトナムの法律に照らした就業規則の策定を進めています。他の企業ではなかなかできない、かつ自分の成長にもつながる経験なので、とてもやりがいを感じています。



ーこのような様々な挑戦が評価されて、昨年度の四半期表彰「行動指針賞」の表彰に繋がったのですね。受賞おめでとうございます!

ありがとうございます!ただ正直、自分が受賞するとは思っていなかったので驚きの方が強かったです。

労務の業務は、ミスなくやって当たり前のことばかりのため、他の企業ではこのような表彰制度は営業や開発、マーケティングなど、いわゆる花形の部門だけが対象になっているところもあります。ただ今回の受賞を受けて、ペライチでは目標に対してしっかり成果を上げることができれば、いかなる職種であっても受賞の可能性があることがわかりました。

転職軸にしていた「会社がどれだけ真摯に社員と向き合っているか」を、福利厚生や制度だけでなくこういった表彰の場でも感じ取ることができました。

ー林さんの今後の目標や実現したいことはありますか?

今後は、「攻めの労務」に挑戦していきたいです。

繰り返しになりますが、ペライチの労務はただ単にミスなく遂行するだけでなく、会社や社員に対して提供できる価値を常に考えていく必要があります。
これまでは、規程改定や新たに制度を設けるなど、”会社”に対する施策が中心になっていましたが、今後はメンバーにとっても価値のある労務施策を打ち出したいです。

また他にも、助成金や補助金などを活用して利益を生み出すような挑戦もしたいのですが、現状の知識では難しいこともあるので、労務や法律の知識をさらに身に着けたうえでトライできたらと思います。


ー最後にこの記事を読んでいる方にメッセージをお願いします

ユーザーにとって価値のあるプロダクト・サービスを提供し続けるためには、働く環境が重要です。ペライチは、メンバーそれぞれの力を最大限に発揮できるよう、より働きやすくなる仕組みや制度作りに努めています。

どのポジションであっても、メンバー一丸となって目標に挑戦できるような環境を用意しているので、私たちと一緒に高い目標に挑戦してみたいという方をお待ちしています!


-林さん、ありがとうございました!ペライチでは、共に事業の成長を支えてくれるメンバーを募集中です!ぜひ一度、カジュアルにお話しませんか?


Invitation from 株式会社ペライチ
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社ペライチ's job postings
8 Likes
8 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like nana yamashita's Story
Let nana yamashita's company know you're interested in their content