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入社2年目でマネージャーに。受託畑から自社開発にキャリアチェンジしたエンジニアの次なる挑戦

ペライチには受託系の開発会社から転職してきて活躍しているエンジニアも多く在籍しています。そこにはどんな違いがあるのでしょうか。また、変化を乗り越え活躍するために大切な姿勢・マインドとは?

今回は、2021年3月に受託系のWeb制作会社からペライチに転職して、2022年5月からはマネージャーとして開発チームを率いている藤代 康太(ふじしろ・こうた)さんに話を聞きました。

ユーザーの反応を見ながらプロダクト価値を高める、アジャイルな開発手法への興味

ーはじめに、ペライチに入社する前の経歴を教えてください

前職は受託系の Web 制作会社です。依頼を受けた案件を通じてWeb制作やシステム開発に携わるほか、短期的に SES(システムエンジニアリングサービス)などで自社開発会社の現場やオフショア開発の現場なども経験していました。

後半はチームリーダーとして、全体の工数管理やピープルマネジメントも任されるようになりました。


ー幅広い経験を積んでこられたのですね。そこからなぜペライチに?

前職でも技術力を高めたり、プロジェクトマネジメントのスキルを磨く機会には多く恵まれました。ただ、どうしても受託開発なのでユーザーとの距離の遠さを感じていました。また、納品後の関わりは基本的には保守のみなので、作ったらそれっきり。ユーザーの反応を見ながらPDCAを回してプロダクト価値を高めていく、というアジャイルな開発手法に惹かれるようになり、転職を考え始めました。

ペライチとはエージェントに紹介されて接点を持ちました。サービスは以前から知っていたので、関心は高かったですね。僕自身が地方出身で中小企業の経営者やそこで働く人が身近にいるので、ペライチのユーザーである中小企業や個人事業主を具体的にイメージできるなと感じていました。

選考からも感じられたオープンな社風。社員一人ひとりがプロダクトに真剣に向き合う姿勢に惹かれた

ー最終的な決め手はなんでしたか?

選考を通じて、CTOをはじめ多くの社員とコミュニケーションを取る中で、技術の面でも人柄の面でも尊敬できると感じられたことが大きかったですね。

特にCTOは、ペライチの現状と今後について、課題感も含めてオープンに話してくれたので、組織の風通しの良さも感じることができました。

また、ワークサンプル(※)で現場のエンジニアとディスカッションをした際には、自分の経験や考えに対して具体的にアドバイスをしてくれたのが印象的でした。

選考という選ぶ/選ばれるの立場を超えて、プロダクトと向き合って対等に意見を交わすことができた点も、入社の決め手になりました。

※ワークサンプルとは
入社後の職務とのミスマッチを防ぐため、実務に近い課題について事前に考えて臨んでいただく選考プロセスです。当日はご自身の考えを説明いただいた上で、現場社員とのディスカッションを通じて互いに理解を深めることを重視しています。

カルチャーショックはある。でも、乗り越えた先の成長は大きい

-実際に入社してみて、ギャップはありましたか?

悪い意味でのギャップはなかったですね。ただ、やはり受託開発と自社開発では開発スタイルが違うので、カルチャーショックと言うか・・・マインドを切り替える大変さはありました。

例えば、受託開発とは違ってユーザーさんの反応がダイレクトに返ってきます。ユーザーさんと向き合って自分の中で顧客解像度を高める努力をしないと、実際に使ってもらえる機能は作れません。また、開発手法がウォーターホール開発からアジャイル開発に変わったので、慣れるまでは苦労しました。あとは自社開発だからこその裁量があるので、自分で決めるところは決めないといけない。総じて、これまでのマインドを変えていく必要がありました。


ーどうやって乗り越えたのですか?

ユーザーインタビューに積極的に参加するなど、とにかく顧客解像度を高めることに努めました。ユーザーインタビューはプロダクトの企画担当者やデザイナーが主催しています。非エンジニアが主に参加しているのですが、ペライチではエンジニアにも解放されているんです。参加できなかった時も後日、動画や議事録を確認して補っていました。

ユーザーさんが何に困っているのか、何に喜んでいるのか。ダイレクトなフィードバックを得る機会を重ねることで、ユーザーさんにしっかり向き合えるようになったと思います。

開発手法については習うより慣れろ、という感じでしょうか。過去のやり方に固執せずに、オーナーシップを持ってまずはやってみるスタンスですね。あとは何よりも、スクラムマスターや上司をはじめ、周りからの十分なサポートがあったことも大きかったと思います。

ーペライチの行動指針の一つに「User Origin(ユーザー起点で課題設定しよう)」というのがあります。まさにこれを体現する動きですね

エンジニアってマネジメントとしてのキャリアのほかに、スペシャリストとして技術力を高める方向にコミットするキャリアもあると思います。入社当初から、上司から1on1などの場で「どちらを志向するか」はよく聞いてもらっていました。

なので、ユーザーさんとの接点を重ねる中で、プロダクトの価値を高めてユーザーのビジネス成長を支援するという使命に、自分自身はどういう形で貢献していきたいかは、よく考えていましたね。


ー結果、マネジメントのキャリアを選ばれたのですね。それはなぜですか?

ある案件をメインで担当していた時に、当初のスコープを超えて、デザイナーと連携して幅広く進めた方がプロダクトの価値向上に繋がると思いました。なので、デザイナーチームに自ら働きかけて横断的なプロジェクトとして進めた結果、MVT(最優秀チーム賞)を受賞できました。それだけでなく、ユーザーさんからも感謝の声が届き、すごくやりがいがありましたね。

こういった経験を通じて、自分は技術だけでなく、チームの垣根を超えて人を巻き込みながら進めていくことでユーザーさんに貢献したいという想いが強いな、と。ユーザー視点を大事にしながらチームで取り組む面白味を感じるようになり、マネージャーを目指すようになりました。


ー「ALLペライチで取り組む」、これもまた、ペライチが大切にしている考え方の一つですね。その後、2022年5月にマネージャーに就任されましたね

はい。まだマネジメント経験は浅いですが、サービスの提供価値の向上にしっかりコミットしていけるチーム体制を築きたいですね。

ペライチは息が長いプロダクトな分、技術的な課題も残っています。これらの技術負債を解決しながらも、新たな価値の創造に向けてチームが円滑に、健全に回るようにしていく。メンバーがユーザー起点で考えられるようにマネジメントとして働きかけていくことで、開発の立場からも、ペライチのビジョンである「テクノロジーをすべての人が使える世界に。」の実現に貢献していきたいと思います。


ーペライチの開発部では藤代さんの他にも、若いマネージャーが活躍しています。会社全体を勢いよく引っ張っていただいて本当に頼もしいです。それではさいごに、この記事を見ている人にメッセージをお願いします

ペライチはビジョン達成に向けて、一致団結して真摯に取り組んでいる会社です。まだまだやりたいこと、やれることが沢山ある分、チャンスに恵まれる機会も多くあります。また、自社開発会社の中でも特にユーザー目線を重要視している会社なので、ユーザーさんとの接点を大切にしています。ユーザーさんの反応をダイレクトに感じながら開発にコミットできる点は、ペライチの醍醐味の一つですね。

今キャリアチェンジで悩んでいるなら、まずはカジュアルに話を聞いてみるなど、ぜひ一歩踏み出してみて欲しいと思います。


ー藤代さん、ありがとうございました!
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