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グルメやモノの購買活動の今後の変化

概要

  • berryが今後のマクロ的な変化(主に購買活動)において、どのような課題や需要を捉えて行くのか、を簡単にまとめる
  • グルメだけでなく、購買活動を含めた今後の変化の予想について

今までの流れ

▼インターネット登場前

情報が手に入らない時代。

  • 情報量が圧倒的に少ない状態
  • 基本的には雑誌やテレビ、人伝いの情報で飲食の意思決定を行う

▼インターネット登場

逆に情報過多になる。大量の情報の中からお店をソート検索することが求められる。

  • お店のジャンルでソートできるサービス、ぐるなびが台頭。
  • 次に食べログが登場。口コミ(第三者の評価)により、ジャンルだけでなくその中で評判の良いお店を選ぶことが容易になる。

スマホ登場

スマホという小さいデバイスの特性上、より簡単にお店を検索することが求められる。

  • RetripやNeverまとめのようなグルメのオススメを教えてくれるキュレーションメディアが登場
    • ちょっと調べれば簡単に良さそうなお店を教えてくれるようになった
  • 食べログの膨大な嬢実名で信頼できるレビュアーや知り合いの口コミが見れるRettyやTeriyakiの登場
    • 食べログより信頼性高く、簡単に良いお店が手に入るようになった

近未来(すでに始まってる大きな変化)

▼ソーシャルの台頭

情報を検索するのではなく、ソーシャルで見つけた店やモノを購入する世界
(能動的な検索という行動から、受動的な受信という形へ変化)

例①

  • 現在:『服そろそろ買いたいなー』→『調査』→『購入』
  • 未来:『SNSやメディアをぼーっと見る』→『欲しいものを見つける』→『購入』
    (すぐ買わない場合は欲しいものリストで保存しておく)

例②

  • 現在:『どの店行こう?』→『調査』→『来店』
  • 未来:『SNSやメディアをぼーっと見る』→『行きたいお店を見つける』→『振り返る』→『来店』
    (すぐ行けるわけではないので、保存して後ほどいく)

服やお店に限らず、髪・コスメなども探すのではなくこのような変化に。

Why??

  • スマホシフトにより『ながら見情報』、つまり受動的な情報がめちゃめちゃ増えた
    • 昔はTVや雑誌、広告、くらいだった
    • スマホの登場であらゆる隙間時間(信号待ちやトイレ)も情報に触れる時間へ変化した
  • ソーシャルな情報の信頼度が高い
    • SNSは自分の知ってる人や興味ある人をフォローしてるのでその人たちからの情報は信頼度が高い
  • スマホ自体が調査することに向いていないため、検索がされなくなってきた

まとめ

SNSが台頭し、今の女子大生は多くの時間をSNSで過ごしている。それにより信頼できる、質の高い情報の流入がめちゃくちゃ増えてきているため、そこから購買をする流れにシフトしてきている。
莫大な情報がある中で、スマホで検索していくというのは限りなく面倒なため、この行動へ変化している。事実、今の大学生にヒアリングをしていると、グルメだけでなく多くの購買活動の意思決定は日頃から接触してる情報の中からされている。
スマホシフトにより彼女たちは常にウィンドウショッピングしてるような状態になってる。

未来(もうちょっと先)

▼レコメンデーション

自分に合ったモノ・お店が超簡単に見つけられる世界

つまり、『自分の行きたいお店やモノ』が勝手にレコメンドされるような世界

WHY??

  • 莫大な情報の中で自分に最適なモノだけ届けられる状態が最高の形なのでそれに世界は近づいていく
    • 事実、多くの分野でレコメンデーションが台頭して来てる
    • buzzfeedなどは最たる例。他アプリもだいたい機能として導入してる。
    • 莫大な情報の中で自分の好みを見つけるのは面倒になってる。
  • ながら見では全ての情報を網羅できていない
    • 見落としてる投稿もあれば友達が投稿しない限りはその店や服と出会わないという欠点は存在する

berryとは

上記の変化に対して、ソリューションが存在しないため、多くの課題が発生している。
つまり、受動的に見つけた店やものを購入したいのに、全然うまくできてない。

具体的には『行きたいお店を日頃見つけて貯めているのに、全然使えてない』という課題。
現在、彼女たちは行きたいお店を見つけたらスクリーンショットで撮影し、それをカメラーロールに保存して、お店を探すときにスクリーンショットを振り返ってお店を決めている。これは大学生の大半がしている(数十人に聞いて1人以外全員していた)

ただ、カメラロールだと、

  • スクショのお店の情報が写真以外ないので意思決定ができない(場所も値段も何もわからない)
  • スクショ1つ1つをgoogle検索するのが面倒すぎる
  • 雑多な写真と混ざるため、遡りづらいし忘れる

という状態になり、結局保存した情報が使えていないというのが現状であり、課題である。

berryはオンラインで見つけたお店をスクショするだけでお店の情報を簡単にまとめて管理できるようにすることで、行きたいお店にいけてない課題を解決する。スマホという検索しづらいデバイスで検索したり、キュレーションされたお店で妥協するのではなく、普段行きたいと思っているお店へ行くことができるようにします。
そこをスタートに、人それぞれの行きたいお店情報をパーソナライズ化していくことで、その人に合ったお店を提案していくことができ、より簡単に自分に合ったお店へ行くことができる世界を作っていくことができるのではないかと思っています。

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