【リーダーインタビュー】入社半年でリーダーに就任！コンサルティング力とマネジメントスキルを磨けるパクテラでのキャリアアップ

こんにちは！パクテラ・テクノロジー・ジャパン（以下、パクテラ）の採用担当です。

パクテラは、グローバルで４万名を超える社員が在籍するグローバルITファームの日本法人です。保険や製造業、自動車や医療機器メーカーなど様々な業界に、ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを提供しています。

今回は、製造事業開発部メディカルプロダクト部の館慎太郎（だてしんたろう）さんにインタビュー。

2023年７月に入社し、2024年４月からは業務リーダーとして活躍する館さんに、パクテラへの転職で叶ったことや、現在の仕事のやりがいについて、また今後の目標などについて聞きました。ぜひ、最後までご覧ください！

上流工程を経験して、裁量権のある環境でリーダーを目指したい。その思いでパクテラへ転職

ーーパクテラに入社するまでのキャリアについて教えてください

新卒で、国内の映像機器メーカーに入社しメディカル映像機器部門に配属され、主にハードウェアの設計開発や、病院の院内映像システムの設計を担当していました。それに付随して、CEやCCC、ISOといった医療機器の安全規格も担当しながら、３年ほど在籍しました。

その後、SE会社に転職。インフラシステムの開発チームでソフトウェアの画面設計を担当し、そこではUIの設計やコーディング、テストまでを経験しました。そのほかには学校向けのシステム開発や、携帯キャリアで使用されているユーザー向けのウェブサイトの開発も担当しました。

前職から2023年７月にパクテラに転職し、パクテラは３社目です。

ーーパクテラに転職しようと思ったきっかけは、どのようなものだったのでしょうか？

１社目でOJTを担当してくれた先輩の藤田がパクテラに転職していて、誘ってもらったのがきっかけです。

前職では、エンジニアとしてさまざまな開発に携わっていましたが、この先のキャリアを考えたときに、コンサルティングができる上流工程でキャリアを築いていきたいと思うようになりました。また前職では、日々細かく進捗が管理されていたので、上流工程でより裁量を持って働きたいという、働き方の希望もありました。

そんな折に、ちょうどタイミングよく先輩から声を掛けていただき、パクテラについて調べるうちに興味を持ち、面接を受けることに。

会社の雰囲気がわからないことが不安でしたが、採用担当の方やチームリーダーの方との面接を通じて、皆さんの人柄や社内のカルチャーがわかり、安心して働くことができると感じました。また業務内容に関しても、上流工程に携わることができ、長期的にステップアップできる環境であることがわかり、パクテラであれば希望するキャリアを築けると思ったのが入社の決め手です。

“次世代”の医療製品開発は、社会的意義が高く誇れる仕事。困難を乗り越えながら、ストイックにスキルを磨く

ーー入社してから現在まで、どのようなプロジェクトに携わってきましたか？

入社後は、既存顧客である医療機器メーカーの次世代医療製品の要件定義と、機能の提案や詳細設計を担当しました。

2024年４月からは業務リーダーになり、現在は、医療製品の試験に用いるソフトウェア、CSV（コンピュータ化システムバリデーション）関連業務の支援を担当しています。加えて、関連する業務フローの改善や、新しい要求に対する要件定義も行っています。

また、新規案件の開拓の役割も担っており、徐々に業務の範囲が広がっているところです。

ーー上流工程を経験して、新たに学んだことについて教えてください

上流工程を初めて経験している中で、日々学びがあります。お客様への提案、報告が業務の中心となったことで、ドキュメント作成の重要性を改めて認識し、ブラッシュアップを図っています。

それから、業務リーダーという立場の難しさも感じています。プロジェクト全体のマネジメントはもちろん、顧客対応について、例えば、お客様に報告すべきことの精査、スケジュール感の共有といった部分では、まだまだ試行錯誤しながらですが、楽しみながら前向きに取り組んでいます。

ーー業務リーダーとして大変だったエピソードはありますか？

現在は一人で担当しているので別チームからのサポートを受けているのですが、急遽、当初見込んでいたボリュームではサポートが受けられなくなったことがありました。計画の変更を余儀なくされましたが、リソースや工数を調整してリカバリ案を作成し、再度提案を行い、無事に、お客様に納得いただけたときには安心しましたね。

イレギュラーな対応でプレッシャーを感じ、大変な思いをしましたが、同じ案件にサポートで入ってくれている先輩や上司など、相談できる相手がいたことも支えになりました。困難を乗り越えられたことで、自信にもつながったと思います。

ーーやりがいに感じることについて教えてください

上流工程を任せていただき、自分の裁量でプロジェクトを進められるところが一番のやりがいです。

さらに、今携わっている案件は、誰もが知っている企業のプロダクトであるということ、また、まだこの世にない、次世代のプロダクトを開発できるということがとても嬉しく、誇りに思っています。自分自身が関わったプロダクトがリリースされたときは、喜びもひとしおです！

転職時に叶えたかったことが叶っていて、毎日の業務がとても充実しています。

ーー前職までの経験が、どのように活きていますか？

医療機器のハードウェアやソフトウェアの開発経験があったことは、もちろん活かされており、かつ、安全規格に関する知識や、医療業界に特有の文化や感覚が身についているということも、現在の業務に役立っていますね。

業界の知識があることで、お客様との会話の中でも前提がわかりますし、開発のフローなども理解しているので、スムーズな提案や打ち合わせができています。専門性が高い分野なので、お客様の文化を知っているというのは大きな武器だと思っています。

ーー入社前のイメージと現在でギャップはありましたか？

良い意味のギャップになりますが、思った以上に仕事を任せてもらえるところです。正直なところ、裁量をいただけるのにはもう少し時間がかかると思っていたのですが、入社後半年でリーダーに抜擢していただき、「あなたのやり方で解決してください」と言われるほどに任せていただいています。

思ったことをかたちにできる立場で裁量を持って仕事ができていますし、自分で計画して仕事を進めるという働き方が性格に合っているので、ネガティブなギャップは感じていません。

ーー入社前と現在の自分を比較して、成長したと感じる点はありますか？

新規案件の開拓のため、お客様のニーズを探るよう能動的に動けるようになったというところに、大きく成長を感じています。以前は与えられた仕事を正確に進めることの優先度が高かったのですが、今はプロジェクトの先を見据えて行動するようになりました。

それから、業務の質によりこだわるようになりました。ドキュメントのクオリティに関しては、自分自身に求めるレベルが格段にアップしています。それまでは「伝わればよい」という意識だったところが、今では「より伝わりやすくするにはどうすればよいか」という意識に変化しました。

上流工程を経験したからこそ得た成長であり、これからも自分自身に厳しく、鍛えていきたいと考えています！

自ら目標を設定し、業務の質を高め、リーダーからマネージャーへのステップアップを目指す

ーー今後の目標や、これからやってみたいことについて教えてください

一番の目標は、複数名のメンバーをかかえるリーダーになり、複数の案件をマネジメントする立場になることです。パクテラにはキャリアを相談できる機会があり、上司に率直にキャリアの相談をしているのですが、キャリアアップの希望を伝えたところ、「キャリアアップするには、部下を持つことだよ」とアドバイスをいただきました。

今は目の前の仕事にベストを尽くすことが最優先ですが、業務効率化を図って担当案件を増やし、ゆくゆくは部下を持てるようになりたいですね。

ーーキャリアアップへの課題に対して、取り組まれていることはありますか？

今後、自分のチームを持つためには、「自分でやることが一番簡単」だと考えないようにすることが大切だと思っています。他の人に協力をお願いすると、説明などで時間がかかりますよね。だから自分でやった方が早いと考えてしまいがちです。しかし、それではいつか限界が来ます。プロジェクトには新卒メンバーをはじめ、サポートしてくれるメンバーがいるので彼らに任せることで、業務をコントロールする力が身につくと思っています。メンバーの成長はもちろん、自分自身の成長にもつながると考えています。

仕事を任せる場合は、その方の技量を適切に把握し、その方に見合った業務を渡す必要がありますが、その部分に関してはまだまだ難しいと感じることが多いです。上司や先輩方の仕事ぶりを学びながらキャリアアップしていきたいですね。