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What we do

ORNIS(オルニス)は「縦割り行政では実現できない公共サービスをベンチャー精神によって実現する」という理想に燃えたスタートアップ企業です。 ORNISの使命は、海流の方向と速度、波浪の状況、不審船や漂流物の動き、等々を継続的に観測・予測し、様々な利用者にタイムリーに告知するために、日本列島の全ての海岸線と離島の近海をカバーする短波利用の海洋レーダー網の構築と運営していくことです。 ORNISは、2022年9月に、元通信会社副社長、HFレーダー技術の第一人者、元市長経験、元外資系企業勤務、元防衛省・自衛隊勤務など豊富な知見と多様な経験をもつメンバーによって設立されました。2022年11月にエンジェル投資家を中心に総額9,200万円の出資を得て、当面の開発体制を確立しました。今後は、「各大学等で行われてきた技術開発の統合」 「全国的な施設建設スキームの確立」 「官民連携の枠組みの確立(官需の確保)」 「マルチユーズを前提にしたサービスモデルの構築」 等々を鋭意行い、詳細な事業計画を策定の上、2023年9月末を目途に数億円規模の事業投資を募って、日本全国でレーダー施設の建設を進める予定です。 短波レーダーはよく知られた技術です。琉球大学を初めとする日本の大学や研究所、及び主要なアンテナメーカー等が、既にこれに必要な基本技術をほぼ確立しています。 これらの技術を統合して不備な部分を埋め、各地のアンテナ施設で得られたデータを個々のニーズに対応する形で表示できる様にし、更にはビッグデータ解析によって将来予測も可能にしていくことが、ORNISの目標です。 ORNISが開拓する市場は多岐にわたります。日本列島の全ての沿岸域とEEZ内の離島周辺において、低コストで海流と波浪の観測を常時行い、航行中の全ての船舶の安全を確保し、経済的航路の選択を助けます。漂流物の発見と回収のサポートを行い、環境の保全に貢献します。海流と波浪の現状と予測情報を全ての漁船にもリアルタイムで伝えることにより、日本の水産業の飛躍的な効率化に貢献します。洋上風力発電の建設や維持にも貢献したり、近海に出没する不審船や密漁船をいち早く検知して海の安全保障に資することも、とても重要な役割です。 危機対応体制を構築していくこともORNISができる貢献です。津波への対応があります。津波の規模を含めて確実に把握して、より適切な警告を行います。ORNISのデータ提供サービスは、原発を沿岸部にもつ電力会社等にとって必須なだけでなく、住民の安全を守らねばならない多くの市町村にとっても、とても重要です。突然の「急潮」を予測することで、漁網の流出事故を軽減したい漁民や養殖漁業者を助けることができます。不幸にして海難事故が発生した時には、海洋レーダーから得られる情報が、被害者の早期救助に大きく貢献することが期待されます。 ORNISはこの体制を確立することにより、日本のみならず、海外支援活動にも寄与することを視野に入れています。 今回募集しているポジションについては、少なくとも当初の1-2年は沖縄に住んで、藤井教授と一緒に研究開発に取り組んで頂く必要がありますので、四季を通じて陽光に恵まれた沖縄の海を存分に楽しんで貰える方に来て頂くのがベストです。 早い時点で参加して頂けた方は「同志」として歓迎し、思い切った好待遇でお迎えします。家族と離れて沖縄に一人住まいされる様な場合には、定期的に帰宅して頂けるための飛行機代を特別に支給します。 皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

Why we do

縦割り行政では実現できない公共サービスをベンチャー精神によって実現する

How we do

誠実さが最も重要な行動指針です。 公共サービスを提供していく会社ですので、企業価値の向上や利益の確保を重要視しつつ、事業が継続していくために、ステークホルダー(顧客、従業員、取引先、投資家、行政、住民)を大切にしていく所存です。 上下関係のための役職ではなく、組織としての能力を最大化するために役割に応じた率直なコミュニケーションを重要視しています。 働く環境は、基本リモートで勤務します。ワークライフバランスを重要視します。