こんにちは。
Orange Moon株式会社 代表の増山です。
私たちは、AIを活用したマニュアル自動作成・共有サービス「ManualForce」を開発・提供しています。
ManualForceは、PC操作を記録するだけで、スクリーンショット付きのマニュアルを自動生成できるSaaSです。
企業の中にある業務手順やノウハウを、誰でも簡単に残し、共有できる状態にすることを目指しています。
一方で、Orange Moonは、まだまだ成長過程にあります。
営業の型も、マーケティングの仕組みも、採用広報も、業務フローも、これからさらに作っていく段階です。
だからこそ、若いメンバーにも大きな打席を渡したいと思っています。
年齢や経験年数だけで、任せる範囲を決めたいとは思っていません。
ただ、その分だけ伝えておきたいことがあります。
面接やカジュアル面談で、「成長したいです」と言ってくれる方は多いです。
それ自体は、とても良いことだと思います。
ただ、CEOとして正直に言うと、成長したいと言うことと、本当に成長に向き合うことは違います。
この記事では、Orange Moonに興味を持ってくれている方に向けて、私が「成長したい」という言葉について、本当に伝えたいことを書きたいと思います。
「成長したい」と言う人は多い
採用活動をしていると、「成長したい」という言葉をよく聞きます。
若いうちから裁量を持ちたい。
早く成長したい。
市場価値を上げたい。
事業づくりに関わりたい。
責任ある仕事を任されたい。
こうした気持ちは、とても大切です。
特にOrange Moonのような小さなスタートアップに興味を持ってくれる人は、安定した環境よりも、成長機会や挑戦できる環境を求めていることが多いと思います。
それは、私たちにとっても嬉しいことです。
ただ、一つだけ伝えたいことがあります。
成長したいと言うことと、成長に必要なことを受け入れられることは、同じではありません。
成長には、前向きで明るい面だけではなく、少し苦しい面もあります。
できない自分と向き合うこと。
指摘を受けること。
思ったように成果が出ないこと。
自分の未熟さを認めること。
それでも、次に何を変えるかを考えること。
ここまで含めて、成長だと思っています。
成長は、気持ちいいことばかりではない
「成長」と聞くと、前向きなイメージがあります。
できることが増える。
任される範囲が広がる。
成果が出る。
周りから評価される。
自信がつく。
もちろん、そういう瞬間もあります。
ただ、実際の成長の過程は、気持ちいいことばかりではありません。
最初は、うまくできないことの方が多いです。
営業であれば、お客様の課題をうまく聞き出せない。
商談で説明が浅くなる。
展示会で声をかけても、うまく会話が続かない。
メールを送っても返信が来ない。
資料を作っても、何を伝えたいのかわかりづらいと言われる。
そういうことは普通にあります。
そのときに、自分が思っていたよりもできない現実に直面します。
これは、正直しんどいことです。
でも、そこから逃げずに向き合えるかどうかが、成長の分かれ目だと思っています。
うまくいかなかった事実をごまかさない。
自分にはまだ足りない部分があると認める。
そのうえで、次に何を変えるかを考える。
この繰り返しができる人は、強いです。
指摘を受け止められる人は、伸びる
成長が早い人に共通していることの一つは、指摘を受け止める力があることです。
ここでいう「受け止める」とは、ただ黙って聞くという意味ではありません。
指摘された内容を、自分の成長材料にできるかどうかです。
たとえば、商談の進め方についてフィードバックを受ける。
資料の構成について指摘される。
メール文面がわかりづらいと言われる。
展示会での声かけが弱いと言われる。
仕事の進め方が遅いと言われる。
こうしたときに、反応は人によって分かれます。
落ち込んで終わる人。
言い訳を探す人。
相手の指摘を受け流す人。
自分のやり方に固執する人。
一方で、伸びる人は違います。
「確かにそこはできていなかった」
「次はこう変えてみよう」
「なぜそう見えたのか確認しよう」
「同じ指摘をもう一度受けないようにしよう」
そうやって、指摘を次の行動に変えます。
もちろん、指摘を受けるのは誰でも気持ちいいものではありません。
私自身も、耳の痛いことを言われるのが好きなわけではありません。
ただ、成長するためには、できていないことを認識する必要があります。
できていないことを見ないまま、成長することはできません。
だからOrange Moonでは、必要なフィードバックは曖昧にしないようにしたいと思っています。
人格を否定したいわけではありません。
厳しく見せたいわけでもありません。
ただ、成長したいと言ってくれる人に対して、できていないことを見て見ぬふりする方が、むしろ不誠実だと思っています。
行動量がない成長意欲は、現実を変えない
もう一つ伝えたいのは、成長には行動量が必要だということです。
「成長したい」と思うことは大事です。
本を読むことも、話を聞くことも、考えることも大事です。
でも、それだけでは現実は変わりません。
実際にお客様に連絡する。
展示会で声をかける。
商談に向き合う。
メールを送る。
資料を作る。
結果を見る。
振り返る。
改善する。
この行動があって、初めて成長につながります。
特にスタートアップでは、行動しながら学ぶことが多いです。
最初から正解が用意されているわけではありません。
どの訴求が刺さるのか。
どのメール文面で返信が来るのか。
どの資料構成なら伝わるのか。
どの顧客に価値を感じてもらえるのか。
やってみないとわからないことがたくさんあります。
だから、まず動く。
動いた結果から学ぶ。
学んだことを次に活かす。
このサイクルをどれだけ回せるかが、成長速度を決めます。
行動量が少ないまま、「成長したい」と言っても、変化は起きません。
成長は、気持ちだけではなく、行動によって作られるものだと思っています。
成長したいなら、比較から逃げないことも大事
若いうちは、周りと比べてしまうこともあると思います。
同世代の方が成果を出している。
後から入った人の方が早く伸びている。
学生インターンの方が行動量を出している。
自分より若い人が、どんどん任されている。
そういう場面に直面することもあるかもしれません。
そのときに、悔しいと思うこと自体は悪いことではありません。
むしろ、悔しさは成長のきっかけになります。
大事なのは、その悔しさをどう扱うかです。
落ち込んで終わるのか。
自分には向いていないと諦めるのか。
相手の成果を認めずに、理由を探すのか。
それとも、自分に足りないものを見つけて、次の行動を変えるのか。
ここで差が出ると思っています。
Orange Moonでは、年齢や経験年数だけで機会を渡すつもりはありません。
成果を出す人。
改善できる人。
行動できる人。
任されたことに向き合える人。
そういう人に、どんどん打席を渡していきたいと思っています。
だからこそ、比較から逃げずに、自分の成長材料にできる人は強いです。
Orange Moonが渡せるのは、きれいな研修ではなくリアルな打席
Orange Moonは、まだ完成された会社ではありません。
大企業のように、研修制度がすべて整っているわけではありません。
業務フローが完璧に整備されているわけでもありません。
最初から教材がすべて用意されているわけでもありません。
その意味では、きれいな成長環境を提供できる会社ではないかもしれません。
ただ、リアルな打席はあります。
展示会でお客様と話す機会。
リードにアプローチする機会。
商談獲得に挑戦する機会。
営業資料を改善する機会。
メール施策を考える機会。
採用広報を作る機会。
業務フローを整える機会。
顧客の声をプロダクト改善につなげる機会。
一つひとつの経験が、事業の成長に直結します。
これは、小さな会社だからこそ渡せる機会だと思っています。
もちろん、最初からすべてを任せるわけではありません。
一つひとつの業務から始めて、できることを増やしていく。
ただ、成果を出せば、任される範囲は広がります。
年齢が若いから任せない、ということはしたくありません。
本気で成長したい人には、本気で打席を渡したいと思っています。
「教えてもらう姿勢」だけではなく、「取りに行く姿勢」
成長する人は、教えてもらうのがうまい人でもあります。
ただし、それは受け身で待つという意味ではありません。
わからないことを整理して聞く。
自分なりに考えたうえで相談する。
指摘されたことを次に活かす。
うまくいった人のやり方を観察する。
必要な情報を自分から取りに行く。
こういう姿勢が大切です。
小さな会社では、誰かが常に手取り足取り教えてくれるわけではありません。
だからこそ、自分から学びに行く人は伸びます。
「何をすればいいですか」と待つだけではなく、
「こうした方が良いと思うのですが、どうですか」と考えて持ってくる。
「わかりません」で止まるのではなく、
「ここまでは調べましたが、この部分がわかりません」と聞ける。
こうした小さな違いが、成長速度に大きく影響します。
成長には、素直さと負けず嫌いの両方が必要
私が若手に期待しているのは、素直さだけではありません。
素直さは大事です。
指摘を受け止めること。
自分の課題を認めること。
より良いやり方を取り入れること。
これは成長に欠かせません。
ただ、それだけでは少し足りないとも思っています。
同時に、負けず嫌いであってほしい。
成果が出なかったときに、悔しいと思えること。
同じ指摘を何度も受けたくないと思えること。
もっとできるようになりたいと思えること。
任された仕事で期待を超えたいと思えること。
この気持ちも大事です。
素直に受け止める。
でも、そこで終わらず、次は必ず良くする。
この両方がある人は、かなり伸びると思っています。
本当に成長したい人と働きたい
Orange Moonは、まだまだ小さな会社です。
だからこそ、一人ひとりの成長が会社の成長に直結します。
若いメンバーができることを増やす。
営業の型が強くなる。
商談が増える。
提案の質が上がる。
採用広報が良くなる。
業務が仕組み化される。
プロダクト改善のヒントが増える。
こうした積み重ねが、会社を前に進めます。
だから、私たちは本当に成長したい人と働きたいと思っています。
ただ「成長したい」と言うだけではなく、成長に必要な負荷を引き受けられる人。
できない自分に向き合える人。
指摘を材料にできる人。
行動量を出せる人。
比較から逃げず、悔しさを改善に変えられる人。
わからないことを放置せず、自分から学びに行ける人。
素直さと負けず嫌いの両方を持っている人。
そういう人にこそ、大きな打席を渡したいと思っています。
最後に
「成長したい」という言葉は、とても前向きな言葉です。
でも、成長は気持ちだけで実現するものではありません。
できない自分を見ること。
指摘を受け止めること。
行動すること。
失敗から学ぶこと。
次に変えること。
この繰り返しの先に、成長があります。
Orange Moonは、完成された環境ではありません。
でも、リアルな打席はあります。
AI SaaSという成長市場で、若いうちから事業に近い仕事に関わることができます。
自分の行動が、会社の成長につながる感覚を持てます。
成果を出せば、さらに大きな役割を任せていきます。
本気で成長したい人にとっては、面白い環境だと思っています。
「成長したい」と言うだけで終わらせたくない人。
成長に必要な厳しさも含めて、自分を変えていきたい人。
小さな会社を大きくしていく過程を、当事者として経験したい人。
そういう方と、ぜひ一度お話ししたいと思っています。