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スポーツトレーナーとして未来へバトンを渡すための最後の挑戦。それだけで食べていける職業にしたい。

こんにちは、ookami広報部のありさんです!!

みなさん今年のバレンタインは何か作りましたか?❤️

わたしは昔作成したクッキーの見た目が悪すぎて、唐揚げと間違えられたことがあるくらい得意ではありません😥

本日はそんなお菓子作りのプロであるパティシエから、スポーツトレーナーへ転身し、第一線で活躍してきたookamiの新メンバー高野さんにお話をお伺いしてきました!

30秒だと収まりきらない高野さんプロフィール👀

高校卒業後、パティシエを目指し、株式会社ダロワイヨジャポンに入社。スポーツの専門学校へ進学をするため8ヶ月ほどで退職。スポーツトレーナー専門学校へ2年、医療資格の専門学校へ3年通う。25歳で独立し、スポーツトレーナーとしておよそ11年間現場で活動。同時に接骨院や整形外科、スポーツ専門学校の講師としても従事。2022年~2023年11月にヘルスケア事業関連の企業に専門職として入社。2023年12月からookamiにジョインし、CSチームの業務を担当。

 【主なサポートチーム】

 ラクロス関東選抜チーム(2007〜08)
U19女子ラクロス日本代表(2010〜2011)
女子ラクロス全国強化指定選手団(2018年)
明治大学女子ラクロス部(2006〜11)
東京理科大学男子ラクロス部(2010〜2014)
東京学芸大学女子ラクロス部
東京大学女子ラクロス部
獨協大学女子ラクロス部
聖徳大学女子ラクロス部
早稲田大学高等学院ラグビー部
東洋大学アイスホッケー部

スポーツトレーナーとしてのお仕事はどのように別のキャリアにつながっていくのか?気になりますよね!

それではインタビューSTART!!!

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ーーー なぜそもそもパティシエを目指されていたんですか?

父がフレンチのシェフなんです。でもなんとなく同じ道を進みたくなくて(笑)当時たまたま流行っていたパティシエを目指すドラマも影響して、高校生の頃からアルバイトでお菓子の会社で修行し、そのまま入社しました。

ーーー でもそこからどうして、スポーツの道へ?

仕事の関連で消防訓練を受ける機会がありました。もともと陸上をしていたので、運動というか身体を動かすほうがやっぱり楽しいなと思ったんです。そこからスポーツトレーナーと医療資格の専門学校に通うことを決めました。

ーーー 25歳で独立されたということですが、企業に勤める選択肢はなかったんですか?

当時は今よりもスポーツトレーナーの認知度は低く、就職先自体がありませんでした。ただ、ありがたいことにスポーツチームの現場にお声がけ頂くことが多く、その際は3秒以内にYESと答えるようにしていました。お給料は1チームだけで食べていくことは難しいくらいでしたが、とにかく現場をもらえること自体が貴重だったんです。

ーーー スポーツトレーナーの仕事について詳しく教えてください!

大きく2種類あり、『フィジカルを鍛える専門』または、『怪我に対しての応急処置や予防、リハビリ専門』で私は後者を中心に行ってきました。普段は怪我をしないための身体作りのメニューをチーム全体に提供します。ただ、スポーツの現場で緊急事態が発生した場合は、救急車を呼ぶなど適切な判断をします。その後、ドクターの診断を元にリハビリのメニューを各個人に対して組むことも重要な仕事です。

ーーー 経歴を拝見する限りラクロスが多いですが、なにか理由はあるのでしょうか?

私の性格的に人と違うことを追及していきたいという気持ちが強いんです。当時、サッカーなどプロトコルが既に確立されていたスポーツと違い、トレーニングにおいてラクロスは未開拓の分野でした。自分たちで一から作り出す面白さ、様々な競技のいいところを取り入れて、改善しての繰り返し。それを他のチームにも展開したりと、ベンチャーっぽいところが自分にピッタリはまっていました。

ーーー スポーツトレーナーと兼用で整形外科、整骨院でも働かれていましたが、本業にどのような影響を与えていましたか?

スポーツトレーナーの現場だけでは稼げないという現実がある中で、せっかくなら自分のスキルアップにも繋がる仕事として働いていました。結果的にアウトプットができる環境があったからこそ、インプットの幅が広がりました。スポーツトレーナーを主軸に、そこに関連する情報や知識を吸収していくという点でものすごく影響を与えたと思います。

ーーー スポーツトレーナーを11年行ってきて、なにかやり残したことなどはあるのでしょうか?

個人的な課題はビジネス能力が低かった事です。スポーツトレーナーって本当は必要職種にも関わらず、金銭面では報酬対価が低くて当たり前というマインドを変えられなかったと思います。本当に頑張らないと生きていけない職業にしてしまったなという反省がありますね。

ただ、5年ほど経った頃からは、自分が出来ること、出来ないことを洗い出すことで、自分の単価を上げて、強みを活かせる現場には相当の対価を頂けるように交渉できるようになったと思います。

ーーー なぜスポーツトレーナーを11年も続けられたと思いますか?

シンプルに楽しかったからです!スポーツトレーナーはコーチではないので、戦術的なアプローチは出来ません。それでも、フィールド内で活躍する選手のフィジカル面のコンディションはもちろん、コーチとの間に入ってメンタルの部分も整えることはできます。チーム全体で、同じ方向を向いて同じ目標を達成できたことの面白さはスポーツトレーナーならではの醍醐味だと思います。

ーーー スポーツトレーナーとしての成功をどう定義しますか?

同じ思いを持つ人に引き継ぐことが出来た時ですかね。そのためまだ未完なんですよ。そもそもですがスポーツトレーナーを雇えるほど日本のスポーツチームには資金がないことが一番の問題です。どうやって稼げばいいのかを知らないチームが多いと思います。スポーツトレーナーの仕事だけでも、食べていけるし、家族も養えるという現実を作りたくてookamiに入りました。

ーーー どのようにookamiと出会ったんですか?

ちょうど別の企業から内定をいただいていて、最終承諾の返事をする前日にCEOの太陽さんからスカウトのメッセージが届いたんです。スポーツで何かしたいとは思っていたのですが、具体化できていませんでした。Player! WHITEのサービスやookamiが目指している姿をHPで見て、まさにこれだ!と運命を感じました(笑)スポーツトレーナーを職業として確立させるために、資金調達や効率化の面からサポートができると思ったんです。

実を言うと、家族のための転職活動だったのですが、ookamiは自分が本当にやりたかったことだったので、「最後の挑戦をさせてくれ!」と妻に相談したところ、「やりたいという思いはどっちなの?」と理解を示してくれました。本当に妻のおかげなんですよ。

ーーー 現在CSポジションで働かれていますが、前職でも経験があったんですか?

CSとして働いていた経験はありません。ただ、前職のヘルス事業の企業ではインソールの商品のテストマーケとして、代理店開拓やイベント出店での販売を行いながら、その後の進捗をお客様からヒアリングして、会社と連携し商品をブラッシュアップするようなことは行っていました。

また、オンライン診療のサービスのプロジェクトでは、導入していただいたお客様が続けてくれるようフォローアップをしたり、チームでどのようにしたら上手くいくのかを日々話し合っていました。面談で太陽さんからは「ookamiに入るために準備してきたんですね!」と言われるほど、CSに近いことを積極的に行ってきました。

ーーー ookamiのCSというお仕事にはどのように慣れて行きましたか?

とにかく聞きまくりました。ookamiのバリューで【Build together】があるのですが、まさにみなさん本当は忙しいはずなのに、チームの枠を超えて手を止めて教えてくれる環境は本当にありがたいです。定例会に同席させてもらったり、過去の議事録や公式LINEを遡ることで自らキャッチアップもしていきました。

ーーー 高野さんの今までの経験はどのように今に活きていると思いますか?

お客様との信頼関係の構築までの過程がスムーズになっていると思います。例えば、スポーツトレーナーは競技関係なくサポートするため、その競技のルールや動きの特性、怪我の発生頻度などを調べることが多くあります。深いところまで知ることでパートナーのお客様とも関係を築きやすいです。今までそこまで関わりがなかったスポーツでも、ミーティング前にある程度の理解をして、質問をすることで相手の本当のニーズを引き出しやすくなります。

ーーー 事前インタビューで、「スポーツトレーナーの別視点のキャリアを積みたい」と話していただきましたが、どのようなキャリアを目指されているのか教えてください!

とにかく王道をいきたくない性格なんです(笑)スポーツトレーナーで得た知識はあくまで手段でしかなく、他の仕事に転換していくことで様々なキャリアの重ね方があると思います。11年間のトレーナー人生の中では、バトンを渡しきることは出来なかったですが、今こうして色々と挑戦していく中で、「そういえば高野っていうやつがこんなことやっていたな」という噂が回って、アドバイスが出来たら完成するのではと思っています。

ーーー ookamiで実現させたいことはなんでしょうか?

現在のメジャーなスポーツは当たり前のようにメディアに取り上げられています。でも私は規模は小さくても熱烈的なファンがいるチームが、Player! WHITEを通じて繋がっていき、その結果収益にも繋がって未来に続いていくような手助けができれば嬉しいと思っています。スポーツトレーナーで始まったキャリアですが、様々な方法から実現させたい夢は叶えられるということを証明していきたいです。



【番外編】

プロダクトチームのリーダーやよいさん曰く、今まで出会った人の中で

一番心が整っている

という高野さん👼にどうして整っているのか自己分析していただきました!!

整ってるのかな〜?(笑)全ては自己責任という気持ちで常に生きています。スポーツトレーナーとして初めから独立していたので、会社として組織に属していたことがありません。そのため自分を客観的にみてきたからかもしれませんね。

例えばスポーツ講師の仕事をしていた時、学生が寝ていてもそれは自分の授業がつまらないからだと考えていました。だから高野の授業だけは聞きたいと思ってもらえるように努力しましたね。現状維持は衰退だと思っています。

当たり前のことを当たり前のように過ごしていると成長は止まる。

常に変化し続けられるようにアクションを起こすようにしています。上手くいかない時の方が圧倒的に多いけれど、「上手くいかなかった。。。でもトライできることはやったじゃん!」というのが言えることが重要ではないでしょうか!?

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高野さんありがとうございました!

なんだか私の心も整ってきた気がします😇

ただ整っているだけでなく、自分で道を切り拓いていく強さをとても感じました。

自分のキャリアをどのように広げていこうか迷っている方!

ぜひ高野さんに話を聞きにきませんか??

最後まで読んでいただきありがとうございました🐺❤️



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