こんにちは。温泉道場リクルートチームの馬部です。
「採用プロジェクト ブログリレー 集え変わり者編」では、温泉道場で働く個性的なメンバーたちの働き方を紹介しています。
今回は、米窪 日菜子さんにインタビューを行いました。
米窪さんは2022年入社の新卒2年目、入社当初からおふろcafé utataneでマネージャーとして活躍しています。
実は、米窪さんは大学3年生の3月にutataneでの1か月のインターンを経験しています。インターンで感じた温泉道場のカルチャーと、今のお仕事のやりがいについてお話いただきました。
自分の「好き」を、かたちにする
――今働いている「おふろcafé utatane」はどんな施設ですか?
おふろcafé utataneは、お客様に「おしゃれに、だらだら」していただく施設です。
館内のくつろぎスペースが充実していて、ハンモックがあったり、もちもちのクッションエリアがあったり... とにかくだらだらできる施設です。お部屋のような雰囲気なのですが、企画やワークショップなどの様々な仕掛けで、テーマパークに行ったようにいろいろな楽しみ方ができます。
――どんなお仕事をしていますか?
utataneは23時間運営している施設で、私はそのなかでもお昼の時間(中番)を担当しています。お昼はお客様が一番多くいらっしゃる時間帯で、フロントでの接客や館内の清掃・巡回をしています。また、「おふろcafé」を含む温泉道場が運営する施設では、シーズンごとに様々なイベントを楽しめるのですが、そのイベントを考えたり、オペレーションを構築して実装したり、実際にお客様に届けたりしています。また、館内のPOPの作成や、TwitterやInstagramなどのSNSの投稿も担当しています。
――何か印象に残っているお仕事はありますか?
お茶が好きで、その魅力をよりたくさんの方に知っていただきたくて、サウナの中やおふろ上がりにお茶を楽しめる空間をつくりました。TeaRoomさんという会社とのコラボし、新茶の時期にイベントを行いました。新茶の時期は、お茶が一年で一番注目されますし、味もおいしいんです。
「新茶ロウリュ」は、ロウリュというサウナストーンに水をかけるサウナの楽しみ方を応用しました。サウナストーンにお茶をかけることで、新茶の香りをサウナ内で全身で楽しむことができます。
それから、館内で「ヨネホシお茶会」というイベントを開催しました。これは、お客様とお話しながらお茶を飲む会なのですが、お客様に直接、お茶の魅力やこだわりポイントをお伝えしています。
「お茶の魅力をもっと知ってもらいたい」という自分の強い思いを反映できたイベントで、かなり思い入れがあります。
――素敵なイベントですね! どういった経緯で開催されたのでしょうか?
もともと、「utataneは魅力的なコンテンツがたくさんあるけれど、それをつくっている人たちの顔が見えない」という課題がありました。お客様にもっと親近感を持ってもらいたいですし、「このスタッフさんに会いたいから来店する」という流れをつくるために、作り手の顔が見えるイベントを行うようになりました。他にも、新谷さんがほれ込んだフィンランドサウナの魅力を伝える「フィンランドサウナナイト」や、支配人の溝江さんの「夜更かしDJナイト」などがあります。utataneで生まれるコミュニティをもっと増やしたいという思いで始まったイベントのひとつですね。
――utataneで働くのって、とても楽しそうですよね...! 米窪さんは、どんなときにやりがいを感じますか?
「やりたい」と思うことを、形にするときにやりがいを感じます。何かを形にするのは大変なことでもあるのですが、新卒1年目から自分で企画し、それを実行できることはとても嬉しく感じています。企画して作って、それを届けるところまで自分で行うので、反響も感じられる。反省点もすぐわかって、すぐ改善ができる。そういった一連の流れを感じられることが、やりがいです。
インターンシップで感じた、「温泉道場」で働く魅力とは
――米窪さんは、インターンを経て入社されたとのことですが、温泉道場のインターンシップはどうやって知りました?
温泉道場を知った最初のきっかけは、「アウトドアサウナで会社説明会」でした。イベントに参加し、温泉道場に入社したいという気持ちがとても強くなり、参加できるものはすべて参加したい、と思いました。
――インターンシップに参加してよかったこと。大変だったことを教えてください。
1ヶ月間のインターンシップ期間の中で、得られた気づきは多くありました。フロント対応などの現場のお客様の対応業務が半分で、のこり半分の時間はutataneが抱えている課題について改善策や企画を考え、実行するという内容でした。
そのときは、utataneに新たに呼び込みたいお客様像を明らかにして、その方が来てくれて、楽しんでくださる企画を考える、という形で段階的にすすめていきました。
店舗の「生」の課題に触れることができ、提案についても真摯に聞いてくれて、フィードバックもしっかりいただける。ただのインターン生としてではなく、会社のメンバーとして対応してもらっている感覚があり、とてもやりがいを感じました。インターン生なのに、こんなに時間をとって、話を聞いてくださるのだ、ということに感動しました。
大変だったこととしては、知らない場所にひとりで飛び込むことに、最初は勇気がいりました。また、実際にお客様を目の前にして、サービスを提供するのはとても緊張しました。ただ、実際にお客様を前にして接客をすることや、一緒に働いているスタッフのみなさんとコミュニケーションをとることが、課題の理解や改善策の提案につながることを実感しました。
――インターンシップ期間を経て、リアルな働き方を体感したと思うのですが、そこから、さらに温泉道場に入社を決めた理由を教えてください。
インターンのときから、「企画をしたものを、一緒になって考えて、かたちにする」を若いメンバーでおこなっていることがいいな、と思いました。新卒メンバーでも決裁権を持たせてもらい、実行できるし、とてもスピード感があること、メンバーの意見を尊重してくれるのを実感できました。
――この先挑戦したいことを教えてください。
個人的には、「ヨネホシお茶会」を他の店舗でもやってみたいですね。お茶は、日本人にとって本当に身近なもの。むしろ、身近すぎて普段は注目されていないかもしれません。
なので、「お茶」単体だけでなく、急須でお茶を淹れたり、一緒に皆でお茶を飲む、という行為を通じて、色々な場所でコミュニティをつくっていきたいと思っています。
将来的にも、自分の好きなことを仕事にしたいという思いがあり、そのために「自分で考えて、自分で形にする力」を磨いていきたいです。
utataneがターゲットとしているのは、10代、20代女性。お客さまは何を求めているのか考えながら、絶え間なくコンテンツを作っていきますが、ウケるかウケないかがすぐわかって、スピード感があります。スピード感をもって試行錯誤ができます。
ただ、この先は「楽しい」で終わってしまうものではなく、自分が提供したものが、その人の心の奥深くまでささるような、そんなものが作れるようになりたいです。人はそれぞれ悩みがあって、落ち込んだりすることもあるけれど、その助けになりたい... と思っています。
――米窪さんは、どんな人と働きたいですか?
「これをやりたい」というつよいこだわりがある方がいたら、ぜひ温泉道場に来ていただきたいです。夢を若いころから形にするチャンスがあるのが、温泉道場の魅力だと思っています。「これをやりたい」という思いにあふれている方、熱量が高い方が来てくださったら、お店が活発になって楽しいなと思っています!
――ありがとうございました!!