ワンズマインドで働く社員へのインタビュー企画。今回は2021年にサービス部として入社した今井さんです。おだやかで、いつも目配り気配りを欠かさない今井さんにお話しいただきました。
カエルのタイピンをしてらっしゃいます。ひょこっ
今井さんのプロフィール
- 高校バスケ部で部長
- 接客業で5年弱
- 人材育成、マネジメントも経験
- カエルとクラゲが好き
- 静かな水族館が好き
ホスピタリティの根源とカエルやクラゲへの憧れ
顔出しNGのためカエルさん。
ーー人をまとめたり、接客をしたり、対人スキルが求められるポジションを多く経験していらっしゃいますよね。
弟と妹がいることもあり、世話好きな部分はありますね。率先してやるというよりは、気がついた時には、人をまとめる役割を与えられていることが、今も昔も多いです。習い事だったり部活動だったり。
ーーいつ頃からお世話役ポジションになったんですか。
覚えている限りだと、小学校とかではすでにそういう役回りでしたね。通学路で登下校するグループが決められていたんですけど、そのリーダーで、下の学年の子達のお世話をしていました。
ーーちなみに、通学路にもカエルって居ますよね、その頃からすでにカエルが好きだったんですか?
幼少期から生き物は好きでしたけど、カエルの魅力に気づいたのは大学進学してすぐの時です。水族館に1人で行き出した時期で、カエルのコーナーに差し当たった時、衝撃を受けましたね。
ーーカエルって割とそこら辺にいる印象ですが、それとは別だったんですか。
自然界にいるカエルと、水族館にいるカエルって、ちょっと違うんですよ。水槽の中だと、人間の手が入っているので、スネかじり感が強いというか、よりニート感があるんです。
どっしりかまえているのが魅力的だそうです。
ーーニート感があらためてカエルに衝撃を受けるポイントだったんですね。
そうですね、自分からあんまり動かないタイプの生き物が好きです。クラゲも好きなんです、良いですよ。知能がないので。
ーーカエルやクラゲを見ながら、いつも何を考えているんですか?
何にも考えてないです。そういう時だけ周りの、人の顔伺ったりもせずに、動物と一緒に無になれる感じがあります。
今井さんに提供していただいたクラゲの写真。
ーー人に疲れたことでカエルやクラゲの魅力に惹かれ始めたのかもしれないですね。
そうですね。結構周りの人を、悲観的な方で気にするタイプなんですよ。ただ、ネガティブな部分に気付けることで、ホスピタリティにつなげられる事もあります。だから接客とかまとめ役とかが向いているんだと思います。
カエルやクラゲを見ていると、自由に生きている感じに、自分がそう振る舞えない分、憧れますね。
ーー人の機微へのセンサーが敏感なんですね。サービス部に必要な力だと思います。
そうかもしれません。カスタマーサポートって、案内する回答自体は一緒であったとしても、案内の仕方や、発見の与え方は、それぞれ違ってくるんですよね。
そういうところで、小さなことにも気づいて対応することで「今井さんに聞いてよかった」とか「わかりやすかった」と言っていただける事が、やりがいにつながっています。
ーー帰宅時に、カエルを手づかみで持ち帰ることがあるそうですが、持ち帰ってどうするんですか?
バケツに入れたりして、3歳の息子にカエルがご飯を食べるところを見せてあげたりします。息子はダンゴムシが好きなんですけど、カエルはダンゴムシを食べるので、食べるところを一緒に見たり……。その後は自然に返します。
ーー穏やかな今井さんですが、食物連鎖を見せつけるスパルタな一面もあるんですね。
息子さんとクラゲたち
ーー特に好きな水族館はありますか?
一番は、個人的な思い入れもあるので、江ノ島水族館です。水族館挙式をしまして、水槽の前で寿司ケーキに入刀しました。
ケーキの形のちらし寿司を想像していたが、
寿司の造形のケーキだった。
水族館では生き物を見るのも好きですけど、食べるのも好きなんです。可愛いと食べたくなりますよね。お寿司も大好きで。
ーー食べちゃいたいほど可愛いとか言いますもんね。ちなみにカエルは別ですかね。
カエルも食べたことありますね。鶏肉みたいな味がするんですよ。高タンパクなので栄養もあります。
ーー有益な情報をありがとうございます。
素材をお願いしたら、お寿司の写真も沢山用意してくれた。
ーー本日は、お話いただきありがとうございました。私も人間に疲れたら水族館へ行って極力知能がない生き物と無になろう思います。
1人で行くのであれば、閉館間近の時間帯がおすすめです。静かな水族館で、ぜひ癒されてください。知能がないほどいいので、海藻でもいいかもしれませんね、サンゴとか、あとはウミウシとか。
編集後記
今回はサービス部の今井さんにお話を伺いました。ホスピタリティは、積極的な価値提供が必要とされます。その分、起点がネガティブな部分であればあるほど、深い思いやりとして人に届くのだという気づきを得ました。
ただ、感情の機微に敏感であることは、その分疲れるので、よく気がつく人ほど、無になれる場所を探してみてください。
おまけ
奥様はヘビがお好きだそうです。今井さんが「その時点で既に上下関係が決まっていました。」と笑いながらおっしゃっていて、“家内トーク”至上一番おしゃれで震えました。
Osushi🐟
以上、比較ビズ広報丸山でした。