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勉強会やセミナーのレポートを共有する3つのメリット

最近、自社の情報共有サービスを自身がしっかり使いこなそうと思い、積極的に勉強会などのレポートを書くようにしています。慣れてきたので、ドキュメントをまとめるのが日に日に早くなってきました。動機はありきたりではありましたが、社外の勉強会やセミナーのレポートを社内向けに書くことで、意外な効果もありました。改めてメリットをまとめてみようと思います。

人に伝えるための文章にすると、自分の学びが定着する

エビングハウスの忘却曲線をご存じの方も多いと思います。

人間は20分後に約4割、1時間後に約5割、1日後に約7割を忘れます。しかし、数回に分けて復習すると記憶が定着するという実験結果もでています。つまり、勉強会中にとったメモを、できるだけ早く見直して整理することで記憶が定着します。逆を言えば「勉強会に行った」「メモをとった」で満足していると、殆ど忘れます。勉強会に参加した時間が無意味になってしまうので、ぜひメモの見直しを習慣にしたいところです。

さらに、自分のメモを「他人がわかるように書き直す」ということは「人に教える」と似ています。インプットを未熟ながらもアウトプットすることができると、習ったことの咀嚼ができ、理解が深まります。

こんな形で共有しています。

見てもらえている!というモチベーション&コミュニケーションが増える

レポートに対して質問などコメントや、コメントされないまでも「いいね!」のリアクションが返ってくるので「意外と見てもらえてる!」という嬉しさが生まれます。写真を載せたり、大項目・中項目を工夫して見やすくしたりすると、反応が増えるのでアウトプットが楽しくなっていきます。

読みやすいレポートを意識するようになるので、自分の整理力も少しづつ上がっている(はず)。見てくれている人がわかるのは嬉しいです。

また、レポートを見たメンバーとすれ違った際に「そう言えば、この前『XXXの勉強会』に行ってたよね…どの辺に興味があったの?」など何気ない会話が生まれたりします。

勝手に仕事がやってくる&誰に聞けばいいか分かる

レポートを書いておくと「XXX分野に関心がある人」というラベリングができるので、その話題についてメンバーが困った際は相談されるという流れが生まれたりします。そして、勝手に仕事がやってくるようになります。

逆に私も、他のメンバーのレポートを読んでいるので、困った時「あ、これは△△さんに聞けば良いんだな!」と自然な流れができるようになりました。大手企業に勤めていた頃、質問があっても、誰が情報を持っているキーマンかわからず、問い合わせを繰り返すことがよくありました。

誰が何の情報を持っているのか、何に興味があるのか見える化することは意外とメリットがあります。

私は、これまでメモを取って満足していた&どうせ見られないと思っていのですが、未熟なアウトプットでも社内向けに出してみると反応があり良かったです。いきなり社外向けにブログを始めるのはハードルが高かったりするので、社内向けに共有することから楽しんで始めてみてはいかがでしょう。

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