米村 祐美 新卒でWebマーケティング会社へ入社し企画・顧客サポート部門で新サービスの企画や顧客からの問い合わせ対応業務に従事。2011年にオカフーズへ転職し品質管理室、営業本部や購買部など経て2020年6月からは自社ECの『店長』に就任。経営企画室室長を兼務で務める。私生活では1児の母として育児にも奔走するワーキングマザー
日本一魅力的な食品メーカーを目指すオカフーズ。ただのメーカーにとどまらない想いや活動を通じて関係するステークホルダーの役に立つことを追求し続けています。そんなオカフーズのメンバーに焦点を当てるメンバーのインタビュー企画の第二回はワーママEC”店長”であり、組織の基盤を支える経営企画室室長でもある米村さんにお仕事のことや組織のことを聞いてきました!
前職では何をされていたのですか?
IT系の会社に勤めていました。事業者向けのポータルサイト運営を行っており、新しいサービスを企画やお客様から問い合わせサポート、会員向けにメルマガの作成や配信を行ったりしていました。当時はなかなかハードな環境でしたね。会社の応接室で寝ていたら誰かが起こしに来てくれて、慌てて自宅に帰ってシャワーだけ浴びてまた会社に戻ってくるみたいな(笑)過酷な環境は承知で入社したのですが、直後から始まった理不尽な新入社員研修を当時の同期と一緒に乗り越えました(笑)この結束があったからこそ過酷な環境も乗り越えられていたのだと思います。
今の米村さんの働き方からは考えられない前職時代ですね(笑)オカフーズへ転職した当時のことを教えてください。
さすがに何年もこの生活をするのは厳しいなと感じていて、当時転職サイトで『営業事務』『定時退勤』みたいなキーワードで転職先を探していました。どちらかというと「縁の下の力持ち」みたいな仕事がしたいと考えていました。その中で検索にヒットした一社がオカフーズでした。面接をして頂いたのですが、ガチガチに緊張していて当時のことはあまり覚えていません。ただ、面接が終わった帰り際に、先代である岡会長とエレベーターで一緒になって「軽くごはんでもどう?」と誘って頂き、近くにあるファミレスに行きました。会社や事業のお話を色々して下さったのですが、ご自身が経験されたこととか業界の知見をダーッと短時間で話されました。当時の私は魚のことを全然知らず半分くらいは理解できなかったのですが、熱っぽくお話して下さったことを今でも覚えています。
今のお仕事内容を教えてください。
入社後3ヶ月は研修期間として色々な部署を経験させて頂きました。品質企画室、営業本部、育休、品質管理、購買本部を経験して、現在は経営企画室で主にECサイトの運営や方針確認会という経営会議の資料作成、FISH活動という業務改善活動のとりまとめ等幅広く携わっています。
最近ではECの運営に注力していて、2021年の10月にはサイトを大幅リニューアルしました。
オカフーズの色々な面でご活躍されている米村さんですが、日々のお仕事においてやりがいやワクワクすることはありますか?
結構新しいもの好きというか、会社や事業の課題解決やより良くするための仕事が多いので、新しいツールを調べたり発見したりした時はとてもワクワクしますね。『これってこんな事もできるんだ!』と日々一人で感動しています(笑) 社内で依頼事をされた時に自分で手を動かすことももちろんするのですが、 世の中の便利な技術を使って解決できたときには嬉しさを感じます。オカフーズ自体が先にお話したFISH活動だけでなく、日常の業務をいかに効率的に生産性高く実行できるかを追求している組織ですし、ITツールの導入にも積極的な方だと思うので、会社も周囲のメンバーも『こういうのあるよ』と提案がしやすい環境だと思います。
オカフーズはインナーブランディングにも力を入れている会社ですが、米村さんも主体メンバーのお一人ですよね?私も最初は『そこまでやるか』と感じていましたが(笑)米村さんはいかがでしたか?
私も最初は正直、なぜ会社がこの活動をやるのかの本質がなかなか理解できず、傍観者というか何をしたらいいのか分からなかったです。
しばらくはメンバーを引っ張ってくれていた二人に頼り切っていました。私もメンバーとはいっても何をしたらいいのかピンと来なかったり、面白いアイディアも思いつかなかったり。でも直後に一人が休暇に入ってしまったので森さん(マーケティング室室長)が一人にでリードする感じになったんですよね。そこでやっと何が本質なのかは分からなくとも、とにかく森さん一人に任せきりではなく、主体的に動かなくてはいけないなと思って。
カルチャーブックやキャラクター達のプロフィール作成等も経験しました。オフィスの備品だけでなく名刺や会社のいたるところにいるキャラクター一人一人も、社内のメンバーやステークホルダーの方々をイメージしてプロフィールやストーリーを作り上げてきました。気がついたらオフィスだけでなく私の自宅にもマイキー(※1)のぬいぐるみが溢れかえってきましたね(笑)
ある日うちの子が保育園で絵を描いてきたのですが、マイキーが描かれていて家族の会社や仕事のことを幼いながら好きというかポジティブに捉えてくれていると感じ、すごく嬉しい気持ちになりました。パートナー企業様がロゴやキャラクターを見るとオカフーズを想起してくれるという側面もありますが、家族がマイキーに親しみを持ってくれたら、自分の会社や仕事がもっと誇らしく思えるというか。
活動自体は売上や事業の成長に直接的につながるわけではないのですが、このような活動に皆が楽しく、前向きに取り組み続けてきたことで色々な場面で良い影響も出てきているのかなと感じます。
今後の目標を教えてください。
個人としてはEC事業で成果を出したいなと思っています。これまではどちらかと言えば縁の下の力持ちじゃないですが、事業成長の下支えをしてきたと思っており、今後は自身が主体者として事業の成功に携わってみたいと強く思っています。それにコロナ禍という社会環境もあるので、会社としても成功させなければいけないと考えています。会社全体としては、パートナーさんとしっかりと本質的な価値を生み出せている状態を作りたいと思っています。食品メーカーとして我々の商品を通じてどうやって幸せになってもらえるか。
最近は社外の人たちとの関わりや様々なITツールに触れる機会が増えていますが、業界全体ではITツールなどに触れる機会が多くありません。そういった意味でもオカフーズが業界の新しい成功モデルとしてけん引していければいいなと思います。
※1 マイキー…オカフーズのロゴになっている緑のお魚。「善いマインド」と「良い気づき」の2つからマイキーと名付けられました。