歯並びの悩みを抱える人々に、新たな選択肢を提供し続けるOh my teeth。
2024年5月に入社した東田琴梨さんは、その革新的な企業文化の中で自身の可能性を大きく広げている。
起業経験を持つ彼女が、大学院を退学してまでなぜOh my teethで働くことを選んだのか。そしてこの環境で何を学び、どのような未来を描いているのか。
東田さんの言葉を通じて、Oh my teethで働く魅力と、若き人材が躍動するスタートアップの世界をお伝えする。
Oh my teeth代表、西野との出会い
「西野さんとの出会いは、本当に偶然でした」と東田さんは振り返る。
2024年4月下旬、関西で開催された「焼肉会」。Oh my teeth代表取締役CEO 西野誠が主催するが主催する、カジュアルな交流会だった。
「友人に誘われて参加したんです。その時、たまたま西野さんの隣の席になって...」
そこから、東田さんの人生は大きく動き出す。西野さんとの熱い議論を通じて、Oh my teethの魅力に引き込まれていった。
「西野さんとCOOの山本さんが、スポーティーな格好で颯爽と現れたんです。社長っぽくない、いい意味で気さくに話してくれる姿に惹かれました」
しかし、この出会いは単なる好印象で終わらなかった。東田さんと西野さんは、ビジネスや社会貢献について激しい議論を交わした。
「今思うと、まるで喧嘩のようでした(笑)でも、そこまで真剣に向き合ってくださったことが嬉しくて。このチャンスを逃したくないと思いました」
3日間のインターンから人生を賭けた決断へ
焼肉会の後、東田さんは迷わず行動を起こす。
5月2日に東京へ来る機会を利用し、西野社長にランチを申し込んだ。さらに、ゴールデンウィーク中の3日間インターンを直接お願いした。
「自分の都合ばかりのお願いでしたが、西野さんは『考えてみます』と言ってくださいました」
そして実現した3日間のインターン。しかし、東田さんはそこで終わらせなかった。
「3日分の服しか持っていなかったんですが、帰ったら元の学生生活に戻ってしまう。このチャンスを逃したくなくて...」
東田さんは予定を大幅に延長し、5月末までOh my teethに留まることを決意した。
ご家族の反対を押し切っての決断だったという。
当時の東田さんは大学院でのMBAを取得し、その後に外資企業でキャリアを積むことを期待されていた。
「幼い頃から抱いていた”変わっている自分”に対する不安や焦りは、MBAの取得や大企業への就職では解消できないと思ったんです。一般的に安泰と思われていることや、誰かの薦めによる選択ではなく、自分自身で一番成長できると思う環境を選択すること。それに対してがむしゃらに挑むことで、自分の成長や未来を信じられると思いました。家族には熱意を伝えて、結果的に入社という形になりました」
若き経営者から見たOh my teethの魅力
東田さんはOh my teethに入社する前、自身で教育関連の事業を立ち上げていた。「学び舎COCO」という団体で、高校生向けのキャリア教育や子ども食堂の活動を行っていたという。
「20人程度の生徒たちを笑顔にできる。それは素晴らしいことです。でも西野さんは『もっと多くの人を笑顔にできる方法があるんじゃないか』と問いかけてくれました」
この問いかけが、東田さんの視野を大きく広げることになる。
「自分の力をもっとつけて、より多くの人を笑顔にできる。そんな可能性をOh my teethで見出せると感じたんです」
Oh my teethは、すでに3万人以上のユーザーを持つ。
その規模感とさらなる成長の可能性に、東田さんは大きな魅力を感じたという。
予想を超えた組織文化
入社後、東田さんが最も驚いたのは、Oh my teethの組織文化だった。
「スタートアップ企業なので、常に新しいことに挑戦して、多くのプロジェクトをどんどん進めていく会社なのではないかというイメージを持っていました。でも実際は、全然違うんです」
東田さんによれば、Oh my teethでは現在の課題に120%の力を注ぐという。
「未来のことばかり考えるのではなく、今やるべきことに真剣に取り組む。その姿勢がとても素敵だと感じました」
この文化は、東田さん自身の成長にも大きく影響している。
「自分の見える範囲の成功に満足せず、もっと大きな成功を目指すことができる。そんな環境で、想像もしなかった未来を作れるようになっていく。それがOh my teethの魅力です」
多様性と一体感が共存する職場
Oh my teethの魅力は、組織の多様性にもある。歯科医師、ラボ技工士、マーケティング担当、採用担当など、様々な専門性を持つ人々が一つのフロアで働いている。
「オフィスはワンフロアで、社員全員と顔を合わせることができます」と東田さんは語る。
「パッと見渡せば、異なる業種の専門家たちが同じ目標に向かって働いている様子がわかります。物理的な壁も心理的な壁もない。お互いの仕事が見える環境が、一体感を生んでいます」
また、定期的に開催される全社会では、チーム間の垣根を越えた議論が行われる。
「他のチームの課題解決を全員で考える機会があります。普段は考えないような視点からアイデアが生まれることも多いんです」
この環境が、孤独感を感じさせない職場を作り出している。
東田さんは研修でストアを訪れた際の経験を振り返る。
「私は歯科の知識がまだない中で、現場を見させていただいたんです。それでも、歯科衛生士さんや歯科医師さんが丁寧に教えてくれました。『こういうことをやっています』『これが少し大変なんです』と、優しく説明してくれて。歯科の専門知識がなくても大丈夫だと感じました。どの店舗でも、温かく迎え入れてくれる雰囲気があります」
また、東田さんは入社後わずか1ヶ月で任された海外出張について振り返る。
「実は6月末にCEOとCOO、製造マネージャーと一緒に海外ラボの視察に行ってきたんです。ヨーロッパと中国の計6拠点を8日間で回るという大規模なものでした。驚いたのは、この出張の全行程を私に任せてくれたこと。2週間という短期間で、視察先や交通手段、宿泊先まですべてゼロから組み立てました」
この経験は、Oh my teethが若手にも大きな責任と機会を与える企業文化を持っていることを如実に示している。
東田さんは「経験の有無に関わらず、自分の可能性を試せる環境がここにはあります。それがこの会社の大きな魅力だと思います」と力強く語った。
顧客の声が組織を動かす
Oh my teethでは、何より顧客満足度を重視している。ユーザーからの良い評価や紹介したいという声が上がると、全社員でそれを喜ぶ文化がある。
「お客様の声がSlackで共有されたら、絵文字を押して喜ぶんです。顧客体験の一片を担えたと思うと自分も嬉しいし、様々なチームの人が反応しているのを見ると一体感を感じられます」
この文化が、社員のモチベーションを高めている。
仕事を超えた没頭の世界
東田さんは、Oh my teethで働く魅力を「仕事っぽくない」と表現する。
「やらなければいけないからやる」のではなく、「やりたいからやる」という姿勢が多く見られるという。
「自分の成長のため、Oh my teethのために自分がやりたいと思うことができる。それが誰かの役に立っている。そんな環境が魅力です」
さらに、Oh my teethには「プロの本気」が詰まっているという。
「楽しい文化祭のような雰囲気ではありません。超スキルを持ったプロフェッショナル集団の中で、本気のトライを何度も繰り返せる。それがOh my teethで働く醍醐味です」
経営者としての野望
現在、西野社長の下で研修を受ける東田さん。その目標は明確だ。
「いつか、Oh my teethの攻めのセンターピンになりたい」
単に与えられた仕事をこなすのではなく、Oh my teethを前進させる原動力になりたいという。
「メンバーの皆さん、西野社長、ユーザーの皆さん、そしてまだ見ぬユーザーの皆さんにとって、エネルギーが湧いてくるような存在になりたい」
そして、その先には経営者としての道も見据えている。
「組織の核となる経営に携わりたいです。Oh my teethがどう未来に進んでいくか、決めていけるような存在になりたい」
「後悔しない決断を」
Oh my teethに興味を持つ人々へ、東田さんは力強いメッセージを送る。
「スタートアップはどんどん成長していきます。今、あなたにスカウトが来ているのは、今のあなたに価値があるから。半年後、1年後にまた連絡します、では遅いかもしれません」
そして、決断の重要性を強調する。
「もっといい選択肢があるかもしれない、と探していたらチャンスを逃します。覚悟を決めて飛び込む。それが大切です」
最後に、東田さんは自身の経験を振り返りながら、こう締めくくった。
「私も以前は未来への不安と焦りを感じていました。でも、Oh my teethに入ってからは、目の前のやるべきことに集中できています。結果的に、想像もしていなかった未来を作れるようになると確信しています」
Oh my teethは、個々の可能性を広げ、想像を超える成長を実現できる場所だ。東田さんのように、自分の力を信じ、新しい挑戦に踏み出す準備ができている人。そんな方々にとって、Oh my teethは最高の環境だろう。
歯科業界に革新をもたらし、多くの人々に笑顔を届ける。
そんな大きな志を持つ仲間たちが、Oh my teethで待っている。あなたも、この挑戦の旅に加わってみませんか?