Oh my teethで働くメンバーの入社秘話や業務内容、仕事を通じて得た学びを綴るインタビュー企画。
セールスのSanshiroさん特集、マーケティングのKeisukeさん特集に続き、
今回は、理系学部で研究活動と長期インターンを両立させていたYukiさんの特集です。
本記事は、下記に該当する方にオススメです。ぜひご一読ください!
・未経験からエンジニアを目指している方
・理系のバックグラウンドを活かしてビジネスをしたい方
・ベンチャー企業への就職を考えている方
物事の構想から実装まで首尾一貫して携わる=エンジニア
本日はよろしくお願いします!まず、簡単に自己紹介をお願いいたします。
エンジニアとしてインターンをしております、Yukiと申します!九州大学の工学部4年の「建築構造学」を専攻で、お寺をはじめ伝統木造建築を研究対象に日々仮説検証をしていました。今月1日より、某メガベンチャーにてエンジニアとして働きはじめました。
専攻内容が独特で面白いですね!(笑) 研究も忙しかったのではないかと思いますが、ベンチャー企業や長期インターンに興味を持ったきっかけを教えてもらえますか?
二つきっかけがありますね。一つは、専攻していた建築構造学の研究活動です。研究では座学でインプットした知識をもとに建築模型を設計し、教授に添削してもらってアウトプットの精度を上げていました。ただ、自分の模型が形になることはなく、机上の空論で留まってしまうんですよね。どれだけ知識を積んでも、努力が報われることのない研究の世界に違和感を抱いていました。
もう一つは、コロナ禍で自分の将来について考える時間が増えたことです。外出自粛期間を過ごす中で、場所を問わずPC一台あれば仕事ができるエンジニアに興味を持ちました。また、「やってみたい」で終わらせるのではなく、ビジネスの場でサービスづくりに関わってみたいと思い、インターンシップをしようと決意しました。
設計から開発まで、首尾一貫して担当したい気持ちがあったのですね。数あるベンチャー企業の中でも、なぜOh my teethを選んだのでしょうか?
WHYヘルスケアベンチャー、WHY Oh my teethの2要素に分けてお話します。前者に関しては、自分の「好き」を仕事にしたい気持ちがあったためです。もともと運動が好きで、当時は筋力トレーニングに精を入れていました。運動や健康、美容をテーマに事業を展開している会社で働いてみたい気持ちがあり、ヘルスケアベンチャーに絞ってインターン先を探すようになりました。
後者に関しては、大ファンである筋トレ系YouTuberさんが、Oh my teethの歯科矯正サービスのユーザーであることを知り、直感的にOh my teethで働いてみたいと思ったためです。筋力トレーニングと歯科矯正は、プロポーション改善の観点で共通項があり、「好きを仕事にする」という自身の想いも形にできると考えました。
好きを仕事にする。素敵ですね!インターン生として入社した後、担当した業務について教えてもらえますか?
大きく二つの業務に携わってきました。一つは、ホワイトニング事業の立ち上げです。既存ホワイトニングユーザーの体験談を綴った記事を執筆するなど、新規ユーザー数を増やすための施策を企画・実行したり、サービス開始から終了までLINEで完結できるようなデザインを設計したりなど、事業の上流から下流まで担当しました。
もう一つは、サービス全般のモニタリング・アップデートです。時折発生する不具合の対応をはじめ、ホワイトニング事業・マウスピース矯正事業のサービスアップデートに伴うUI (User Interface:ユーザーが目にしたり触るもの) の見直しなど、ユーザーの嗜好に合わせてサービスを改善させていく業務を受け持っていました。最近だと、診療時に使用する紙カルテが電子化されたのですが、そちらの移行作業を担当しました。Oh my teethは日々何かしらの変化が生まれている会社ですが、その変化の主体になれる仕事を担当でき、強くやりがいを感じられましたね。
新規事業にデジタル化、まさに学生が興味を持つ分野の業務だと思います。「強くやりがいを感じる」とのことですが、具体的には担当業務のどの部分にやりがいや面白さを感じるのか、聞かせてもらえますか?
自分の取り組みが次々と形になっていく「スピード感」ではないでしょうか。Oh my teethは「 "サクッと" とにかく早く動く」をバリューの一つに掲げており、最短で価値提供をしようと日々思考を巡らすカルチャーがあります。私が携わっていたホワイトニング事業も、構想開始から6か月ほどでリリースしましたし、都度発生する不具合も日次単位で改善していくので、チームや自分自身が日々アップデートされている実感を持つことができ、非常に楽しいです!
インターンをはじめるきっかけとなった「アイデアの考案から具現化まで、首尾一貫して携わりたい想い」をスピーディに体現できているのですね!対照的に、業務の中で難しい・辛い部分はありますか?
予期せぬ不具合への対応は、時に辛いと思うことがあります。未完成の部分が多いスタートアップであるが故に、不具合が発生することも時折あり、改善を重ねても新たなエラーが生まれてしまうことだってあります。一例としては、LINEのトーク画面にエラーが出て、デザインが一時的に意図せぬ仕様になってしまうなどの不具合ですかね。原因を突き詰め、解消していく作業は骨が折れますね。
けれど、改善後にユーザーの満足度が目に見えて向上した時は達成感がありますね。Oh my teethでは、サービス改善を目的としたユーザーアンケートを実施しており、アンケート結果がSlackで共有されるのですが、「より見やすいデザインになった」などのコメントをいただけたときは、素直にうれしいですね!
インターンで酸いも甘いも噛み分けたとのことですね。そのような業務を通じて、成長を実感した部分があれば教えてください。
飛躍的に成長した要素が二つあります。一つは効率的な仕事の進め方です。入社当初は、タスク期限に遅れてしまったり、相手が求めるアウトプットが出せなかったりと苦労したものの、持ちタスクの納期とボリュームを掛け合わせて各業務の優先順位を明確化することを徹底するようになってからは、タスク処理時間が短くなり、アウトプットの精度も上がりました。「裁量とクオリティの両立」ができるようになったのは本当に大きな収穫ですね。
もう一つは仕事におけるコミュニケーション能力です。自身の持ちタスクに対して、時折上層部から進捗報告の連絡を求められたり、新しく仕事を降ってもらったりするなど、「自分がボールを持つ機会 (自分が返答待ちの状態) 」があります。自分が長い時間ボールを持ってしまうと、チームの進捗が滞ってしまうので、ボールを持つ時間を少なくすることを意識してきました。結果、「Yukiさんはレスが早い」と言ってもらえるようになり、緊急の不具合対応など、重要な局面で頼ってもらえる機会が増えました。
ありがとうございます!テックチームの好きな部分も聞いてもいいでしょうか?
多様性に富んだメンバー構成が好きです!実は、テックチームには社員が1人しかおらず、インターン生も私だけ。別の会社に籍を置きながら、副業としてOh my teethにジョインしているメンバーが大半を占めているんですよね。外資系IT企業やメガベンチャーなど、事業や規模感も違えばカルチャーもそれぞれ異なる会社に各メンバーが籍を置いているので、本業の話を聞くことができ、自分が将来身を置く環境についてじっくり考えることができました。Oh my teethのテックチームは、さまざまな思考法やスキルを有するメンバーからたくさん勉強できる、いわば「エンジニアの参考書が取り揃えられた図書館」のような環境です。自身を磨き続けられる点が魅力的だなと思います。
Yukiさんの将来についてもお話を聞きたいと思います。3月からメガベンチャーのエンジニアとして働いているとのことですが、就職先の事業内容と入社理由を聞かせてもらえますか?
入社先は、インターネット広告を軸に、WEBメディアやソーシャルゲームなど、ITの世界に軸足を置いて事業を展開する企業です。入社理由は二つありまして、一つはベンチャーマインド溢れる会社で働きたいと考えたためです。Oh my teethでインターンをする中で、発展途上のプロダクトを自身の手で磨き込んでいける手触り感や、スピーディに物事が進むカルチャーを大切にして働いていきたいと思うようになりました。成長段階にある会社に身を置き、自分自身だけでなく会社をも成長させていける実感を持ちたいというのが理由の一つです。
もう一つは同期の存在です。ベンチャー企業でエンジニアとしての実務経験を積んでいるメンバーが多いのですが、1からサービスを手掛けた経験を持っているなど、自分より遥かに優秀と思えるメンバーが多いんですよね。ハイレベルな同期と切磋琢磨して、自分を最大限高めていきたいと思ったため、今の会社で働こうと思いました。
将来についてもしっかり考えられているのですね。最後に、仕事を通じて成し遂げたいことを教えてください!
今以上にプロダクトを発展させていけるエンジニアになりたいです。インターンを通じて、当事者としてプロダクトを磨き込み、ビジネスの輪を広げていくことに興味を持ちました。このビジョンを実現するためにも、目の前の仕事を一つ一つ全力でこなし、自身のスキルを高めていきたいです!