それが僕たちの働き方の基盤となっていますが、もう一つ、N’s Createsで重きを置いているのが、
既に何度かお伝えしている「仕組み化」です。
専門的な業種だと特に、どうしても“属人的な仕事”が出てきます。
しかし、Aさんが対応したら良くて、Bさんが対応したら悪かったみたいなやり方だと、
会社としての意味が、あまりなくなってしまうと思うのです。
なので、目の前にある仕事ももちろん大切ですが、
比較的優先順位を高く設定して、コツコツと仕組み化に取り組んでいます。
自分がやっている仕事を、ほかの人でもできる形にする
仕組み化するためには、まず、どんな仕事をどのようにしているのかという「仕事の言語化」が必要です。
そのために、僕たちは、それぞれの仕事のプロセスがわかる資料を作り、
全員で共有化するようにしています。
マニュアルの共有化とも言えるかもしれません。
そして、今やっている仕事に課題を感じるメンバーがいれば、定期MTGでそれを共有してもらい、
全員で意見を出し合いながらプロセスをアップデートします。
そのようにアップデートされたプロセスを資料に落とし込むところまで、
そのメンバーにやってもらうようにしています。
さらに、そこでストップするのではなく、
そのやり方を、メンバーたちが新しく入ってきたパートナーメンバーに教えられるようになるところまでを
「仕組み」として考えています。
ポイントは『自分がやっている仕事を、ほかの人もできるようにしてもらう。』といったところでしょうか。
そういう意識で仕事に取り組むと、新たな改善点が見えることがあるというのもメリットの一つです。
頭を使わない、繰り返しの業務はとくに、このような仕組み化を心がけています。
最初が肝心
また、プロセスの共有化や仕組み化以前に、基礎の部分をきちんとディレクションしておくというのも大切です。
何事も最初が肝心。
加えて、最初のディレクション時に、
- 今自分が教えていることができるようになってほしいということ。
- それができるようになったら、いずれはそれを人に教えられるようになってほしいということ。
を伝えておくことで、より効果的な仕事のプロセス化・仕組み化に繋がるのではないかなと思っています。
そういう“ファーストステップ”という観点から見ると、
「どんなメンバーと一緒に働くのか」─
すなわち、誰をメンバーにするのかという判断も重要な要素かもしれません。
僕たちのところで一緒に働きたいと応募してきてくれた人の中でも、
「やっぱり自分には難しいかもしれない」と辞めていく人もいますし、
お試し期間を経て、こちらからごめんなさいとお断りすることもあります。
その線引きが曖昧になると、頑張っている人がもっと頑張らなければならない状況になってしまうので、
経営者としてそこはしっかりと判断しなければと心がけています。
チームで働くからこその仕組み化。効率化。
これまで積み上げてきたそれらが随分と形になってきたようで、
現在、僕自身も含め、
メンバーたちの仕事とプライベートのバランスもすごくいい感じでとれるようになったと思います。
チームであることと、効率化によって生まれた余裕が、
何かしらの新しいサービスにつなげているといいなと思っています。
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