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What we do

旅行
スポーツ
すべての人が生まれた瞬間からスタートラインが違います。 そのスタートラインの違いを様々なサポートによってフラットにすることで、すべての人にチャンスのある社会を創りたい。 SMSCは、「すべての人にチャンスのある社会を創る」というビジョンのもと、特に社会的な障壁が大きい障害者、生活困窮者、自殺対策を中心に市内にて支援活動を展開しています。 ①自殺対策事業 ・稲敷市自殺予防プロジェクト(市との協力) ②障害福祉サービス事業 ・障害者グループホーム ・障害者就労支援事業 ・障害者相談支援事業 ③生活困窮者支援事業 ・生活困窮者世帯の子どもの学習支援事業 ④市民との交流事業 ・村会議やイベントなど

Why we do

患者数統計
貧困の統計
すべての人が生まれた瞬間からスタートラインが違います。 また、途中で道をそれてしまったら、なかなか元の道には戻れません。 それらのスタートラインの違いを様々なサポートによってフラットにすることで、すべての人にチャンスのある社会を創りたい。 特に支援活動している分野は、精神障害者支援、自殺者対策、生活困窮者支援です。 それぞれの分野には様々な問題があります。 【精神障害者の現状】 ①患者数の増加 精神疾患により医療機関にかかっている患者数は平成23年で320万人と近年大幅に増加しています。特にうつ病や認知症などに著しい増加が見られます。 ②長期入院 精神科病院に入院してもそのまま退院できず、1年以上の長期入院を続けている人が20万人以上います。そのうち25%が「入院期間1年以上」ということで、しかもそのうち25%が「10年以上の長期入院患者」であるという統計もあります。 病院のほかに居場所がなく、症状がよくなっているのに長期入院を続けざるをえない「社会的入院」という問題もあります。 ③自殺者数 WHO(世界保健機構)が実施した調査では、自殺に及ぶ前に約95%の人は何らかの精神疾患に該当する状態です。躁病やうつ病などが30%と最も多く、アルコール依存症や覚せい剤による精神疾患などが18%、統合失調症が14%と続いています。 【子どもの貧困の現状】 ①現状 日本の子どもの貧困率は今、OECD加盟国の中で最悪の水準にあります。子どもの貧困率は、1980年代から一貫して上昇傾向にあり、今日では実に6人に1人の子どもが貧困状態にあるとされています。 ②子どもの貧困がもたらす社会的損失 子ども時代の経済格差が教育格差を生み、将来の所得格差につながります。その社会的損失は、子どもの貧困を放置した場合、わずか1学年あたりでも経済損失は約2.9兆円に達し、政府の財政負担は1.1兆円増加するという推計結果となった。(日本財団より) ③貧困の連鎖の問題 生活が困窮していれば教育にかけるお金も少なくなる。ゆくゆくは非正規で働く人が増える。教育格差が所得格差につながり、その状況を放置すれば、貧困が子どもへと移り、貧困の連鎖が生まれる。 これらの問題は、1人1人が複雑な問題をもっているため根本的な改善をしていくことは難しいことです。 しかし、環境の改善や様々なサポートを行うことで、現状より少しづつ良くなります。そのため支援の輪を増やしていきたいと考えています。

How we do

おんらが村
学習支援
精神的な病や障害を持っている方が安心して生活していくためには、相談する(話をする)場所があること、住む場所があること、働く場所があることだと考えています。 そのため、下記の障害福祉サービス事業を行っています。 ①障害者共同生活援助事業(グループホーム) 地域で利用者さん数人と住む共同住居です。世話人のサポートを受けながら自立した生活が出来ます。 ②障害者就労支援事業(就労移行支援事業・就労継続支援B型事業) 就職したいという方の就労訓練や、企業で働けない方でも自分に出来ることで働きたい方に仕事を通じた体験と訓練を行います。 ③障害者相談支援事業 福祉に関する相談や福祉サービスの申請や変更など、ご本人の状況や意向に合わせてマネジメントを行う相談支援、施設から地域社会へ、そしてその生活を継続するための相談支援を行います。 また特に子どもの貧困問題にスポットを当て、生活困窮者世帯の子どもの学習支援事業を行っています。学習支援事業は、授業の復習や宿題などの学習支援、コミュニケーションなどの生活訓練、レクリエーションなどの支援を行います。 その他にも、市に協力している稲敷市自殺予防プロジェクト、村会議やキャンプなどの市民交流事業を行っています。