NLINKSメンバーインタビュー⑧「デザイナーからマネージャーへ。メンバーと共に自身も成長し続けたい」メディア部 部長・川嶋和也
2010年に創業したNLINKSは、メディア運営や採用コンサルティング、営業代行ビジネスなど、さまざまな事業を展開している会社です。今回は、2012年にNLINKSに入社し、デザイナーとして活躍した後、現在はメディア部部長としてメディア事業を統括している川嶋さんにお話を聞きました。
川嶋 和也(かわしま かずや):工業高校を卒業後、工場にて勤務。Web業界に興味を持ち、専門スクールでWebデザインを半年間学んだ後不動産系メディア会社にデザイナーとして就職。その後、2012年2月にエヌリンクスに入社。メディア事業の立ち上げメンバーとして、営業からデザインまで幅広くこなす。現在はゲーム攻略サイト『アルテマ』を始めとしたメディア事業の統括をしている。
メディア事業立ち上げメンバーとして参画。企画から実行のスピード感がエヌリンクスの魅力
―エヌリンクスに入るまでの経歴を教えてください
工業高校を卒業した後3年ほど工場で働いていましたが、もともとWebやITに興味があったんです。Webサイトを自分でも作れるようになりたいって思って、半年間Webデザインの専門スクールに通いました。スクールを卒業した後、不動産系メディア会社でデザイナーとして1年ほど働いていました。
―エヌリンクスにはどういう経緯で入社したんでしょうか?
デザイン会社で一緒に働いていた同僚が先にエヌリンクスに転職していて、その人に誘われたんです。ちょうどWeb制作事業を立ち上げるタイミングで、「ゼロから企画を考えることもできる」と言われて、面白そうだと思いました。スタートアップ的な働き方ができるところに魅力を感じて、入社を決めたんです。
―デザイナー時代のお仕事で、印象に残っているものはありますか?
エヌリンクスに入って間もない頃に、格安で様々なバナーを制作するという企画を立ち上げました。
前職では純粋なデザイナー職だったので、企画を立ち上げるのは初めての経験で。自分で考えた企画にOKが出て、営業をして注文が入って制作、納品し、お客様からお礼の声をいただいたときは嬉しかったですね。
―担当者が自分で企画を立てて実行に移す、というケースは多いんですか?
多いですね。最近だと、アルバイトスタッフが「バーチャルYoutuberの制作サイトを作りたい」と相談してきたんです。たまたまそこに経営企画室長もいたので、3人で話し合った結果その場ですぐに「よし、やってみよう!」と決定して、翌日からサイトを作り始めたことがありました。新しい企画を実行に移すまでのスピード感には自信があります。
―今は主にどんなお仕事をしているんでしょうか?
今はゲーム攻略サイト『アルテマ』とお部屋探しサイト『イエプラ』を運営する、メディア部の部長という立場です。メディアの戦略を練ったり、メンバーのマネジメントをしたりしています。
ごくたまにデザインをすることもありますが、今はほとんどマネジメント業務です。
デザイナーからマネージャーになったのは、ちょうどメディアのSEOに取り組み始めたタイミングでした。デザインから離れることに葛藤もありましたが、SEOにはUI/UXやコーディングなどデザイナーの知識を活かせる部分も多く、やっていくうちに面白いなと感じるようになったんです。これまでと異なる成長をしていくのもいいなと思える機会でした。
「目的から逆算してロジカルに考える」デザイナーチームになってほしい
―デザイナーチームの仕事の進め方を教えてください
『アルテマ』と『イエプラ』のデザインを、4人のデザイナーで担当しています。各メディアからの修正依頼を私が一旦集約した後、デザイナーチームのリーダーに依頼内容を共有して、そこから各デザイナーに仕事を割り振っていく流れです。
作業中は黙々とデザインに没頭し、ミーティングでは意見を活発に交わす、というメリハリのあるチームだと思います。
―チームマネジメントをする立場として、どんなデザイナーチームになってほしいと思っていますか?
「ロジカルに考える」デザイナーチームであってほしいと思っています。
デザインについて指摘されたときに「何となく違う」と言われても、どこをどう直せばいいのかわからなくて、作品を否定された嫌な気持ちだけが積み重なってしまいますよね。なので、指摘する側にも作る側にも、ロジカルに理由を語るようにしてほしいと思っています。
ロジカルに伝えるのが得意なメンバーばかりではありませんが、「目的から逆算して伝える意識を持つように」と日々伝えていくうちに、徐々にできるようになってきました。
たとえば、「このバナーはこういう目的があって作るから、こういうカラースキームにしてね」と指示を出したり、指摘するときにも「目的はこうなのに、何でこうしたの?」と言ったり。こうすることで、主観を含めずに建設的な議論ができるようになります。
新規事業でマッチングアプリを制作。来てほしいのは、サービスの成長を一緒に喜べる人
―組織やチームとして、今後実現したいことはありますか?
直近で言うと、新規事業のマッチングアプリ制作を成功させたいです。元々メディア事業を複数行っていて、その中の1つにマッチングアプリのメディアがありました。メディアの運用をしていく中で知見がある程度たまったので、自社でマッチングアプリを作ることになったんです。
マッチングアプリ事業は、3年後までにメディア部の核になるくらいの規模まで成長させたいと考えています。アプリデザインはこれから本格的に作り込んでいくので、デザイナーの役割はかなり重要になってきます。
―どんな人と一緒に働きたいですか?
直近では、マッチングサービスのアプリデザインを担ってくれる人を募集しています。純粋にデザインを作るだけではなくて、事業を運営する立場に立って、サービスの成長を一緒に喜べるような人に来てほしいですね。
パフォーマンスを最大限発揮できるようスムーズに動作するパソコンやソフトなど環境を整えていますし、成長を後押しする風土もあります。
私もマネージャーとして部下を持つようになってからは、「人が成長すること」にやりがいを感じるようになりました。自分のアドバイスを受けて、成果を出してくれたら嬉しいですし、成長していく様子を見るのも楽しいです。
少しでも興味を持ってくれたら、気負いせずにまずは来てみてほしい。人って緊張すると自分らしさも実力も発揮できないと考えているので、自然体で来てもらえたらいいなと思います!