私たち日辰広告のインターンは、いわゆる一般的な「インターンシップ」とは異なります。
おそらく世間で言う「インターンシップ」は、会社説明会や社員からの仕事解説、さらには普段の業務をイメージしたようなグループディスカッションなどがほとんどだと思います。
日辰広告のインターンでは、普段社員が行っている仕事と同じ仕事をやっていただいています。つまり、インターネット広告の運用に関する、戦略策定やターゲット設定、アカウント開設、単価調整、クリエイティブ改善、予実管理、レポート作成などの運用補助業務です。
そして、新卒採用と中途採用の採用フローに違いはなく、基本的に同じ選考フローで、採用活動をしています。また、業界経験者だけでなく、まったくの未経験者の方も採用しています。
なぜやるのか?
日辰広告のインターンで、社員と同じ仕事をしてもらうには理由があります。
それは、私たちのような運用型広告の仕事は、なかなか想像しにくく、似たような仕事もあまり無い為、実際の仕事を通して体験してもらうことが業務理解への最短距離だと考えているからです。
さらには「広告」という名前が付いているため、学生や異業界の方の中には、クリエイティブな仕事だという期待感が無い訳ではありません。しかし、電通や博報堂などに代表されるような総合広告代理店の「広告」とWeb運用型広告は大きく異なるものです。私たちのようなWeb運用型広告は、数字やデータと向き合うことがメインで、日々の業務は非常に地道でコツコツ行っていかなければなりません。
ですので、そんな運用型広告という仕事を理解し、さらには小さなスタートアップ企業である私たち日辰広告の働き方や社風も体感していただく為にも、インターンシップは社員と同じような仕事をしてもらうようにしています。
今回は学生インターンシップから、会社に入社し約3か月が経過した吉井さんにインタビューをしました!
広告運用担当:吉井さん
服飾専門学校である文化服装学院卒。業務理解力が高く、マルチタスクをこなせる頭の回転の速さもあるため、一つ一つの業務が丁寧であるにも関わらず、そのスピードが早いです。またコロナ禍で最近は居酒屋には行けていませんが、社内随一の酒豪でもあります笑
1.就職活動から、日辰広告でインターンするまで
私は服飾の専門学校に通っていたため、もともとはアパレル業界に絞って就職活動を行っていました。
しかしアパレル業界は世界的に大流行しているコロナウィルスの影響を直に受け、採用数の減少・事業縮小となる企業が多く、今後の先行きに不安を覚えました。
そんな中で、私の通っていた服飾専門学校の学科でWebマーケティングの講師をしていた日辰広告の海老名さんに相談をし、インターンシップをすることに決めました。
2.日辰広告のインターンを決めた理由
仕事の理想と現実のギャップを早く知ることで、自分に合っているか、向いていないかの判断ができると考えました。
ですので、まずはWebマーケティングや運用型広告がどんな仕事なのか、実際に経験したいと思いインターンをすることにしました。
3.インターンの仕事内容
日辰広告のインターンシップは、社員と同じ仕事を行いますが、もちろん最初は座学の勉強から入ります。
運用型広告の専門用語や管理画面の操作方法など、多くのことが初めて見聞きすることでしたので、参考書やマニュアルを読み、Web運用型広告の全体構造を理解してから、実際にどのようになっているか見てみるというのを繰り返しました。
その後は、実際に広告配信が行われる前段階(シミュレーション作成や入稿)を手伝うことになります。
4.Webマーケティング業界で仕事するうえで何か不安はありましたか?
学校のWebマーケティングの授業を通して少し学んでいたので、あまり不安を感じていませんでしたが、「実際に仕事を始めれば、分からないことだらけだろうな」と思っていたので、イチからたくさん勉強する覚悟をしてから入社を決断しました。
5.吉井さんの現在の仕事はどのようなものですか?
現在は実際の広告配信にあたり、クライアントから依頼を受けたWeb広告メディア(Google・Yahoo・Instagram・Facebookなど)での広告配信シミュレーション作成、運用管理、結果報告レポート作成までを行っています。
6.1日の仕事の流れはどのようなものですか?
《出社時》
10:00 家で仕事を開始(運用確認・タスクチェックなど)
13:00 出社(シミュレーション作成や、レポート作成・MTGなど)
16:30 退社(帰宅ラッシュ回避の為)
18:00 問題がないか確認し、終了
《リモートワーク時》
10:00 始業(運用チェック・タスク確認)
12:00 昼食
13:00 運用調整・リモート会議・シミュレーション作成・レポート作成など
18:00 問題がないか確認し、終了
7.日辰広告で過ごす中で得たモノ
私たちが日頃SNSやインターネットを利用している中で必ず目にする広告が、どのようにして自分のもとに届いているのかが理解できるようになりました。
それに加え、まだまだ勉強中ではありますが、論理的な説明を心掛けるようになりました。
8.会社の雰囲気やカルチャーについて簡単に教えてください
20代中心の会社なので、同世代のスタッフが多いですね。基本的には各人で行うタスクが多いので会社内は静かですが、たまに雑談をしながらコミニケーションを取っています。
特徴としては、チャレンジ精神を持って挑んだことに対して、結果がどうであっても高く評価してくれる会社だと思います。
9.インターンから入社3か月経過してわかったこと
広告運用において、数値やデータから課題を見つけ、その課題に対していくつかの解決策を試していくことが必要となります。具体的には、広告データの些細な変化や異変を見逃さず、変化の原因に対して仮説を立てて、解決のトライアルアンドエラーを繰り返すことになります。そのためにも、数値を読み取る能力や仮説検証スキルがが重要だと感じています。
また、基本的な事ではありますが、広告運用という職種であるためデータや数値が重要なのはもちろんですが、やはり最終的には人と人のコミュニケーションの中で仕事を進めていくので、いわゆる「報・連・相」はとても大事だなと日々実感しています。
10.どのような人が運用担当に向いていると思いますか?
以下に当てはまる人は向いていると思います!
・数字に対して苦手意識があると辛い部分があると思うので、苦手意識がない方
・PCでの業務が大半を占めるので、ある程度PCリテラシーがある方
・エクセル等の表計算での仕事が苦手ではない人
・細かい作業や地道な作業、コツコツ積み重ねていくのが得意な人
・数値やデータの中から課題を見つけ、どうやって解決していくのか考えるのが好きな人
ここまで、読んでいただいてありがとうございます!
インターンから正社員になったメンバーもいますし、中途採用から入社したメンバーもいます。また異業界などから入社した人が多いので、インタビューでは聞けなかった気になること・他の人も話も聞いてみたい、などあれば、ご連絡ください。