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会社は自分の才能を生かす、表現するための『ステージ』

———ネクストスケープに入社するまでは何をされていましたか、ITとの出会いを教えてください

高校時代の友人とはまったゲームを家でもやりたい!と、親にパソコンをねだって、そこから夜通しインターネットで遊んだりネットゲームで全国大会に出たり、といったところが始まりでした。

———そこからどうやって今に至るんですか?

当時大学には受かったものの、特にやりたいこともなかったので、友人に誘われ、専門学校の方に通いプログラミングを学びました。

気付けば、当時はまっていたゲームのツールを作るまでには上達していましたが、その流れでITの世界へというわけでもなく、在学中からバイトしていた寿司屋で、職人見習いになり、寿司屋板前になりました。

———元板前さんだったとは!珍しい経歴ですね(笑)

卒業後は、寿司屋でフルタイムとして働いていた時期もありましたが、周りの友人と休みが合わなかったこともあり、20代前半になって転職を考え始めました。

そんななか、ネットゲームで知り合った東京の友人と当時住んでいた長野で落ち合って遊んだのですが、その友人が連れていたお姉さんに一目ぼれしまして(笑)、 お姉さんに会おうと上京目指して一念発起し、募集があったITの下請け会社に入りました。

新入社員だったので、JAVA、PLSQLを組み合わせる研修があったのですが、もともと三か月の予定が、予想外に早く出来てしまい二週間で終わり、見かねた担当者が過去の研修を持ち出してきたのですが、それも三日で終わり、仕方ないので現場に出されたというスタートでした(笑)。

現場はインフラのチームで、サーバー試験、バックアップ手順や、インストール基盤を作っていました。 もともとプログラミングが好きだったのと忙しい現場ではなかったからかもしれませんが、一通りこなせるようになるまで時間はかからなかったですね。

ただ、タスクが終わっても居残っている文化に納得できず、そのチームのリーダーに異議を唱えたところ、なんと彼が抜けてしまい、初めての現場でいきなりリーダーになってしまいました(笑)。

———一年目とは思えない経歴ですね(笑)

無事友人のお姉さんとも付き合えたのですが(笑)、その一週間後身内に不幸があり、人生観が変わりました。 真面目にしていても死ぬ時は死ぬんだと思うようになり、言われていることをただ聞くのではなく、本質は何かを考えるようになりました。

最初の現場から次に同期、先輩と入ったところが、パワハラが横行し、仕事も無いような処だったのですが、先輩と上司、もう一人の上司を味方につけ、無事パワハラを撃退し、その次の現場では、会社で一番力を入れているプロジェクトに入れてもらえました。

その頃は毎日朝九時から夜十二時まで働いていましたが、客先で納品したもののバグをなおすといった働き方に納得がいかず、会社を辞めてフリーになりました。 お姉さんとも結婚しました(笑)。 そこから入ったネクストスケープに半年後、社員にならないか打診され、今に至るという感じです。

前の会社では刺激を感じなかったのですが、ネクストスケープには優秀な人が揃っていたのも入社の決め手でしたね。

———他の会社を辞めてうちに来た人で、その理由は多いです

そういった意味でもうちの会社の強み、魅力っていうのは、人や技術力なのかもしれないですね。 スタープレイヤーや個性の際立った人が多かった気がします。

———太田さんが関わっている仕事について教えてください

大手レコード販売会社のPMを勤めていますが、役割的には全体的な統括をしています。 顧客の規模が大きくて、同時進行のプロジェクトがいくつかあるので、ひとつひとつのプロジェクトを見るのではなく、チームが客のビジネスに貢献できているか、キャッシュフローが正常に動いているか、といったところを見ています。

———太田さん自身は元プレーヤーでしたが、マネジャーに転換するとき、工夫したことは何かありますか?

基本的に器用なので(笑)、スムーズに行けました。 なにか新しいことをするのにプレッシャーを感じる事がない性格なので、マネジメント自体苦にはなっていなかったです。

今担当している案件は、プレーヤーだった時代から複数のプロジェクトが流れているような案件だったので、プレーヤーとして動いている時も、マネジャー的な全体を見る能力を試されていたのかもしれません。

プレーヤー以上の給料を目指していたというのと(笑)、自分で手を動かすのが好きなので、マネジャー的なことも自発的にやり始めていましたね。

———部下への依頼の仕方というところで、工夫や意識している点はありますか?

在籍している部下が、両人とも優秀というのもあるかもしれませんが、基本的に人への依頼を10とする場合、1か2しか情報を出さず、進め方を各自に任せていますね。

コミュニケーションコストが掛からず無駄な時間が省けるのと、要点だけ投げて、後はこちらの意図を自ら考えてもらっています。

———もしも太田さんと同じような人が来た時はどうします?

そこはニュートラルに接しますよ(笑)。 指示はしないし、好きにしてもらいます。

———一人一人の個性に合わせて動かしていくんですね。仕事を進めていく上で大変だと思うところはありますか?

大変というより面倒だと思うところで、形骸化した定例会やルーチンなど、そこに意味がなかったりする事は苦手ですね(笑)。

———これからどういう風に活躍していきたいと思っていますか?

今まで会社で自由にやらせてもらっていた分(笑)、返していきたいと思っています。 出来るけど経験が足りなくて埋もれている人を引き上げていきたいし、部下の育成をしていきたいですね。 会社への貢献としてのプロジェクトですが、自分のチームのような雰囲気を会社全体に広げていきたいですね。 一日の1/3くらいは会社にいるので、会社に来るのが面白いと思ってもらいたいです。

———太田さんのチームはとても雰囲気がいいのですが、部で週にどれくらい飲んでいるんですか(笑)?

週に二回か三回は飲んでいるんじゃないですかね、今日飲みたいなって時に定期的に声をかけて(笑)。 いつも仕事の話抜きにした、男子トークばかりですが…(笑)。

———最後に、「あなたにとっての◯◯とは?」という質問に一言ずつ答えてください

———あなたにとってネクストスケープとは?

『ステージ』 自分のありあまる才能を生かす、表現するためのステージです。

———あなたにとって仕事とは?

『人生の暇つぶし』 続けられるのは、それだけ楽しくて集中できているからだと思うので。 なので、自分が面白いと思ったことをやっています。

———あなたにとっての生きがいもしくは座右の銘は?

『力で奪え、情けは無用』 映画「パイレーツオブカリビアン」で、海賊としてのイキザマを表現している言葉なのですが、二十歳前後で見て、そうありたいと思いました。 何事にも縛られず、自由に生きていきたいですね(笑)。

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