こんにちは。スマルナで働いているクリエイティブチームのゆいです🐱
リブランディングの発表をしてから1週間、たくさんの嬉しい声が届いており、感謝と頑張ろうという気持ちをいったりきたりしています😭✨
前回の記事ではリブランディングに込めた想いを書かせていただいたのですが、今回は始まりにあたる「どうしてリブランディングをしようと思ったの?」というお話です。
前回の記事も合わせて読んでみてください📖
目次
- そもそもスマルナってどんなサービス?
- 2019年6月 「アレのスマルナ」誕生
- 一人歩きしていた「アレ」にモヤモヤ
- 思い切って、代表に思いをぶつける
- 今回はここまで。
そもそもスマルナってどんなサービス?
スマルナを知らないという方のためにスマルナのサービスを少しだけ説明させてください。
スマルナは、アプリ上で医師が診察をし、一人ひとりの悩みにあったピルを提案・処方しているサービスです。
ピルは避妊だけでなく、生理痛の緩和などの効果もありますが、まだまだ認知されていなかったり、ピルを飲むことに抵抗がある方が多い印象ですが、まずは一つの選択肢として広く知ってもらい、知った上で選んでみてほしい。
もっと気軽に「まずは試してみる」ができるといいなと思い活動しています。
もちろん、お薬なので、副作用が出る方や、服用することが難しい方もいらっしゃいますが、安心して使ってもらえるよう、スマルナでは医師の診察や相談窓口で相談にのるということもしています😊
2019年6月 「アレのスマルナ」誕生
実はスマルナ、以前は「アレのスマルナ」としてサービスを運用してきました。
スマルナが開始されたのは、2018年の6月頃なのですが、ちょうど1年経ったぐらいに、生理や避妊の悩みってとても深刻なのに「相談しにくい」「まわりに言えないような空気感がある」という課題があるんじゃないかと社内で議論になりました。
そしてその議論から、スマルナが作りたい世界を考えることになり、
生理や避妊、ピル、セックスのことって、「アレ」と隠さずに堂々と話をしてもいいよね。相談しにくい、話しにくいならまずはスマルナが話を聞くので、来て欲しい。スマルナは「アレ」という言葉を使わなくてもいい、もっと話しやすい空気や社会を作っていこう。
というメッセージを込めて、「アレのスマルナ」が誕生しました。
もちろん発表までに社内でも話をして、賛否両論はあり、発表後も否定的な声は出てくるだろうという話もありました。
しかし、アレという単語を使わなくてもいい世の中を作っていきたいという想いがあったため、想いを持って説明をすれば伝わるはずということでローンチしました。
一人歩きしていた「アレ」にモヤモヤ
しかし、ローンチをしてから数週間〜数ヶ月間に渡り「アレ」という言葉だけが一人歩きをし、下の図のような声が多く寄せられました。
想像はしていたものの、本当に様々な意見が寄せられ、最初はびっくりしてしまいました。
「つらい思いをなんとか改善したい」「不安をなんとか解消したい」と思って来てくださったユーザーさんに、結果的に不快な想いをさせることになるとは想像ができておらず、私の中でだんだんと申し訳なさが募ってきました。
最初は「説明すれば伝わるはず、こんなに想いをもってやっているのだから」そんな考えを抱いていたのですが、それでも多くの声を受け
私たちの一方的な想いを押し付けているだけなのではないか
と、そんな風に考え始めました。
思い切って、代表に思いをぶつける
「どうしたらいいんだろう、、」
「もう一度、ユーザーさんに向き合い、スマルナの目指すべき姿を考え直したい」
と悶々とした日々を過ごしていたのですが、そのことを思い切って代表に伝えてみました。
「何言ってんねん、って言われるかな〜。いや、でもこれ以上ユーザーさんをネガティブな気持ちにさせてしまうのは嫌や。」とビクビクしながらも自分の気持ちを伝えてみたら、代表から想定外の反応が返ってきました。
リブランディングという形でプロジェクトを立ち上げるので、考えてみない?
最初は「できるかな...」という不安はあったのですが、生理に振り回されてきた私だからこそわかることがきっとあると思い、気がついたら「してみたいです!」という風に返事をしていました。
今回はここまで。
「え、話まだはじまってないよ!」と思った方もいるかもしれません。笑
長くなってしまうので、数度に分けて私たちの気持ちや、裏側をお伝えしていければと思います!
読んでいただきありがとうございました✨
次回は
リブランディングの裏側 Vol2 l チーム編成とミッション・ビジョン・バリューが作られるまで
をお話ししたいと思います。お楽しみに😊