OPTは、ここから進化する。INNOVATION AGENCYへ。
つねに最前線に立て。誰より先に動け。変化にタフであれ。誠実な野心家こそ、個客に未来と勇気を与え、自らの人生を豊かにし、 世界にイノベーションを巻き起こすことができる。
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こんにちは、NewsTV代表取締役 杉浦健太です。
今週末は、長男(8歳)と、次男(3歳)を連れて武蔵小山の本屋さんに遠征してきました。
長男が「ざんねんないきもの事典」(https://www.amazon.co.jp/dp/4471103644/)を買いたいとのことで、購入しました。
小学校で、非常に人気の書籍で、図書室ではいつも争奪じゃんけんになるほどの過熱ぶりだそうです。我が家では書籍に関しては無条件で購入することにしており、かいけつゾロリシリーズや、10分で読めるシリーズがたくさんあります。とくに10分で読めるシリーズには古典落語や、伝記シリーズにおける「安藤百福」さんの話があり、こちらも学びが多いです。
読書は、知恵を得るために最も費用対効果が高い行為であり、そこで得た「知恵」に対して「行動」が伴うことで、「智慧」に直結すると考えています。ベクトル代表の西江肇司や、COO長谷川創は強烈な読書家で月に20~30冊は当たり前の領域なので、この考え方は、両者からの影響が色濃く反映されています。
さて第一回目のブログ(https://www.wantedly.com/companies/news-tv/post_articles/107103)はNewsTVのカルチャーについて整理するという視点で「120%返し」をお届けしましたが、今回のテーマはこちら
なにを今更、当たり前のことを、と思って、×ボタン/戻るボタンを押下せず、もう少しお付き合いください。
これはアフリカのことわざだそうです。僕も、2010年に独立起業しましたが、このことわざをいやというほど、味わいました。2年目くらいまでは自由に意思決定をし、やりたいことばかりやっていたので、早く早く事業を拡大していて「組織に頼らず、自分の腕一本で生きていくっていいな~」なんて思っていたのですが、途中で「あれ?これは遠くに行けないぞ」と気づき、悶々としだした経験があります。
※そのタイミングで運よく、COO長谷川にお声がけいただいたのですが、その話は別の機会に
一人でできる領域など、限られているので、如何にチームを構築し、巻き込み、仕組化していくか?ということが、物事を成し遂げるには、非常に重要かつ難しいことであるか、と実体験を伴ってハラ落ちした経験でした。
NewsTVは、営業、運用、制作、バックオフィスが連携することにより、パフォーマンスを最大化させることができ、その結果クライアントへのお返しができる組織形態です。
「制作を巻き込んで行きましょう」「●●を巻き込みましょう」という社内発信は、よくされるのですが「巻き込む」ためには、「巻き込まれる側」との信頼関係が非常に重要になってきます。
巻き込む側と、巻き込まれる側の信頼関係が構築されていないと、どんなに正しいことを言っていても聞いてさえもらえませんし、どんなにやりたいことがあっても、協力してもらえません。
どうやったら信頼を勝ち得ることができるのか?
それはチームのメンバーに「必要」とされる「何か」を「与え続ける」ことのみだと考えております。相手から「奪う」発想では、なにも成就することができません。
ちなみに本人は奪う思想がなくても、自分自身の評価や、承認欲求を満たすために、自分勝手に動いていることが、無意識のうちに、他者から奪ってしまっていることもあります。そういう場合は、大体、物事を前に進めるための巻き込みではなく、物事のケツ拭きのための巻き込みになっています。
ちなみに先週発表された、オプトさんのバリューにも巻き込み系ありますね。
「巻き込め。仲間を、個客を、世の中を。」
冒頭の「ざんねんないきもの事典」にも、このような記述がありました。
「組織に頼らず、自分の力だけで生きていく人」と辞書で書かれている「一匹オオカミ」ですが、1匹で暮らしているオオカミは、オオカミ界では“むしろ弱い立場”なのです。
オオカミは2歳くらいまでに親の群れを出て、一人暮らしを始めるそうなのですが、その後、ペアになる相手を見つけたり、他の群れを乗っ取ったりして「一匹オオカミ」を卒業するらしいです。
宇宙の原理原則は、人間もオオカミも変わらないのだな、とまた一つ勉強になった週末でした。「ざんねんないきもの」にならないよう、NewsTVとしてより一層精進して参ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。