ロールモデルから学ぶ、自分なりのキャリアデザイン - 女性のためのHealthTech イベント Vol.10
米国サンフランシスコ発のコミュニティHealthtech Women Japanのイベント、第10回目となる今回は、President of UberEats Japanの武藤氏、... powered by Peatix : More than a ticket.
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先日、8月に入社したアカウントマネジャー香山が、PM松原に続きキャリアを語るイベントに登壇しました。偶然にもふたりとも「キャリアを語る」イベントに登壇するのは長年のキャリアを重ねてきたメンバーならではかもしれません。
参加したのはこちらのイベント。
スタートアップやテクノロジー企業はどのように女性のキャリアを考えているのか、実際に働いている女性はどのように自分のキャリアを考えているのか?をお話しいただきました。
当日は幅広い年代の女性が集まりとても華やかな雰囲気でした。
最初のワークショップでは、同じテーブルのメンバーで自己紹介とやりがいを感じる瞬間やワクワクする瞬間をシェアしました。筆者タカハシが代表小林と同じテーブルになり、聞いてみると・・・
やりがいを感じる瞬間は、睡眠改善が見えて感謝されたとき
そうきたか!と思うと同時に、やはり起業家なんだなと納得。
「キャリア」って何のことを指すのか知っていますか?
エンジニアになりたい!起業したい!も、目標とするキャリアのひとつとしてよく聞きますね。
でも、実は「キャリア」は目標やゴールではなく、そこまでの「道のり」。英語の馬車「carriage」が通り過ぎた後の轍(わだち)がキャリアの語源です。ワーク・ライフバランスの話で「ワークとライフの両輪のバランスを~」なんて言い方をするのもここからきているそうです。
そう考えると、エンジニアになりたい!起業したい!という目標があったら、その目標に対して「どういったキャリアを歩んでいくのか?」という「道のり」を自分で主体的に設計していくことが本来のキャリア(デザイン)であり、一番大事なことかもしれません。
ゴールは目に見えるからわかりやすいけど、それまでの「道のり」はなかなか表に出ませんよね。本当はその「道のり」がロールモデルになりうるものなんですが、表に出ないから自分のロールモデルが見つけにくい、なんて現状もあります。ゴールに対しての道のりは本当に人それぞれ、多くの人それぞれを聞くことで自分に合ったロールモデルを見つけられるようになるといいですね。
そして、各登壇者の方々から自身のキャリアについてお話しいただきました。
こちらにイベントレポートがありますのであわせてご覧ください!
登壇した弊社アカウントマネジャー香山は、新卒で東京海上日動へ入社、法人営業のプロフェッショナルとしてキャリアを歩んできました。
そして、何年か経ち仕事も順調にしていた頃、ふと「このままじゃ結婚できないかも」と思い、
婚活開始!→よし結婚!
私名古屋へ異動!→別居婚!
妊娠、産休で名古屋から帰京→出産1ヶ月前にして初めての共同生活!
出産!→子育てシフトで夫転職!
育児って思ったよりも大変→産後うつになりそう……
外へ出てみよう!→ニューロスペースに出会う!
よし転職!→今日に至る
と、ここ数年で怒濤のライフプラン、キャリアプランの変遷がありました。
本人曰く、ものすごい数のエピソードがあり、この数時間では語り尽くせないらしいとのこと。
今まで休まずに走り続けてきたときには気づかなかった景色を見たことで、今後の人生で大切にしたいことが明確になったと言います。そして、育休期間を「ステップアップの期間にできたらなにか変わるかも」と思い、「ママボラン」をきっかけにしてニューロスペースと出会います。
今までは大きな組織の中で既存のものをベースにして動くことがあたり前だった中で、ゼロイチでサービスを創りたいと思うようになったことや、ニューロスペースが掲げる睡眠改善やテクノロジーが多様な人材が活躍できる世の中に向けての布石となること、更にそれを自分たちで実践して発信もできること等に魅力を感じ、参画となりました。
これから将来のことを考える方々に対しては「将来的なことは意識した方がいいけど、それに縛られすぎないほうがよくて、例えば『2年で結果を出そう』と思った時には、それまでにやることを逆算して、その時その時に方向を修正したり自分でやり方を変えてみることが大事」とアドバイスを送ります。
また、他の登壇者の方も全く異なるキャリアを歩んでいるのにもかかわらず、
「色々な選択肢があることを知っておいてほしい」
「来るかどうかわからない未来のために今からセーブはしない」
「そのときに乗り越える方法を考えればよい」
「自分の周りの人達を巻き込むサポートシステムを作るべし」
等々、おっしゃるアドバイスは似ており、今日はそれを聞けただけでもとても実りある1日であると感じました。
これらは女性や若手だけに限らず、人生を歩んでいく上でも日々自分のキャリアを振り返りながら確認して、前を向いて方向を定めていくことが今後のキャリアを歩む上で必要なことなのかもしれません。
また、「『察して』ではなく、意見交換、自ら発信することが大事」と香山は言います
「察して」は子育てをする夫婦の問題として扱われることが多いですが、実は、よくよく考えるとこれって仕事でもあることだと思いませんか?
「あの人いつも忙しそうなのにいつも一人で残業してて。言ってくれたら手伝うのに。」という状況とか、声をかけようにもかけられない雰囲気とか。
これからは働く事に対してもっとオープンにすることが求められる世の中になるのではないかと思っています。「明日は子どもの付き添いで半休」「じゃあ次誰か半休のときに私代わるよー」とか、もっとフレキシブルに働ける環境になると、女性にとってのキャリアも多くの選択肢ができてくるのではないかと思います。
そんなニューロスペースはとってもフレキシブルな職場です。
香山に話を聞いてみたい方、ぜひ遊びに来てください!