当社には4人の採用テロスタッフが在籍しています。
採用テロって何?
正式な求人ではなく、求人とは別の方法で入社してきたスタッフの事です。
しかも採用テロスタッフたちは、「採用」って言った覚えがないのにいつの間にか働いている人たちの事です。笑。
「あなたを採用します」って言った覚えもないのに、いつのまにかスタッフになってる。
なので採用テロなのです。
採用テロは現在4号まで存在します。
一番最近の第4号は、当社に営業に来てどういうわけか「御社に入社しようと思いまして・・・」で始まったテロです。笑。
採用テロ2号 エピソード
中でも当社の中でも思い出深い採用テロのエピソードをご紹介したいと思います。
写真の2人。実は夫婦で日本ツクリダスに在籍しているスタッフです。
最初は写真右側の旦那さんが正規の求人で転職してきました。
実はこの旦那は本来人付き合いが苦手なタイプで、打ち解けるまでに余裕で半年はかかる人なんだそうです。前職でも仕事や人付き合いがうまくいかず低いテンションのまま会社勤めをしていたようです。
聞いたところによるとそれが原因で退職し、縁があって日本ツクリダスに入社することになったのです。
元々ワイワイと賑やかな雰囲気を醸し出す会社だったので、入ってすぐの頃はおとなしそうな印象だった彼を心配し「無理に入ろうとしなくていいよ」と声をかけた事を今でも覚えています。
ですが、そんな心配をよそに1ヶ月もしないうちにめちゃくちゃ打ち解けているではありませんか。
そんな彼は毎日家に帰ると「仕事が楽しい」と話していたようです。
そんな彼を見て、奥さんは?
どんなに早くても打ち解けるのに半年はかかるいつもの旦那の影はなく、毎日楽しそうにしているのを見てものすごく興味を持ったそうです。
そして社内の様子を旦那さんから詳しく聞けば聞くほど、私も入社したい!と思うようになっていたようです。
そして、「入社できないかを社長に聞いてほしい」攻撃が始まったようです。
聞いた話では毎晩のように「聞いてくれた?」という会話をしていたらしいのですが、旦那さんの方は社長に言い出しにくくしばらくの間聞けずに封印していたようです。笑。
当時は人員が充足しており、人を雇うという考えはない状況でした。
ないならポジションを作る
まだまだ小さい町工場、業種的にも会社の規模的にも働きたいって言えるような会社ではない事は明白です。だけど、そんな会社でも働きたいと言ってくれることはご縁でもあるし、とてもうれしい事。そう考えた事もあって、ポジションがないなら作ればいい。そんな風に考えました。
元々、当社は製造業でかつ町工場でありながらもホームページで集客を行いながら、インサイドセールスで事業を行うこの業界の中ではとても珍しいビジネススタイルをもつ会社でした。
ですので、いつかインサイドセールスを強化していきたいと考えていたのをこのタイミングでやってみようということで営業事務というポジションを作って入社してもらう事にしたのです。
このように私たちの会社は「ないなら作る」「試す」という考え方で色々な事にチャレンジをする文化があります。
何か新しい事がやりたいと思えば、手を上げ提案する事で実現に向けた道筋をつける事ができる会社です。決してカンタンにすぐには実現しないかもしれませんが、実現するために必要な行動や考えるべきことはいつでも相談できる環境にあります。
採用テロはなかなかできる事ではありませんし、ご縁がない事には難しいのかもしれません。
でも、もし当社とご縁があるのならば何か新しい事、やってみたい事をぜひ教えてください。
最後に、無事入社できた奥さん。
今では会社の中で企画開発部という部署に所属し、人事を兼務し、各会議の進行や議事録、仕事の仕組み作り、販売しているシステムのサポート担当など会社にとっては中枢のポジションで欠かす事はできない人材となり大活躍をしています。
影のドンとも言われているとか、いないとか・・・