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憧れていた「都会のOL」とは真逆!?スタートアップに飛び込んだ2年目の秋。「仕事はこんなに楽しめるもの」と気が付かせてくれたnanaとの出会いとは

スマホひとつで世界中の人たちと、いつでも、どこでも、誰とでも!歌い合ったり、楽器でセッションしたりといった音楽のコラボレーションができるアプリ「nana」

その「nana」を提供する株式会社nana musicにはどんな社員がいて、どのように仕事をしているのか。そんな疑問に答えるべく、「nana」に携わる様々な人たちをクローズアップしてご紹介します!

前回の社長文原のインタビューに続き、今回は「nana」の魅力を国内外に伝えるために「セールス&マーケティング部」で企画営業を担当している亀山 千夏さんにお話をうかがいました。

日々の業務についてだけでなく、人生の大半をピアノと歩んできた亀山さんの入社前のお話やnanaとの出会い、さらに今後チャレンジしたいことやプライベートのことまでたっぷり聞いちゃいました!

【Profile】

亀山 千夏 1992年 佐賀県生まれ。音楽大学卒業後、人材総合サービスの会社で総合コンサルタントとして法人営業に携わる。その後、2015年10月に株式会社nana musicに入社。現在はセールス&マーケティング部で企画営業を担当し、様々なクライアントとのタイアップ企画・進行、ユーザーとのコミュニケーションまで幅広く業務に携わる。

-亀山さんがnanaに出会うまでのバックグラウンドを聞かせてください。

私は4歳からピアノを習い始めて、高校・大学とピアノ科に進み、そばにいつもピアノがある人生を送っていました。根が真面目なので出された課題にはひたすら前向きに取り組むタイプで、高校時代は寮で生活していて一日中ピアノ漬け。大学進学後も、他学科の友人の伴奏をしたり、バーでピアノを弾くバイトをしたりとピアノ中心の生活をしていましたね。

だから、大学卒業後はもちろん音楽に携わる仕事をするのだろうと漠然と考えていたんですが、3年生の時に先輩たちの就職状況を目の当たりにし、音楽で生きて行くことの難しさを知りました。ただ、よく考えるとこれまでの自分の人生は音楽一色だったので、1度音楽から離れて、色んな社会に目を向けてみたいと思って、就職活動では求人サイトの中から企業をいくつか選んで試験を受け、内定をいただいたところに入社しました。

-前職を選んだ決め手はどういうところでしたか。

給料が良かったのと、オフィスが新宿のど真ん中にあって、“都会のOL感”があったところですね(笑)。

そこは人材総合サービスの会社だったんですが、入社後は出社と同時にまずは電話でアポを取り、午後は訪問営業というルーティンワークで…。仕事はほとんど定時には終わらず、毎日遅くに帰宅して、土日は疲れ果てて寝ているような生活の繰り返しで、次第にピアノに触れる時間もなくなっていきました。このままでは辛い、少しでも音楽に触れられる仕事がしたいと思い、転職活動を始めた時に、知人に「ちなっちゃんにぴったりな音楽系の会社があるよ」と紹介してもらったのが、株式会社nana musicでした。

やっぱり音楽に関わる仕事をしたい!その気持ちに後押しされて「nana」に入社

-初めて知ったときの「nana」の印象を教えてください。

2015年8月に品川ステラボールで開催された初回の「みんなでつくるリアル音楽祭“nanaフェス”」に足を運び、「こんなにフラットに音楽を楽しめるイベントがあるのか!」と強い衝撃を受けました。著名なゲストアーティストがいるわけでもなく、参加者みんながアーティストとしては無名のユーザーの歌を真剣に聴いて休日を過ごす様子をみて、感動したのを覚えています。 また、コミュニティの盛り上がりやnanaのユーザーサービスに対する熱量も感じられて、ただただ「すごい!」と思いました。イベント参加前から、おもしろそうな会社だと思ってはいましたが、nanaフェスに参加してからは「ここで働きたい!」という揺るぎない気持ちが芽生えましたね。

-そこからはもう気持ちはnana一直線だった?

そうですね!その頃は「nanaに入れなかったら、地元の九州に帰ろう」という覚悟でした。 そこで、nanaフェスのあとにすぐオフィス見学をさせてもらったんですが、当時のnanaのオフィスはまだ代々木のデザイナーズマンションの1室で、新卒の頃に憧れていた“都会のOL感”とは真逆の環境でした(笑)。 それでも、スタッフがピリピリすることなく自分のペースで仕事をしている様子をみて、さらに心奪われたんです。そのとき感じた会社の印象は入社後の今も変わっていません。

ただのアプリではない。ユーザーの愛が溢れるアプリ「nana」

-nanaには人の心を動かす力がありますが、その力はどこからきているのだと思いますか。

スタッフには音楽好きが多く、みんなに音楽をもっと気軽に楽しんでもらいたいと考えている人ばかりで、中には自分で演奏をする人もいます。一緒に働いていると、スタッフが売上やビジネスだけを重視するのではなく、ユーザーのことをかなり考えていることが伝わってきます。「サービスのすべてはユーザーのため」。そういう気持ちを常に持って動いているからこそ、愛されるアプリになるんですね。

また、私は普段いろいろなアプリを使っていますが、愛情を感じるようなアプリはほとんどありません。 ところがnanaの場合は、愛情をもって使ってくれるユーザーが多いんですよね。みんな、nanaをただのアプリというよりも、自分にとってとても大切な存在だと考えてくれているように感じます。

こんな風にサービスとユーザーのコミュニケーションが一方通行ではないというところがnanaの強みだと思っています。そして、nanaは小学生から大人まで、場所や時間の制約を受けることなく、それぞれが思い思いに音楽を楽しむことができるアプリです。年齢だけでなく環境も異なる人たちが「音楽」で繋がることができるのは、とても素敵なことですよね。

-ユーザー同士の交流だけでなく、スタッフとユーザーの交流の場もありますか。

イベントを開催する際にはユーザーを招待することが多く、直接接点を持つこともありますよ。そして、イベントでユーザーの方から、「企画を立ててくれて本当にありがとう」と感謝してもらえることも多いです。運営会社にとっても直接ユーザーの生の声を聞くことができることは珍しいと思うし、そこもnanaの強みですね。

企画営業のミッションは、「nana」の存在をより多くの人に認知してもらうための仕掛け作りをすること。

-nanaに入社してからはどのようなお仕事をされていますか。

私は企画営業を担当していて、ミッションはお声がけいただいたクライアントと会って、サービスの説明と企画の提案をすることです。 外に出てひたすら営業をしていた前職とは違い、nanaのサービスに魅力を感じたクライアントからお声掛けいただく機会が多いことにまず驚きました。nanaに入社してからは、営業職の仕事に対する意識もガラリと変わったし、視野がグッと広がりましたね。

-仕事をしていてやりがいを感じたエピソードを教えてください。

この2年でいろいろなお仕事に携わってきましたが、一番印象的なのはTV番組のタイアップとGReeeeNさんとのコラボ企画ですね。

以前、タイアップ企画で、バカリズムさんが司会を務める『アイキャラ』という深夜番組をやったことがありました。その企画はバカリズムさんの妄想から生まれた二次元キャラクターの声優をnanaユーザーの中から募集するというものだったんですが、応募総数3000人以上という盛り上がりを見せ、声優志望の当時15歳だった女の子が選ばれました。

番組は好評で視聴率も高かったので続編の放送が決定。そして、番組で生まれたキャラクターと声優に選ばれた女の子も続投が決まりました。さらに、番組が主催したイベントでは彼女が舞台で歌を歌える機会もあったんです。その姿を見ていて、自分たちが提案した企画がユーザーの人生を変えた瞬間に立ち会えたことの喜びを実感しました。

また、GReeeeNとのコラボは、ユーザーがオープニングアクトとしてライブステージに立つ企画でしたが、2000人の前に立つのは、それだけでもかなり緊張するはずなのに、たった1回のリハーサルで堂々と本番を乗り切ったユーザーの姿をみたときは、グッとくるものがありましたね。この仕事をやっていて本当によかったと思いました。

-ユーザーだけでなく企画によって、いろいろな方とお仕事をされるんですね。

TV・ラジオ局やレコード会社、映画配給会社、そして楽器店や音楽専門学校など、音楽に関わるあらゆるクライアントさんとお仕事をしていますね。最近は社内の体制も整ってきたので、利益を上げられるような企画を走らせることもできるようになってきました。今は5月以降に発表を予定している企画も含め、7,8企画を進行させています。

-7.8企画!? それは大変ですね!

数だけ聞くと大変そうに感じられるかもしれませんが、全く苦ではないんですよ! …あ、社長に言わされているわけではないですよ(笑)。 とにかく前職とは仕事に対する価値観が大きく違うんです。今は仕事がとても楽しくて、「仕事ってこんなに楽しい気持ちでできるんだ」と、自分がこれほど仕事にのめり込むことがあるとは思っていませんでしたね。

そして、仕事が楽しいと、プライベートも充実しますよね。nanaに入社してからは気持ちにゆとりができたので、帰宅後に毎日ピアノを弾いています。休みの日には大学時代の友人と会場を借りて演奏会を開くこともあって、ユーザーのみなさんと同じように音楽を楽しむ日々を送っています。

-最後に、今後チャレンジしたいことや意気込みを聞かせてください!

nanaをもっとたくさんの人に知ってもらうために、大きな会社とのタイアップ企画を積極的に提案していきたいですね。先日発表した映画「SING」とのタイアップ企画「歌うまオーディション」は、映画の配給会社と取り組みができたという実績にもなったし、全国にnanaユーザーのクオリティの高さを知ってもらえたとても意味のあるタイアップになったと思います。

また、まだ表にはでていないけれど、才能を秘めた原石のようなユーザーがnanaにはまだたくさんいると思うんです。だから、nanaを音楽業界の新人発掘プラットフォームとしても機能させていきたいですね。仲間を見つけてライブするだけでなく、アーティストや声優としてデビューすることもできる。nanaを気軽に使うことで、もっと多くの人にそれぞれの夢を叶えてもらいたいです!

-亀山さん、ありがとうございました!

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