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外資系戦略コンサル出身の元コンサルタントが語る、マイスターエンジニアリングでコンサル会社よりも、事業をドライブする力が身につく理由

大きな社会課題となっている日本の公共インフラ。老朽化が進み、早急な検査とメンテナンスが求められているものの、それを実行するための優れた技術者が足りていません。

日本ナンバーワンの技術者集団を目指し、優れた技術者を派遣するのが私達マイスターエンジニアリング。巨大な社会課題に立ち向かうため、2020年には株式をTOBにより非公開、第二創業期として新たなスタートを切りました。技術者はもちろん、ビジネス全般の舵を切れる優秀な人材を集めて組織の強化に努めています。

今回話を聞いたのは、昨年ジョインした経営企画部の上野。外資でコンサルタントとして実績と経験を積んだ上野は、マイスターエンジニアリングのビジョンに共感してジョインしました。一貫して「社会に大きなインパクトを与える仕事をしたい」という思いでキャリアを築いてきた、上野の仕事観をお届けします。


「事業をドライブする力がほしい」石油業界からコンサルティング業界に飛び込む

―まずは、マイスターエンジニアリングに入社するまでの経緯について教えて下さい。

私は機械工学科の大学院を卒業した後、大手石油会社に就職しました。社会に大きな影響を与える仕事がしたいという思いで就活をしており、私達の生活を支える石油業界に行き着いたのです。プラントエンジニアとして石油精製プラントの維持・運営を行っていました。

3年も働いていると仕事も一通り覚え、自分の将来について考えるように。当時は経験が少なかったこともあり、プラントエンジニアのキャリアは経験を積んでシニアエンジニアになる道しか見えませんでした。もっと企業経営や事業をドライブするスキルを磨きたいと思った私は、転職を考えるように。どんな仕事なら自分の望むスキルが手に入れられるか考え、転職したのは入社から丸4年が過ぎた時のことでした。

―結局、どのような仕事に就いたのですか。

アーサー・D・リトルというコンサルティング会社です。知り合いやエージェントに自分の希望を伝えたら、コンサルタントの仕事を勧められました。実は転職活動を始めるまではコンサル業界について何も知らず、むしろ胡散臭いとまで思っていましたね(笑)。

しかし、調べていくうちに私がやりたい仕事に近づけるのでは、と思うようになったのです。

決め手となったのは、採用セミナーで聞いた次の言葉。

「私達は、社会全体に影響を与える伴走者でありたいと思っています。個社だけではなく、社会産業全般や様々な企業に影響を与えられる存在です。」

それまで一つの会社で経験を積むしかイメージのなかった私ですが、コンサルティング会社ならレバレッジを効かせていろいろな経験を積めると思いまして。当時は周りに反対もされましたが、面白そうだと思いコンサル業界に足を踏み入れることにしました。


「コンサルのスキルを使って自分で事業をドライブしたい」実戦の場として選んだマイスターエンジニアリング

―コンサルタント時代の仕事内容について教えて下さい。

私がいたアーサー・D・リトルは戦略系のコンサルティング会社で、製造業のクライアントを中心に、優先度の高い経営課題を解決するのが仕事です。成長を望むクライアントに対しては、成長戦略や具体的実行プランを提示し、危機に瀕するクライアントに対しては、企業再生のプロジェクトとして、抜本的な構造改革やコスト削減の支援などを行います。

―コンサルタントの仕事は未経験だと思いますが、どのようにスキルを磨いていったのですか。

アナリストとして価値を出すために、最初の半年はひたすらハードスキルを磨きました。エクセルとパワポを使いながら、調査や分析、資料作成をする毎日です。コンサルタントとして本質的なスキルを磨くことができたのは、その後からです。様々なプロジェクトを経験しながら、日々必死に勉強していきましたね。

コンサルタント時代に身についたと思うスキルを大きく2つあります。一つは問題解決のための方法論。もう一つが物事を抽象化して全体像を俯瞰しながら再整理し、具体的施策に落とし込むスキル。

どちらかという後者のスキルが身についた時に、よりクライアントに対して価値を届けられるようになったと思います。それらを身につけるには近道はなくて、必死にしがみついている間に自然と磨かれていきました

―苦労してまでスキルを身につけたにも関わらず、次の転職を考えたきっかけを聞かせてください。

おこがましいかもしれませんが、ある程度自分の中でコンサルタントとしての’仕事の型’ができたからです。今度は実践の場で、自分で事業をドライブしたくなったのです。ちょうどそのタイミングで、転職サイトを通じてマイスターエンジニアリングから声をかけてもらいました。

代表の平野と取締役の小田の話を聞いているうちに、目指しているビジョンに共感するように。半年ほど悩んだ末に、転職を決断しました。


経営に必要なことはなんでもやる。経営企画の具体的な仕事とは

―マイスターエンジニアリングにジョインしてからの仕事について教えて下さい。

今は入社して約半年というところですが、経営企画部兼メカトロ事業部の事業企画室長をさせてもらいっています。主な役割は2つ。一つは、事業部の成長戦略の策定から、実行におけるディレクター的な役割を担っています。

もう一つは、事業部内の各部門だけでは解決できない種々の課題を解決する、個別プロジェクトのプロマネ的な仕事。経営管理から人材採用・教育まで、経営に必要なことは領域を決めずに本当に何でもやります。

―成長戦略の策定はコンサルタントの仕事と似ていると思いますが、プロマネのスキルはどうやって身につけたのでしょう。

プロマネに関しても、コンサルタント時代で身につけた考え方が活きています。プロマネで重要なのは、ゴールに向けてそれぞれの関係者のバランスを取りながら推進すること。私のような新参ものがいきなり’あるべき論’を振りかざしても何も進みません。

そこで活きたのが「相手が真に求めているものを理解して、提供する」というコンサルタントにとっては当たり前の考え方です。ゴールに向けて最短距離で進めることも重要ですが、一方で各関係者が真に求めることを把握しながらバランスを取って進めるほうが、結局のところ早く、強く推進できることが多いのです。先ほど、コンサルタント時代に身についたスキルの一つとしてお話した、“物事を抽象化して全体像を俯瞰しながら再整理し、具体的施策に落とし込むスキル”の応用ともいえるでしょうか。

―逆にコンサルタントの仕事と違うと思うところはどんなところですか。

自分で前線に立たないと、賛同してくれません。方向性だけ作ってくれる伴走者には何の価値もありません。そのため、今は自分で営業方針を立てたら自分で営業に行きますし、お客様から直接ヒアリングします。そこまでしないと、事業会社では認めらません。

入社してから約半年経ちますが、今のテーマは「伴走者からの脱却」ですね。


学びも実践もできる。事業をドライブするためのスキルが身につく環境

―今回、上野さんのような経営企画部・企画系の人材を求めていますが、コンサル会社の出身者でなくとも先程のようなスキルは身につくものですか。

今回求めている人材は、言ってしまえばポテンシャル重視です。最初から経験やスキルを持っている必要はありません。スキルに関しては、私を含め経営陣がサポートしながら身につけてもらうので心配ないと思います。

社長の平野、取締役の小田はマッキンゼー出身、管理本部長の古今はカーニー出身で、マネジメント層はいわば問題解決のプロフェッショナル。経営の最前線で問題解決をしてきた経営陣がディスカッションパートナーとなり、実のあるトレーニングが積めるでしょう。私がコンサルタント時代に身につけたと思う2つのスキルのうち、問題解決のための方法論は多少世の中にある書籍で入り口にさえ立っておけば、大事なものは繰り返しディスカッションの中で出てくることになるので、実践的な形で自然に使えるようになると思います。また、物事を抽象化して全体像を俯瞰しながら整理し、施策に落とし込むスキルについては、先に触れた通り、むしろ実践的な場で、元々の目的を見失わないようにしながら、人を動かすために必要なのは何か、日々実際に起こった結果に直面しながらあの手この手を、彼らと相談しながら進めていく方が、身につくと感じています。

私達のようなレガシーな業界で、これだけのトレーニングを受けられる環境は他にないと自信を持って言えます。

―上野さんのようにコンサル会社でスキルを磨きたいと思う方もいると思いますが、それよりもマイスターエンジニアリングをおすすめするポイントがあれば教えて下さい。

コンサルタントになったからといって、必ずしも事業をドライブできるスキルが身につくわけではありません。努力によってスキルを身につけやすい環境があるだけです。つまり、トレーニングできる環境さえあれば、どこでもスキルは身につけられるんですね。

そして、それは当社も同じです。むしろ、伴走者ではなく実戦で働きながらスキルを磨けるので、コンサルティング会社よりも恵まれた環境だと言えるでしょう。

コンサルティング会社に行きたい人の半分は、将来事業会社で身を立てたい方だと思いますが、マイスターエンジニアリングならそのスキルを磨く環境も、実践できる環境も両方あります。成長意欲の高い方にとって、当社ほど恵まれた環境はそうないのではないでしょうか。

いつか自分で事業をドライブしたいと思っている方は、ぜひ一度話をしてみましょう。

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