吉永 辰哉　Tatsuya Yoshinaga

データサイエンティスト

法政大学文学部心理学科を卒業後、ソフトウェア開発企業にて4年間提案営業に従事。本質的な課題解決手法の提案をしたいという思いから、データサイエンティストへ転身。2021年マイネットへ参画。現在はデータサイエンス推進グループのグループ長として、マイネットのデータドリブンを牽引している。

データサイエンティストとして本質的な価値を提供したい

これまでの経歴を教えてください。

大学卒業後はマザーズ上場のソフトウェア開発会社に営業として就職し、法人向けのソフトウェアの直販営業を担当しました。その後、企業課題に対して幅広く課題解決の提案をしたいという思いから、データサイエンスを一から学び始め、データサイエンティストへと転身しました。そこからは学生時代に学んだ統計学と、営業で培った提案力や顧客折衝スキルを活かしながら、データ分析とコンサルティングを掛け合わせたデータサイエンティストとして第一線を走ってきました。

現在はデータサイエンス推進グループのグループ長として、マイネットのデータドリブンに携わっています。

社会人になってからデータサイエンスを学ばれたのですね！
そんな吉永さんが、マイネットに入社した理由は何でしょうか？

マイネットに入社した理由は「事業会社の中で成果まで意識したデータ分析をしたい」という思いを実現できることと、自分の強みである「他社に向けた提案や分析業務」のどちらにも携われることです。

外注型のデータ分析案件ではアルゴリズムやレポートを納品して終わりになることが多く、その後の結果まで携われないことがありますが、データサイエンティストは分析後の事業成長に貢献してこそ価値があると考えています。現在はマイネット事業の分析を担当することで、実際に事業に寄り添ったデータサイエンスを進めることができており、同時にmynet.aiというグループ会社を通じて、外部の企業様のデータ活用支援も担当することができ、とても充実しています。

マイネットではデータの取得と分析に重きを置いて経営や事業を運営する「データドリブン」を大事にしています。この取り組みを通じて蓄積されたナレッジやノウハウを社会のさまざまな企業に対して提供し、課題解決を実現するのが「DXソリューション事業」です。つまり社内外ともにデータサイエンスを提供できる環境となっているので、幅広く活躍できるデータサイエンティストとして成長したい人には最適な環境であると思います。

私自身もなりたいデータサイエンティスト像を目指してやりがいを感じながら過ごしていますし、特に自分のスキルが会社に求められていることと非常にマッチしているので活躍している実感を強く持てています。

高度な分析までできるデータ環境

データサイエンティストから見たマイネットの特徴を教えてください。

ゲームサービス事業では全ての行動がデジタル空間で行われる特性から、データを細かくキレイに取得することができます。そのため良質なデータで分析ができるので、統計解析や機械学習を活用した分析まで幅を広げやすく、データサイエンティストとしてスキルアップしやすい環境になっています。

また、成果を意識したデータサイエンスを求められる環境でメンバーもスキルアップしていくので、より実践的なデータサイエンス組織になっていると思いますね。

社風としても、マイネットには年齢ではなく行動や発言・実績が評価される文化があることが良いところです。若手抜擢組織なので適切なロジックの元、それを実行しようという気持ちがあればチャレンジさせてくれる風土もあります。そんな中でデータを積極的に活用する文化があることも大きな魅力です。

チームを信頼し、共に大きな成果を追求する

今後のご自身の展望を教えてください。

まず、マネージャーでありながらも自分自身がデータサイエンティストとしてレベルアップしていくこと。様々な技術を身に着けることもそうですが、しっかりとビジネス接続を意識し、事業の成長に貢献できるデータサイエンティストになるのが第一の目標です。

二つ目は、自分独自のキャリアを形成することです。営業経験があることを強みに、営業×データサイエンスのスキルを組み合わせて、一般的なデータサイエンティストの定義よりも活動の範囲を広げたいと考えています。

ビジネスサイドとデータサイエンティストの間に立ち橋渡しをするビジネストランスレーターと呼ばれる役割や、データ活用の具体案を各事業に提案できる存在として実績を増やしていくことを目指しています。

外部役務提供の観点では、商談での提案活動やコンサルティング、研修講師、プロジェクトマネジメントなど、分析やアルゴリズム実装以外の役割も兼務していますので、これらの経験値をさらに積んでいきたいと考えています。

とにかく幅広く活躍できるデータサイエンティストになることが直近の目標ですね。

また、マネージャーとして「チームで成果を上げる」ことを意識しています。何でも自分が出来る範囲でやろうとするのではなく、メンバーの協力を得て、信頼して仕事を任せながら、より大きな成果を狙いにいきたいです。

また、メンバーのキャリア形成を特に重要視していて、市場価値の高いデータサイエンティストが育つ環境と成長機会を提供することも自分のミッションの一つだと思っています。

本日はありがとうございました！